立正大学で学ぶ政治学


立正大学法学部では、どのように政治学を学ぶことができるでしょうか。
もちろん、法学と政治学はとても深く結びついた学問ですから、様々な法律を学ぶ
ことはそのまま政治学を学ぶことでもあります。

しかし、ちゃんと政治学だけを扱う講座も用意されています。
(ただし、コース別に決められたりしているので、注意して履修してください。
 それから、他の先生の科目については、私が勝手に書いているので、
 もしかしたら「おまえそれは違うぞ」と怒られるかも・・・先生方、ゴメンナサイ。
 そんなには間違っていないと思うけれど、正確な内容は、各担当の先生に
 直接尋ねるようにしてくださいね。)

まず、1年次には、教養的科目として、政治学が配当されています。
ただし、政治学は他の教養科目とも重なる部分を多く持っていますから、
選り好みしないで社会学や哲学など色々な分野の教科も学んでください。

1年次で政治学の入門的役割を果たすのが、政治思想史です。
政治学は、昔からたくさんの人が関わってきた学問で、それだけたくさんの議論の
蓄積があります。今私たちが当たり前に考えている民主主義、議会、選挙、国、
その他いろいろなことも、長い歴史の中でたくさんの人の努力の中で、少しずつ少しずつ
改良されてきたものなのです。
政治思想史では、そんな政治の考え方の歴史を扱います。
担当は、2003年度より中神由美子先生。
ジョン・ロックの研究で東京大学の博士号を持つ、新進気鋭の研究者です。

そして、2年次に配当されているのが、何を隠そう(隠しません)
私、早川誠が担当する政治学原論です。
この科目では、1年次配当の政治学系科目を踏まえながら、
より高度で複雑な、専門的な議論を勉強することを目的としています。
単に理論的な話だけではなく、日本政治や国際政治のトピックスも入れていく予定です。
「なんか、むずかしそうだな」と思いました?
心配することはありません。人類は様々な政治の歴史を経験してきました。
皆さんは、その歴史と経験を利用できるという点で、もう既に政治的にはエリートです。
それに、政治学は答えのない科目。もしかしたら、私よりも、みんなの方が良いアイデア
を持っているかもしれません。どんどん発言をして、注文も出して欲しいと思います。
このホームページの掲示板に遠慮せず書き込んでください。メールも歓迎です。
(注)2004年度、早川は在外研修期間となりました。
   この間、政治学原論講座は中田喜万先生が担当してくださいます。
   中田先生、よろしくお願いします!

もう一つ、政治学に密接な学問として行政学講座が設置されています。
行政学は、政治学の中では比較的最近になって発達してきた新しい分野で、
国家の拡大、官僚の役割の増大などに対応して、現代政治学の中心的な分野へと
成長してきています。
政治を学ぶには、理論と同時に、具体的な政治の活動、実践面の考察が欠かせません。
行政学は、政治の現場の緊張した雰囲気をも伝える魅力的な学問なのです。
担当は、山口道昭先生です。行政現場での実務経験もお持ちの先生なので、
講義では生の政治・行政の動きを実感できることでしょう。

それから、もっと専門的に政治学を学びたいという人。
2年から4年次にかけてゼミナールが用意されています。
大教室での授業と違って、大学のゼミは、心通う楽しいものです。
自分の興味にあわせて、是非とってみることをお勧めします。

他にも、政治学には、いろいろな国の政治を分析する「比較政治」とか、
歴史を学ぶ「政治史」とか、国家間の関係を学ぶ「国際政治」(2003年度より国際法文化コースで開講)とか、
いろいろな分野があります。
残念ながら、立正大学法学部では、これらの講座は開講されていません。
(2002年度入学以降の国際法文化コース所属学生は、2年次に新たに国際政治が開講されます)
でも、大学の勉強は、もともと本当は自分自身がするもの。
図書館や本、大学の友人や他大学の友人、サークルなども活用して、
積極的に勉強していってもらえるといいなと思っています。
そのためのお手伝い、そのための導火線に、立正大学の講座を十分に活用してくださいね。