サイモン&ガーファンクル/明日に架ける橋


このページの最終更新日 2006年3月8日







  私が自分で買った最初のLPそれが
サイモン&ガーファンクル 明日に架ける橋
中学2年生の頃だった
実はS&Gはシングル盤の「コンドル飛んで行く」を先に買ったのだが・・・
SONX 60135 これが1970年発売の国内初版 アルバム
NHKテレビでその当時アメリカで制作されたTV番組
「アメリカの歌」という番組が放送されました。
番組内容はコンサートツアー追いながら
「明日に架ける橋」のプロモーション的番組だったような気がします。

土曜日のPM3時頃の放送だった記憶が有り
見逃した方が多かったのか再放送されました。
再放送はオープンテレコの5インチテープ?で録音したのです。
しかもマイク手でTVのSPに押し当てて
家族が声出すと睨んだりして・・(爆笑)

何故S&Gを聞き出したのか?
当時ラジオからは「コンドルは飛んで行く」が
毎日の様に流れていました。
そんなある日同級生の家に遊びに行った時に
偶然聴かせてもらったのが
S&Gのアルバム「ブックエンド」だったのです。
そこで聴く音楽は「コンドルは飛んで行く」とは違う何かを
この曲は感じさせてくれました。
それをきっかけにS&Gを集める事となったのです。

何故好きなのか??
先日山下啓二郎さんがラジオで
(曲を楽しむてぇ事は)
「メロディーラインと歌い手の声質を楽しむんだ」
(ロカビリィー全盛時には)
「歌う方だって歌の意味なんて分らないで歌ってたんだから」
そんな様なことを仰ってました。
S&Gやカーペンターズそしてビートルズets・・・
まさに私の聞き方が未だにこれなんだなぁー








  先日NHKハイビジョン放送で、
楽曲「明日に架ける橋」にスポットを当てた
「明日に架ける橋〜賛美歌になった愛の詩」が放送されました。
その番組内で「明日に架ける橋」のピアノ伴奏した
ラリー・ネクテル氏によると
「偶然に意図したものより良くなる事が有る
イントロを考えたのは自分で思わずそのまま
存在しなかった3番までひいてしまった。
間違って弾きつづける間ガーファンクルはハミングしていた。
サイモンは家に帰った後(3番の歌詞){銀の少女}書いた」

若き日のサイモンは古いゴスペルの曲
「オー・メアリー・ドンチュー・ウィープ」を聞き
明日に架ける橋のアイディアが沸いたそうです。
ゴスペルグループ「ザ・スワンシルバートーンズ」が歌う
「オー・メアリー・ドンチュー・ウィープ」を聞きヒントにしたのだそうだ
(若き日のサイモンはファンだったそうだ)
色々な音楽から影響を受けているが
中でもゴスペルからの影響が大きいのだそうだ

画像は1972年に発売された国内盤アルバム
SOPN17 quadra phonic 俗に云うSQ盤
当時流行りの4chレコードです。
だからどうだと言われると困るのだが・・・
我が家の様にスピーカーマトリックスで聞けば
それなりの効果が聴きとる事が出来る
ここまでの国内盤アルバムジャケットは
見開きジャケ、対訳付きの日本独自の装丁
更にはSQ盤ジャケットはメタリックが掛かったみたいな
独特な色合いになっています。
NHKが番組内でアメリカに持ち込んだLPは
日本から持ち込んだCBSソニー盤らしい
背表紙がオレンジで見開きジャケなんだもん???










  先の番組ではその後の「明日に架ける橋」についても伝えています。
南アフリカでこのS&Gの明日に架ける橋を色々な方に聞かせたら
曲目は知っていても「S&Gの明日に架ける橋ね」みたいな反応がなく
「アレサ・フランクリンの曲ね」てコメントには驚いたのですが
その背景を番組で聞くうちに
音楽の持つ力とその巡り合わせに
不思議な気がしました。

レコードに戻って
オリジナルLPはどうなのかと云うと
KCS9914 2目 360SOUNDレーベル
此れ以前にPC9914を手に入れて
こちらがオリジだと長い間思っていた。
ジャケットは国内盤のしっかりした作りからしたら
当然ながら少しチープな感じは否めません
音は流石オリジナルかと言うと???
「明日に架ける橋」自体は差が分かりにくいのか??
ベィビードライバーならば確かに聞き取れそうなんだが・・












  番組では 南アフリカではアパルトヘイト時代の1970年代中ばに
アレサ・フランクリンの歌うバージョンが
ポピュラーでどの家庭でも聞かれたそうな
アレンジがゴスペルタッチゆえに受け入れられたとの事
背景にアパルトヘイトが有った事も大きかった
この曲の歌詞も当然そこには大きな理由であろう
人種差別政策が廃止された今も協会で
賛美歌として歌われているとの事
ゴスペルから始まりゴスペルにたどり着いたそんな名曲
それがこの「明日に架ける橋」なんだ!!!

又その歌詞ゆえに
9.11同時多発テロの際には放送自粛になっていた
それにもかかわらずポール・サイモン自らが
犠牲者追悼のために歌ったことは
みなさんの記憶に新しい事と思います。
この歌には人々に訴え掛けるなにかが有る
そして私たち一人一人の心に残る何かが有るのだと思う

アルバムに戻るとUK盤はこれ!
全世界で発売以来発表これまでに
千百万枚のセールスを記録しているのだから
各国盤が存在してそれぞれにドラマがあるのだろうなぁ