タフツ大学講義日誌(2009年5月16日〜6月27日)

2009年6月30日
無事に帰国しました
 6月27日ボストン・ローガン空港発UA897便(午前9時20分)はワシントンDCのダレス国際空港に午前10時45分頃着、同日ダレス空港発UA803便(午後12時50分)は成田空港に翌日6月28日日曜日午後2時43分着と、順調なフライトでスケジュールより1時間ほど早く日本に到着しました。渡米中お世話になった皆様、また国内で私の不在中の仕事のバックアップをして頂いた皆様、どうもありがとうございまいした。
 803便では機内でマスクをしていたのは私を含めて5、6人程度だったでしょうか。幸い、帰国2日後の今も、体調には問題なく過ごすことができています。ただ思っていたよりも疲れがたまっていたらしく、時差ぼけは大したことがないのですが、昨日は一日ベッドで横になっていました。母国語でない言葉での仕事は、どうしても深いところに疲労が残ってしまいますね。
 今回の仕事のまとめとして、反省点を記しておきたいと思います。

・英語は、聞く・話すをもっと訓練しないと。特に、表現の種類を増やすこと(同じ事を複数の表現で異なる言い回しができるようにする)と、慌てずに自然に言葉を思い出すことができるようにすること。それから、発音の綺麗さも重要で、これは筋肉の訓練が必要だから、忙しくても通信講座などで補強すべき。
・アメリカでも事務としっかり渡り合えるように、システムの理解や人間関係の作り方を工夫する必要がある。結局人間対人間で仕事をしているのは日本でもアメリカでもかわりはないのだから、人間性や事務処理能力をしっかり磨いておくことは仕事をするうえで不可欠。特に、外部から入っていこうとする場合には「くさび」をどこに打つかを十分に注意しておかないと、なかなか物事が前に進まないということにもなりかねない。
・研究室で過ごす間、同僚の学生に対する接し方が色々と聞こえてきたが、基本的にはどのようにencourageするかが重要視されている。それは学問が不要と言うことではなくて、色々な方向からencourageするためには、どんな状況にも対応できるような広くて深い学識が必要であるということ。学生が「こういうことを勉強・研究したい」という時に、そのトピックを知らないようでは、指導どころかencourageもできない。その意味では、研究と学生指導は不可分のもの。
・学生は学生で忙しい。特に社会人などを教える場合には、先方の都合を考慮しつつフレキシブルに合わせる必要がある。ただ、フレキシブルにあわせるということと、準備をしないということは別。準備を事前にしっかりしておくからこそ、フレキシブルに対応する材料を持てる。実際、今回のセミナーでも、渡米前に作った資料がとても役に立った。
・英語での成果の発信について、もちろん先端分野での発信も必要なのだが、より広く啓蒙的な(あるいは歴史的な、時事的な)発信を行っていく事も決して不要ではない。実際、教える時に資料が足りなくて困ると言うことがあった。海外での日本研究のレベルの維持を、海外の研究者に任せてしまう必要はない。基礎的な資料提供や議論の流れの形成について、もっと気楽かつ積極的になってもいいかもしれない。

 ということで、今回のタフツ大学での仕事、その日誌も終了になります。良かったこと、悪かったこと、色々とありましたが、勉強にはなったかな。楽しかったか辛かったかと言えば、3対7くらいで辛かった感じですが、また数年たつと思い出の色は変わるかもしれません。まずは、日常の仕事にしっかりと復帰して、ペースを取り戻していきたいと思います。
                              2009年(平成21年)6月30日火曜日 完

2009年6月27日
日本に向かいます
 タフツ大学での全日程を終え、これからアパート(写真)を出て日本に向かいます。ボストンからワシントンDC乗継ぎで、成田まで14時間弱のフライト。飛行機の中では頑張ってマスクを着けていこうと思っています。
 今回のアメリカ滞在は、タフツ大学の友人たちの招きで実現したもので、良い経験を与えてくれた友人たちに感謝です。それから、学期中の渡米を認めていただいた立正大学の全学執行部と法学部の皆さん、そして何よりもゼミの学生たち。ゼミ生のみんな、本当にありがとう。帰ったら焼肉おごるね!(悪いんだけど、飲み物代だけ、自己負担にしてもらっていいかな・・・

