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![]() FAREWELL FAIRBANKS ('75) |
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Prod. BILL SCHNEE
Feat. LEE RITENOUR, DEAN PARKS, |
![]() YOU'RE THE ONE ('79) |
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Prod. MATTHEW McCAULEY & FRED MOLLIN
Feat. JAY GRAYDON, MIKE PORCARO, |
![]() SWITCH OF THE SEASONS ('85) |
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Prod. PANS & RANDY EDELMAN
Feat. MAGNUS PERSSON, |
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私がはじめてランディ・エデルマンを見たのは、四半世紀も昔に溯る。 当時の日本でアイドル的な存在であったオリビア・ニュートン・ジョン の76年の来日公演の前座として彼が同行した時であった。 5歳の頃からクラシック・ピアノの英才教育を受けていたというランディ のピアノのテクニックは素晴らしく、 グランド・ピアノ1本の弾き語りであったにもかかわらず、 まるで魔法使いの様にテクニカルなタッチで、 当時発売されたばかりの今作からのセレクション を朗々と唄い上げるピアノ・マンとしての姿に感激し、 本筋のオリビアの事も吹っ飛んでしまった程であった。 そんな彼が、オリビア以上に好きだったカーペンターズのアルバム に何曲も楽曲提供しているソングライターだと頭の中でリンク するのには、さほど時間を要しなかった。 エンジニアとして名を馳せる名匠、ビル・シュニーのプロデュースの元、 制作された珠玉のポップス集。 リー・リトナーや、ナイジェル・オルソン、ディーン・パークス、 アンドリュー・ゴールドに細君のジャッキー・デ・シャノン などが脇を固めている。 踊るようなピアノのメロディが魅惑的で溌剌とした <CONCRETE AND CRAY>は、前述の日本公演で唄われたナンバー。 クラシカルなしっとりとした響きの<THE UPTOWN, UPTEMPO WOMAN>も 日本公演で紹介された曲で、 クラシカルなピアノの調べがセンシティヴであまりにも美しすぎるバラード。 <YOU>はカーペンターズが取り上げた事で知られ、 <A WEEKEND IN NEW ENGLAND>はバリー・マニロウ がカヴァーし大ヒットした屈指の名バラード。 シンプルでストレート、 そして壊れそうな位に優しげで温かなメロディに心を打たれてしまう。 前作の『PRIME CUTS』も確かに素晴らしいのだが、 あちらはまだまだ垢抜けない部分もあり、 楽曲のトータル的な完成度では、迷う事なくこちらに軍配を上げたい。 その後のランディーはご多分に漏れず、 ジェイ・グレイドンやスティーブ・ルカサー、デヴィッド・ペイチ、 ジェフ・ポーカロ、マイケル・マクドナルドにトム・ケリー といった様なL.A.周辺のお馴染みのスタジオ・ミュージシャンをバックに、 『IF LOVE IS REAL』('77)や『YOU'RE THE ONE』('79) の様なAOR寄りの音を志向したアルバムを発表しているが、 彼の魅力はむしろ洗練され過ぎず、 ノスタルジックでほんのりとした懐かしさを伴った作風にこそ生きる様に思う。 ロンドンに渡って制作された『ON TIME』('82)に続き、 UKのELECSTARなるレーベルからリリースされた 『SWITCH OF THE SEASONS』('85)は限定盤なのか、ちょっとしたレア物。 その後は、70年代初期から手掛けていた映画音楽のスコア 専門のライターとして現在も活躍中ではあるが、15年以上も ヴォーカル物のソロ作を一切発表していないのは寂しい限りである。 またいつの日か初期の様に清々しくも甘酸っぱいポップス と流麗なピアノの弾き語りを聴かせて欲しいものである。(k1)
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