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山の辺の道 奈良県天理市から桜井市

 今回の旅は、古事記・日本書紀にも出てくる、神話の里を歩く、山の辺の道ウォーキングです。

 少し、頑張って、加古川のまちを7時に出発し、第二神明、阪神高速神戸線、環状線、松原線を通って、西名阪自動車道天理インターまで、約2時間のドライブで、石上神宮(いそのかみ)の駐車場に着きました。

 石上(いそのかみ)神宮が、「山の辺の道ウォーキング」のスタートです。

■ワンポイントアドバイス:車を石上神宮の駐車場に止めて、先に、JRの三輪駅まで移動し、桜井の方から歩き始める方が、時間のロスが少い、気がします。
■満足度:☆☆☆☆☆
 石上(いそのかみ)神宮は、神武天皇が宮中に神剣を祭ったのが始まりといわれています。

 その後、崇神天皇のとき、今の場所に移されたという日本最古の神社です。

 楼門をくぐると正面に桧皮葺の拝殿が建っています。平安中期に宮中の神嘉殿を移築したとのことですが、屋根の感じからは、お寺の本堂をイメージします。

 物部氏の信仰があつかった神社だそうですが、境内には、天の岩戸伝説にちなんで、鶏が放し飼いにしてあります。
 石上神宮楼門の南側の高台には、摂津の出雲武雄神社があります。

 うっそうとした感じは、まさに神話の世界の旅の始まりにふさわしいです。

 出雲武雄神社の東側に東海自然歩道、山の辺の道桜井方面の表示があり、この案内表示を頼りに出発しました。
 東海自然歩道の表示どおりに進んで、石上神宮の神護寺として栄えた永久寺跡やのどかな柿畑、天理市街の眺めを楽しみながら、夜都岐(やとぎ)神社まで、一気です。

 少し、アップダウンはありますが、緩やかなコースです。

 こじんまりとした境内に、藁葺きの拝殿がいかにもよく似合っています。
 夜都岐神社を後にして、竹之内環濠集落や萱生(かよう)環濠集落をぬけて、長岳寺(ちょうがくじ)に着いたのは、11時過ぎでした。

 このお寺は、天長元年(西暦824年)に弘法大師が開いたといわれるもので、参道は、つつじがいっぱいで、花の寺でもあります。
 本尊の阿弥陀三尊像は、鎌倉時代以降一般的になる、玉眼(水晶などをはめ込んだ目)を使った日本最古の仏像だそうです。

 ちょうど団体旅行の一行と一緒になり、住職から、詳しい説明を聞くことが出来ました。

 ガイドブックでは、このコースには食事が出来るところが少ないので、お弁当を持参するか、ここ長岳寺で名物の山の辺そうめんを食べればよいとのことで、楽しみにしてきましたが、残念ながら、シーズンオフだからでしょうか、やっていませんでした。

 そんな訳で、近くに見えた「トレイルセンター」に入って、食事の出来るところを尋ねてみますと、柿の葉寿司のお店かコンビにしかないとのことです。
 名物の柿の葉寿司もおつな物と、コースを外れて買い求め、再び、山の辺の道へ戻ります。

 崇神天皇陵から景行天皇陵へと神々の時代に思いを馳せながら歩きました。

 ちょうど、景行天皇陵が見渡せる、ここ高台の公園で柿の葉寿司の昼食をとりました。

 そうそう、景行天皇といえば、そのお妃が、播磨稲日大郎姫(はりまのいなひのおおいらつめ)で、その墓が、加古川の日岡御陵とされています。
 しばらく進むと、景行天皇の「纒向・日代(まきむく・ひしろ)宮跡」(天皇の宮があったと伝えられる所)がありました。

 景行天皇と播磨稲日大郎姫のお話は、「加古川ファン」に、詳しく掲載されています。

 説明版には、加古川という地名こそ出ていませんが、播磨稲日大郎姫の名前やヤマトタケルノミコトの名前が見えます。

 加古川からは、高速道路を通っても、約110kmの距離があります。大和と加古川のかかわりは、もちろん、古代のロマン壮大さを実感しました。
 その後、桧原(ひばら)神社、過ぎて、ここ玄賓庵(げんぴんあん)へ到着です。平安時代、玄賓僧都が隠居したという庵です。

 不動明王を祭っています。庭が綺麗に手入れされているのが印象的でした。
 ほぼコースの終着点は、大神(おおみわ)神社です。三輪山をご神体とするので、本殿はありません。

 画像は、徳川家綱が寄進した拝殿で、その奥に三輪鳥居があります。古来、お酒の神としても信仰されているそうで、参拝者が多いのに驚きました。

 この後、金屋の石仏を見てJRの三輪駅に午後3時過ぎに着きましたが、なんと、この日は、鉄道点検の為、4時23分まで列車が運休です。

 1時間以上何もしないで待つのも、辛いものがあり、再び、天理に向かって歩き始め、次の巻向(まきむく)駅から電車に乗りました。おかげで、加古川着が午後8時前でした。

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