2009年6月26日
仕事終了!
 今日、午前中にビデオ撮りがあって、これでようやくタフツ大学での業務が終了しました。ビデオというのは、先日のセミナーを見たこちらのスタッフが、「せっかくだから授業の目的とか感想とか、学生さんと二人でショートフィルムを作ったら?」と提案してくれたのです。二人でキャンパスを歩いているところを撮ったりとかで、学生と「映画を撮っているみたいだね」と爆笑していました。
 タフツ大学での最後の写真は、滞在中お世話になったPaige Hallです。キャンパスの中でも古い建物なんだそうですよ。では、研究室を片付けて、帰国準備に入ります!

2009年6月24日
インタビュー
 学生との発表も無事終わり、まだ授業日はもう一日残っていますが、今回の仕事の山場は越えた感じです。セミナーの部屋、Terrace Roomは写真のような感じでした。
 今日は空いた時間を使って、もう一つやっておきたかった、こちらのAdmissions Officeのassociate directorへのインタビューをしてきました。詳細は企業秘密なので書けないのですが、やはり日本がアメリカを参考にして導入したと考えている色々な入試制度には、たくさんの誤解があるように思います。
 帰国したら、立正大学の入試関係の職員や教員と情報共有したいと思っています。

2009年6月20日
スライド作り
 学生との共同発表は火曜日なので、レポートとの連携に注意しながら、パワーポイントのスライド(右の画像が表紙です)を作っています。Webだから学生さんの名前、伏せておきましたけど、載せたいかな?
 私は基本的にサポート役なので、報告時間も短めに、自分の主張をできるだけ出さないように、レポートの内容をクリアに浮かび上がらせるように、工夫しているつもりです。
 ただ英語だけはどうやってもこちらの方が格段に下手なので(笑)、ノートも作って、読み上げの練習もしないといけません。ボストン最後の週末も、勉強、勉強です。

2009年6月18日
図書館
 授業期間も、あと少しを残すだけとなりました。成果はまずまずというところで、男子学生が執筆中のレポートの内容が面白いらしく、こちらの学部長がセミナーを設定してくれて、私もサポートで発表します。で、今日その打ち合わせをしようと思ったら、ドタキャンで学生が来ない(^^;(←その後メールが入りました!)
 写真は、タフツのメインの図書館、Tisch Libraryの入り口です。昨年度は、開館時間延長や図書館政策への大学院生への参加促進等で、大学院生協議会から賞を受けたようです。それに、図書館の説明がpodcastで聞けたりして。こんなのもアメリカらしいですね。

2009年6月15日
リス(宣伝)
 立正大学はドメインもris.ac.jpなだけに、リスのキティちゃんストラップがあったりしますが、右の写真はタフツ構内で今日遭遇したリス君(さん?)です。きゅぅと♪
 ちなみに、今年から立正大学オープンキャンパスでは、リスをキャラクターにデザインしたグッズをプレゼント!6月14日ご来場の皆様はもうGetしましたか?
 まだの方は是非、夏のオープンキャンパスで模擬授業など体験した後、グッズをお持ち帰り下さい。日程はこちら。パンフはこちらです。(私は現在入試センター長なので、広報も仕事です!!!)

