Berg−4チャンネル受信機のチャンネル増設

 

 「 新タイプ、旧タイプの比較 」

 待望のCastleCreations版Berg4が発売されました、

小さく・軽くなり、フェイルセーフが追加され機能的にも良くなりました。

 

大きさの比較(表と裏)

旧タイプは「9.5g」であるのに対し新タイプは「4.8g」、半分になっています、

これはケースの重みもあるのですが、基板自体も小さくなり軽くなっています。

 ざっと見た感じ、回路や部品構成は旧タイプを殆どそのまま引き継いでいます。

(多少の変更箇所はあります)

より小さい部品を用い、基板の実装密度を上げて小型化・軽量化しています。

基板の重量は旧タイプが「4.8g」、新タイプが「3.8g」でした。(アンテナ線・クリスタルを除く)

 右の写真の黒いのがICですが、上側の小さいほうが受信用で、下の大きい方がDSPと呼ばれ

ているデジタル信号処理をするもので、その実態はPICマイコン(PIC16F628A)です、

このICから各チャンネルの信号が出ています。 


「 チャンネルの増設 」

 旧タイプは7チャンネルまでデコードされて基板上に出力されていました。

旧タイプの改造はこちらに移動しました

「Berg-4*DSP "Micro Stamp" 受信機チャンネル増設改造」

 新タイプは8チャンネルまでデコードされています、

しかし、基板の密度が上がったため、以前のようなランドが用意されておらず、

間隔の狭いICピンから引き出すので、改造の難易度が上がってしまいました。

 

これがCh5〜Ch8の引き出し場所です。

ピン間が狭いのでヘタにハンダ付けすると隣のピンとつながってしまいそうですね

マスキングテープで周りを隠してやれば大丈夫かもしれません。

 

 とりあえず参考までにPICのピンの機能です(一部推測)

ピン番

信号、機能

 

ピン番

信号、機能

V-REF、検波信号のコンパレータ比較用

 

11

CH5 出力

信号処理◆コンパレータ出力(デジタル)

 

12

CH2 出力

LEDインジケータ点灯用出力

 

13

CH6 出力

未使用 (”L”固定)

 

14

CH7 出力

GND

 

15

+電源

GND

 

16

+電源

CH3 出力

 

17

CH8 出力

CH4 出力

 

18

未使用 (”L”固定)

CH1 出力

 

19

信号処理 検波信号入力(アナログ)

10

信号処理、パルス幅を数値化、入力

 

20

CH8出力(負論理)

 

Ch1〜4の出力はコネクターに直結ではなく、このような保護回路が入っています。

 (旧タイプBerg4にも同じものが入っていました)

増設改造においてもなるべく入れたほうが良いです。

 ・抵抗器はカーボンまたは金属皮膜でなるべく小型のものが良いでしょう

 ・コンデンサはセラミックを使用します


 「 増設改造の事例 1 」

 比較的配線を引き出しやすい チャンネル5を増設してみました。

 

 ピンヘッダを上のように3列で切り離し、クランク状に曲げます。

 コネクタと基板の隙間にクランクに曲げた部分を差込みます、ピンの太さ分横にずらしています。

クランクにせず切り落した1本は保持が弱くてコネクタを差し込むときに基板側に押し出されてしま

う為、少し下側にまげて基板のエッジに引っかかるようにします。

 差し込んだクランクを半田付けします、ピンの奥にあるため細いコテを使わないと難しいです。

黒いプラ部品を引っ張ってずらせば多少やり易くなります。

(抜き取ってしまうと半田が溶けたときに取れてしまうのでずらすだけにします)

 信号ラインをつなぎます、チャンネル5は角から出ているので比較的配線しやすい。

軽量仕上げを優先したため保護回路は省略しています。

 RCカーバッテリー用シュリンクチューブを被せました。

 

 「 増設改造の事例 2 」

 NFFCインドアでお世話になっているwadaさん(ナイトメアの設計・製造者)から改造の報告を

いただきました。

高度な加工技術をお持ちのwadaさんは専用基板を作り、8チャンネルフルに引き出してます。

引き出しの大変なICピン部分ですが、以下の様にされています。(引用文)

> 5mm四方ぐらいのちっちゃな基板で一時端子台をつくりPICの上へ瞬着で付けちゃいました。

> PICの各チャンネル(5、6、7、8ch)の足はマチバリと半田ごてで浮かしてバンザイ状態にし

> 一時端子台へ半田付けします。後は大きなランドからケーブルで各チャンネルへ配線して

> 出来あがりです。

この方法は結構つかえそうですね、端子台基板を作らなくても線の固定さえしっかりできれば

ブリッジの心配もありません。

wadaさんも保護回路は省略しています。

これがICの端子台基板です(3個)、厚さ0.5mmの両面カラエポ基板を”自家製のNCマシン”で

自動切削されてます。

普通ならエッチングするか、カッターで切り抜く所なんですが、最近は自家製NCで基板製作する

方が増えているそうです。(すぎょい!)

コネクターがささるピンをつける基板です。

これもNC加工です、厚さ1.6mmの片面ガラエポ基板より切削。

 

超小型軽量の8チャンネル受信機の誕生です!