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日の光がきらきらと夏めいて、うける風もここちよくなってきましたね。
本は読んでたんですが、いろいろ雑事にまぎれて更新が遅れています。
だいぶ前に読んだのもあるので、記憶をたどって紹介しますので、
少し説明不足でもご勘弁を・・・
ミステリ・・・「洞窟の骨」・・・アーロン・エルキンズ
白骨化した遺体を見て、推理を展開していく人類学者イデオン・オリヴァー、別名スケルトン探偵
の活躍を描く第9作目。彼の作品の醍醐味はまず骨によっていろいろなことがわかる事、たとえば
年齢、性別、大雑把だけれどその人が生きていた頃の生活習慣等など、驚くほどだ。前にほかの本で
読んだのだが、右利きの人は右の歯で噛むことが多く、長年右の歯でおもに噛んでいると鼻が右の頬
の筋肉にひっぱられて、中央よりほんの少し右にゆがむのだそうだ。ためしに、わたしも自分の顔を鏡
でみてみると、右利きのわたしはやはり少しだけ右に傾いていた。これを知ってから、しばらくの間テレビ
に写る女優さんの顔をみて笑ったものだ。「洞窟の骨」の事件も、遺体の生前の生活習慣や、歯が
重要な鍵をにぎる。歯って、骨ってわたしたちの一部なのよね〜。
時代劇・捕り物帖・・・「高瀬船の春」
「佐助の牡丹」
「横浜慕情」 以上「御宿かわせみ」シリーズ
「幽霊屋敷の女」 「隼新八」シリーズ・・・・・・・・・・・・平岩弓枝
2〜3年前になると思うが、沢田靖子主演で「御宿かわせみ」シリーズをテレビでやっていた。
最近の沢田靖子は、コミカルな演技が多いが、なんだか私に言わせると無理をしているように
みえた。(ちなみに、NHKの最近の主演ドラマは残念ながらみていません)この、ドラマのヒロイン
おるいさんは、沢田靖子にはまり役だと思う。元同心の娘で、十手をお上に返し宿屋を営んでいる。
侍の娘として、品があり芯が強くそして宿屋の主人らしい色気がある。彼女にはそういう役が
合っていると思う。時代小説の良さは、四季折々に醸し出される江戸情緒だろう。それに、作者の
女性らしいおいしそうな料理やお菓子が、宿屋を舞台にいろいろでてくる。こんな宿屋にとまって
みたいな。「隼新八」シリーズは、この「御宿・・」シリーズとはキャストは違うが、雰囲気は似ている。
ミステリ・・・「災いの小道」・・・キャロリン・G・ハート
現代版ミス・マープル、ヘンリー・Oの活躍。ミス・マープルはおばあさんらしい探偵だったが、
このヘンリー・Oは恋人に求婚されてたりする。驚くのは彼女が60はゆうに過ぎている事だ。
アガサがミス・マープルを書いた頃なら、考えられない所だ。ソーンダイク大学を舞台に
そこで、元新聞記者であり、いまはジャーナリズム学の教授をしている彼女が教え子の事件と
過去に起きた事件が錯綜するなかを、もと事件記者らしい観察眼で解決していく。
はたして、わたしが60になったとき、こんな元気あるだろうか?
コミック・・・「陰陽師」・・・岡野玲子・・原作・・夢枕獏
このところの安倍晴明ブーム火付け役のようなコミック。マンガだと思って、バカにできない。
かなりの読み応えがある。ゆっくり、じっくり読まないとなにがなにやらわからなくなる。
NHKのドラマ「陰陽師」は、だいぶ脚色されていて、ほとんど原作とは異なっている。
まあ、あれはあれでおもしろいんだけど・・・。