2009年6月12日
マイノリティの問題
 交通事故に遭った学生さんは、今日元気に顔を見せてくれました。数日間は体調が優れなかったみたいですが、とりあえずは良かった〜。
 さて、別の学生さんなのですが、「レポートで日本のマイノリティ(少数派)問題を扱いたい」とのこと。教科書に使っているAndrew Gordon編のPostwar Japan as Historyでは、F.K.UphamによるUnplaced Persons and Movements for Placeという章が比較的近いのですが(翻訳の章の名前は「社会的弱者の人権」で、被差別部落民、女性労働者、公害被害者が取り上げられています)、多少補充して文献紹介をする予定です。
 この問題は、私自身、2006年に福岡で開催された世界政治学会で多文化主義と熟議デモクラシーを絡めて少しだけ論じたことがあるのですが(要旨はこちら。ワードファイルが開きます。この時は主に民族問題を念頭においていました。)、英語資料の取り方がなかなか難しいんですよね。論旨もだけれど。
 うまく教えられるかやや自信はないのですが、先方も社会人の学生さんなので自分なりの見方もあるでしょうから、話し合いながらまとめていけるといいなと思っています。

2009年6月10日
ピクニック
 今日はタフツ大学学長主催の「ピクニック」があるよ、と同僚に教えられ、キャンパスの片隅にある学長公邸(?)前の庭に。何でも、毎年、全キャンパスでふるまうのだそうです。人がたくさん集まっていますね。(プライバシーがあるのでぼかしを入れています)
 私も、ハンバーガーとホットドッグ、たっぷりといただきました。美味しい〜。資金源は?と聞いたら、同僚は「わからないけど、Board of Trusteesからの寄付かなぁ」と言っていました。
 授業ですが、昨日、教えている学生から「交通事故に遭っちゃって」という連絡が。連絡してくれたから大丈夫とは思うのですが、大事ないといいのですけれど・・・。

2009年6月7日
ストリートとマスクと
 土日のお休みは、ビーコン・ストリート界隈を散策してきました。風情のある建物が並び、植え込みの花々がきれいです。
 インフルエンザのことがあるので、歩いている人たちはどうかと見てみると、マスクはいないですね。こちらでは、インフルエンザに罹った場合に周囲にうつさないようにマスクを着けます。なので、外出中のマスクは、「インフルエンザなのに何で出歩くんだ!」ということになるのかな。
 今回の日本の水際対策などは国際的に報道もされましたが、日本のイメージ、どう受け取られたのでしょうか。

2009年6月4日
American Bureaucracy
 アメリカに暮らすと良く経験することですが(たぶん、他の諸外国でも)、事務手続きが非常に不安定なことがあります。実は今日はそんな一日で、学生指導のために必要な資料へアクセスするのにIDが必要なのですが、その発行で四苦八苦。受け入れ側のDepartmentとSummer Sessionの事務局との間で見解が異なっていて、さらにInternational Centerまで気を遣ってくれたのか間に入り、一日中あれこれと書類作りをしていました。
 主に面倒を見てくれたのは受け入れDepartmentの事務担当の人だったのですが、途中でため息をついて苦笑交じりに言ったのが、"Welcome to American Bureaucracy!"(アメリカの官僚主義へようこそ!)というもの。もちろん、私がAmerican Democracyとの比較の授業をしているということを踏まえてのジョークなんでしょうね。
 アメリカは確かに民主主義の国というイメージがありますが、大規模な民主制国家で官僚制なしに政治運営を行うことは不可能です。そして、その官僚制ということに関しては、国家レベルでも、自治体レベルでも、あるいは企業の事務部門のレベルでも、アメリカの状況はお粗末、というのが(2004年の滞在時もそうでしたが)生活実感です。
 日本でも官僚の不正などが絶えないのは大きな問題なのですが、ごく狭く仕事の出来不出来に限っていうと、国レベルでも自治体レベルでも非常に有能な人材が多いということは、日本の政治を考える時に頭の片隅に置いておいてもいい事実なのかもしれませんね。

2009年6月2日
芝生とお花
 6月前半のボストンは、気温は10度台後半とやや涼しい日が多いのですが、空気が乾燥しているので、お日様が出ると気持ちよく過ごすことができます。
 晴れの日には、学内の売店で飲み物とマフィンを買い、キャンパスの芝生に座ってお昼ご飯にするのが、今の私のお気に入り。
 ちょうどキャンパスの緑もきれいで、各建物に寄り添うように植え込まれた色とりどりの花々が、教職員や学生の目を楽しませてくれています。
 右の写真にポインタを乗せるとお花の画像になります。

