RENEE GEYER

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MOVING ALONG ('77)
  1. HEADING IN THE RIGHT DIRECTION
  2. BE THERE IN THE MORNING
  3. QUICKER THAN THE EYE
  4. TENDER HOOKS
  5. STARES ARE WHISPERS
  6. JUST TO MAKE LOVE TO YOU
  7. TOUCH
  8. MOVING ALONG
Prod. FRANK WILSON

Feat. NATHAN WATTS, ERNIE WATTS,
RAY PARKER JR., REGINALD BURKE,
STEPHEN BECKMEIER, HARRY BOOKER,
JERRY PETERS, GREGG POREE etc...





『MOVING ALONG』

(MUSHROOM / MUSH32300.2)

オーストラリアを探索するとなると、この姐さんを絶対に外す訳にはいかないだろう。 敬愛するハミッシュ・スチュアートが募ったワン・アンド・オンリーの ブルー・アイド・ソウル・ユニット、 イージー・ピーセズのメンバーとして初めてその存在を知った訳だが、 フリー・ソウル・ブーム全盛期の頃の彼女のアナログ は一部の輸入盤店で5ケタを超えて売られていた事もあり、常に気になる存在であった。

他のアルバムはディープでアーシーなR&Bスタイルの曲が目立つが、 今作はスウィートなメロウ・フローターという印象の曲が多く、 何枚か聴いた中でもこのアルバムが一番気に入っている。

<HEADING IN THE RIGHT DIRECTION>や <STARES ARE WHISPERS>、<JUST TO MAKE LOVE TO YOU> などはとても白人女性とは思えないグルーブ。 ラブリーなミディアム・フロウ、 典型的なスウィート・ソウル・ミュージックで、どれをとっても楽曲水準すこぶる高し。

自作のミディアム、<BE THERE IN THE MORNING>はスタイリッシュでセクスィー。 こういう華麗なソウル・ナンバーをサラリと歌い上げる実力たるは流石。

アーニー・ワッツのメロウなサックスをフィーチュアした<TOUCH>は、 スモーキー・ロビンソン&ミラクルズの<WOO BABY BABY>を思わせる クラシックスタイルの3連のスロー・バラードでこれまたGOO。

ラストを締めるタイトル曲のファンキー・チューン、 <MOVING ALONG>のミステリアスな雰囲気も濃密でいい感じ。

アリフ・マーディン制作のチャカ・カーンの1stアルバムや、 80年前後のアリスタ制作の一連の女性ブラコン物の様な雰囲気を醸し出す、 メロウでソウルフルな1枚。 (k1)


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