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柳生街道 奈良市柳生町から春日野町まで

 今回の旅は、かって剣豪たちが歩いた道です。柳生から、円成寺までは、柳生街道を、その後、滝坂道を春日大社まで、ひたすら歩き続けます。いつものおじさんとおばさんたちが、豊かな自然と石窟仏、それに、懐かしい峠の茶屋の風情などを、楽しみながら、心地よい、汗を流しました。


■ワンポイントアドバイス:ガイドブックでは一般コースですが、結構厳しいです。グループで計画すれば、・・・!
■満足度:
☆☆☆☆
 まず、近鉄奈良駅から、9時過ぎのバスに乗って、柳生まで行き、10時過ぎから歩き始めました。

 この柳生の里の家老屋敷が、今回のウォーキングの出発点です。

 家老小山田主玲は、大阪堂島の米相場で、巨利を得て藩の財政を救った人物として有名だそうで、見事な石組みと白壁の土塀が残っています。
 家老屋敷を過ぎると、一路、東海道自然道へ出ます。

 起伏の激しい道を喘ぎながら進んで行きますと、先ず、目に付いたのが、この疱瘡(ほうそう)地蔵です。

 今川の岸にある摩崖仏で、見つかった当初、顔の部分がなくなっていて、疱瘡にかかったように見えたので、そう呼ばれたそうです。
 一息ついて、これから、少しは楽になるのかなと思ったものの、予想に反し、さらに、急な坂が続き、途中からは、拾った小枝を杖代わりにしながら、進軍です。

 道のあちこちに、きれいな山野草も見られましたが、シャッターを押す元気もなく、やっとたどり着いたのが、この南明寺です。
 そういえば、奈良駅から柳生までの間で、バスが、二度ばかり、急な峠越えに、喘いでいたことを思い出しました。

 私一人、寡黙になって、ひたすら、昼食場所のを目指します。途中、ステキな棚田や夜支布(やぎゅう)山口神社などを見ながら、予定より、1時遅れで、円成寺に到着しました。
 ここで、今日の全行程の3/7を歩いたことになりましたが、気分的には、全エネルギーの3/2以上を使い果たした感じです。

 それでも、茶店「里」で、食事をはじめると、さわやかな風とおいしい田楽に癒されて、めきめきと元気が戻ってきます。

 茶店から見た、円成寺の山門(重文)は、すばらしい眺めです。
 おいしい食事と、しばしの休息で、元気を取り戻し、一路、最終目的地の春日大社を目指して、出発です。

 その後も、結構な坂に悩まされながらも、茶畑があったり、まわりの景色の変化で、足取りは、いくらか快調です。

 このあたりは、大和茶の産地だそうで、道端でも、即売しています。
 そうこうするうちに、2回目の休息場所の峠茶屋に到着です。

 店内には、かつて、武芸者が代金の変わりに置いていったという鉄扇や槍が並べてあります。

 季節限定のわらびもちを食べながら、一服です。
 峠を越えると、いよいよ、今回の旅のハイライト、滝坂の道です。

 はじめに目に入ったのが、この穴仏ですが、傷みが激しく、周りは、囲いがしてあります。

 修復の計画があるようですが、なかなか大変な気がします。
 次に目に入ったのは、この首切り地蔵です。

 剣客、荒木又右衛門が試し切りをしたという伝説があるそうですよ。
 渓流に沿って石畳の道が続く、この滝坂の道は、実際歩くとなると、難儀で、余計に疲れが増す感じです。

 そんな中で、突然現れたこの朝日観音です。本当は、弥勒菩薩で、左右が、地蔵菩薩だそうですが、朝日に映えるので、この名前がついたそうです。
 夕日菩薩や寝仏を見ながら、石畳を下っていくと、今度は、予定より、早く、春日大社に着けました。

 しかし、ここまでくると、足のほうは、ただ、右と左を前に放り出しているだけという状態です。

 正直歩いているとは言わず、引きずっているというほうが正解でしょう。周りは、春日大社の石灯篭です。
 最後の目的地の藤棚です。特に、香りがすばらしかったです。

 正味6時間半の15kmとも21kmともいう今回のコースは、私には、体力の限界への挑戦で、結果は、Y家が一番、I家が二番、我が家が最低ということでした。

 34,000歩の心地よい疲れ後、夕食は、春日ホテルで豪華にやりました。

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