2009年6月1日
Vision Statement
 6月に入り、穏やかな晴天がボストンの空を覆っています。教えている学生とも、大分コミュニケーションが取れるようになってきました。学生が、私との会話を楽しいと思ってくれているといいのですが・・・。
 先月末の日記では、大学に対する寄付のことを書きましたが、これを逆から見ると、「日本の大学には寄付を呼び込めるような教育理念があるのか」ということになるでしょう。
 タフツの場合、教育理念というのでしょうか、Vision Statementというのがプロファイルページにあります。私の見る限りかなり抽象的なもので、その点では日本の大学の教育理念や「建学の精神」に具体性がないと批判される理由はないと思うのですが、面白いと思うのは"Fulfilling our vision of quality will mean choices. No university can do everything for everyone, and we will seek to do those things in which we can excel."(質の高さを求めるという私たちの理念を実現させるためには、取捨選択が必要になります。全ての人々のためにあらゆる事をすることができる、という大学などありません。したがって、私たちが得意とするところを追求していくのです。)という一節です。
 日本の大学の場合、大規模化・総合大学化することによって学生は集まりますが、かえって研究や教育の焦点が曖昧になるケースが見られます。これは大学だけの問題ではなく、大学のランクによってある種の社会的な階層化が生じていることの問題でもあります。寄付が集まらないという社会的状況の背景には、どんな人間を育てたいかという根本的な問題に大学も社会も正面から向き合っていないという、さらに大きな問題があるように私には思えます。

2009年5月29日
Jumbo
 もう一つ寄付の話。タフツ大学のマスコットは像の「ジャンボ」。これは、多額の寄付を行ったサーカス興行主バーナムと、彼から贈られた像のジャンボの剥製に基づくものです。
 タフツ大学のプロファイルページを見ると8500人の学生に対し3500人の教職員とあります。非常勤や短期の教職員等もあると思うので単純に比較できませんが、寄付や国家・自治体レベルでの教育政策の違いを考慮に入れない限り、日本の大学でこの学生対教職員比率の実現は不可能です。
 大学の大衆化が進む中、国民の選択として文化や教育にどこまでお金を使うのか、私達は良く考える必要があると思います。

2009年5月27日
Fund-raising
 昨夜は仕事の合間を縫って、「こういうのも出てみたら?」と誘われた、地元の学校の資金集めパーティーへ。学校の理事会(Board of Trustees)メンバーや多額寄付者へ感謝を込めてのカクテルパーティーの後は、近くのトリニティ教会でコンサート。チェンバロがとても綺麗に響きます。
 よく大学経営や経営理念ということが日本でも言われますが、そうした理念に共鳴して事業者・市民レベルで寄付を行うような文化がないと、日本の大学の実質的な変革は難しいかもしれませんね。タフツ大学の校地も、チャールズ・タフツの寄付によるものです。
 写真はトリニティ教会前での演奏風景です。

