2年後の心境

                                                        

 2年前、私は中絶手術を受けました。命とは、人を信じるとは、身も心もボロボロになるまで悩みました。答えは出ませんでした。

 1年前には、死のうと思うことは無くなりました。でもまだ気持ちに余裕が無く、出口が見えない迷路に居るような気がしました。堕ちていくだけか?ある日突然割り切れるのか?と。そのままでは健康的に生きていけないと思いました。 そして住環境も、毎日する作業も、全て変えてみました。 多少は時間が癒してくれる、という誰かの言葉。 そのほうが毎日毎日同じ職場に行くより、時間の経過もあっという間なんじゃないかと思ったのです。

 私は遠くへ行きました。以前のように死のうとか考えませんでしたが、昔はやってみたいと思っても絶対しなかったような、ある種危険を伴う体験もしました。心のどこかで「今なら最悪の事態も納得できる」、と感じました。でも実際に恐怖を伴う体験をすれば、怖いと思うし安全でいたいと思う。色々な体験、イヤな思いもして、素晴らしい人、人格歪んでる人、ガキっぽい人、いろんな人と出会って、自分とは何か みつめなおしました。

 あの頃とは比べものにならないくらい、手術の前の精神状態に近づいて居ると思います。手術以前よりもこどもが好きになっていたり、そんな風に変わったことはあります。嫌な人に会わないことも変化への大きな要素だったと思います。

 但し不安要素はあります。彼、によく似た人影を、訪れていた遠く離れた土地で見かけた時、そんなところに奴は居るはずは無い、分かっていたし 元気に暮らしてた時期だったのに、涙が出て吐きそうにもなり、呼吸困難のようになり震えて立っていられなくなりました。 その体験から半年経つけれど、今はどうなんだろう?似た人をみたら、またそんな発作が起きるのだろうか? もう大丈夫なんだろうか? と正直怖いのです。 久々に帰宅し、触るのも嫌でそのまま放置していた因縁めいたモノを見つけ、凄く不愉快な気分になってどんどん捨てたりもした。触れるようになったのは進歩だろうか。忘れた頃に嫌なもの発見したらどんな気分だろう? それから、決定的に男性(幼児以外)不信になっていると感じます。根本的に信じられないというか馬鹿にしてるというかストレスになるというか親類縁者はおろか動物ですらNGなので、、今後の社会生活に悪影響がでるのではないか、という不安。解決策が見つかれば良いなと... 

 

                                                        

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