千葉から四国へ 列島縦断7日間




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■ 1日目 自宅出発

無謀ともいえる千葉〜四国7日間のカブツーリング。ついに出発の日が来てしまった。半分ノリで決行を決めてしまったため、なんとか7日間走りきり、四国から出る東京行きフェリーに間に合えば・・・と、そんな事ばかり考えていた。出発前夜まで台風の通過で天気が荒れていたが、ちょうど出発日には天気は回復。ある程度ロングツーリングになると、台風などによる悪天候が1番心配である。特に、台風月(9月)は週替りで台風が通過するため、タイミングが悪ければ7日間では走りきれないだろう。出発は万が一の事を考え、前夜発とする。




これから出発、自宅前にて

集合は今回も八街駅。いつもカブツーリングはここ八街駅から出発しているお決まりの場所だ。途中給油を済ませ、ゆっくりと駅に向かったが、2人の姿は未だ確認取れず。多分、遅れているのだろう。2人とは、いつものメンバー奥氏と、新メンバーのタキ氏である。ちなみにタキ氏とは面識が無く、なんとなく、会ってみるまでは不安である。イイ奴なら最高の旅になるだろうけど、嫌な奴なら苦痛の7日間になりかねない。全く知らない奴と7日間も旅をする事自体、無謀といえば無謀かもしれない。20分ほど待ち、やっと2人到着。タキ氏とぎこちない挨拶を交わし、いよいよ四国へ向けての出発となる。


■ 房総を南下し、金谷港へ

さて、この日は翌日神奈川へ渡るため、いつもの東京湾フェリーを使う。そう、千葉側の港金谷が目的地である。夜間走行となるため、およそ3時間で金谷着と想定する。昼間よりも時間は掛からないだろう。八街からは国道409号線を南へ走る。が・・・なぜか北へ向かってしまい、出発早々のアクシデントとなる。前回まで参加していたデルタ氏に、全てのルーティングを任せていた為、自分も奥氏も先頭を走るのが何とも不安である。互いに「今回は、ルーティングがヤバい」という問題点が早くも露見してしまった。無事、国道409号を南へ向けて走り出し、国道126号へと進路を変える。やはり夜間だと道が空いてて走りやすい。ただ、予想よりも寒いのが気になる。県道66号から国道279へ走り、再び国道409号へ。久留里あたりからは、山間部を走る為、完全暗闇の中を走る事となる。房総の山間のエリアの特徴として、案外標識がお粗末であり、道を間違えやすい。やはり、道を間違えてしまい、反対方向へ進んでしまった。気が付いたら戸面原ダムなんていう知らないダムの近くを走っていた。実はこの時点で予定の3時間が過ぎてしまい、疲れもあってか、「ここで野宿しても良くないか?」と提案してみたが、タキ氏が強く否定。実はビビリ屋だったタキ氏。「怖い場所での野宿はやらない」という協定が奥氏との間に存在しているらしく、「初日からコレは無い!」と頑として言う事を聞かないのである。現在地から金谷港までは1時間以上は掛かる。明日の事も考え、ここでキャンプが理想的だが、我慢して金谷へ向かう事にした。来た道を戻り、国道127号へ。ここからは海沿いを進む。約1時間走り、やっと金谷港へ到着するが、明日1番のフェリー待ち客か?フェリーターミナル前は車両で混雑していた。さすがにテントを張るスペースも探し切れず、金谷の先にある「道の駅きょなん」へ場所を移し、やっとキャンプ地を探し当てた。さすがにヘトヘトである。仕事から帰り、用意を済ませ4時間カブを走らせたのである。疲れと眠気が一気に襲う。どうやら他の2人はテントに入ってスグに寝てしまったようだ。テントに入ったのは午前3時過ぎ。「明日は最低でも9時頃には起きよう」なんて言ったものの、誰一人起きないだろうな・・・なんて思いながら眠りにつく。



■ 1日目の朝

9時過ぎに起床。やっと起きたという感じである。さすがに夜中3時まで走った為、初日から疲れが出てしまった。道の駅のトイレで顔を洗い、そそくさと撤収作業に入る。この日は気持ちいい位の晴天である。昨晩と違い、暑い中の走行になりそうだ。半分くらい撤収作業が進んだところで、初参加のタキ氏が起きてきた。やっとタキ氏の顔をしっかりと見た気がする。昨晩は暗い中でしか見てなかったため、明るい場所で見ると「こんな顔してたんか」的な感じである。まぁ、向こうもそんな感じであろう。お互いぎこちなく「おはよう」と声を掛けあう。




道の駅きょなんでの朝


出発の準備が終わり、いよいよフェリーへ乗り込む為に金谷港へ向かう。この日の2本目くらいの便に乗ることが出来た。さすがにガラガラである。乗船はスムーズに終わり、無人の船室で出発を待つ。船の揺れが心地よく、寝不足気味の疲れた体を睡眠へと誘う。久里浜までは数十分というところであろう。これからの激走に備え、少しでも休む事に。うつらうつらしている間に、船はあっという間に久里浜へ到着である。




東京湾フェリーの船内



先に乗れて先に出れる


ついに久里浜上陸!






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