2009年5月25日
シラバスの考え方
 土日月とアメリカはメモリアル・デイの連休。この間を利用して、私は、授業内容の修正にあわせシラバスの書き直しをしていました。
 こちらのシラバスは、コースの目的から宿題、提出期限、本や論文のリストまで、7〜8ページにわたる詳細なものです。日本でもこうしたものを参考に、シラバスの改良が叫ばれているわけですね。
 ただ、日本で今議論されているような改革と少し違うな、と思う面もあります。シラバスの書き直しについてこちらの先生と議論した点の一つは、授業開始後の書き直しがどの範囲でどの程度まで認められるのか、ということでした。
 日本的な感覚だと、授業開始前に厳密なシラバスがあって、それにどれだけ沿って授業を展開できるか、が重視されます。だから授業評価アンケートでも「講義がシラバスに沿っていたか」というような項目があります。
 逆にこちらの先生が強調していたのは、「シラバスは学生のためにあるのだから、クラスに集まった学生の状況や希望に応じて変更が生じるのはむしろ望ましい」ということでした。そのため、初期段階では詳細なシラバスではなく、短いcourse descriptionのみでも問題はないとのこと。
 何をやるかあらかじめ提示することで学生への情報提供の正確さを目指す日本の考え方、情報提供の正確さよりも学生とのコミュニケーションの一手段とみなすタフツの考え方。もちろん、クラスが少人数でなければコミュニケーションの取りようがない、という問題もあります。また、学問分野や、大学による違いもあるでしょう。
 いずれにしても、法科大学院の混乱にも見られるように、国外からの制度導入の際には、基本的な考え方の違いまで含めて影響を考える必要があるのだろうと思います。

2009年5月22日
サマーセッション
 昨日は、市民教育に関心のある学生や、日独関係に興味のある学生など、色々な学生と話をしました。渡米前に出したシラバスを学生の関心にあわせて多少変更しつつ授業を進めることになりそうです。
 今回私が担当しているのは、サマーセッションという期間の中の授業で、学生の他に社会人も取れます。日本の夏期集中講義と公開講座の中間という感じでしょうか。
 今日の午後は、タフツ大学で熟議民主主義論の研究をしている先生と面会予定。私の文部科学省科学研究費のテーマとも関連しているので、楽しみです。
 写真はタフツから見たボストン中心部で、左のビル群がダウンタウン、右側がバックベイのエリアです。


2009年5月21日
授業開始日
 今日から授業開始です。今回はタフツ大学の先生と合同の授業ですが、私自身初めての経験なので、興味を持っている学生さんと事前に面談することになりました。
 昨日セットアップした研究室で、それぞれの興味や関心を聞きながら、授業の組み立てや扱うトピックを決めていきます。
 レギュラーのセメスターではないサマーセッションなので、単位がもらえるかどうかというのはもちろんありますが、学生たちも普段あまり話す機会のない教員と少人数で交流できるため、良い経験になるようです。
 写真は、タフツ大学入り口のプレート。キャンパスは丘の上へと広がっています。


2009年5月20日
研究室
 授業はまだ始まらないのですが、研究室等のセットアップをしないといけないので、タフツ大学に初登校です。タフツ大学は、ボストンから地下鉄のレッドラインを使い、デイヴィス・スクエアという駅で降りて、徒歩15分くらいのところにあります。
 滞在中の私の研究室は、キャンパス内のPaige Hallという建物の3階、304号室を割り当ててもらいました。空き部屋なので殺風景ですが、窓からの眺めは緑に囲まれたテラスになっていて、なかなか良い気分です。
 図書館のTisch Libraryにも近いので、滞在中は落ち着いて授業の準備をすることができそうです。

(マウスを写真の上に乗せると画像が変わります)

2009年5月19日
5月のボストン
 今日のボストンはお天気も良く、気温も20度前後と、穏やかな陽気です。時差ボケ解消には日に当たるのが一番、ということで久しぶりにチャールズ川のあたりをぶらぶら散歩してきました。
 右の写真は、マサチューセッツ工科大学(MIT)に向かう途中のハーバードブリッジの上から撮ったボストンの中心部です。画面中央少し左に金色の小さなドームが見えるのが、州の議事堂ですかね。
 チャールズ川では、レガッタの練習風景も見られました。川岸のコースをランニングやウォーキングしている人も多く、各大学の卒業式シーズンを迎える5月末のボストンには、もう夏休みの雰囲気も漂っています。

2009年5月18日
ボストン到着
 自宅を出発して26時間。ようやくボストンのホテルに入りました。タフツ大学自体はボストン近郊のMedfordという所にあるのですが、今回私の住む所はボストン市内のアパートになります。
 ボストンには成田から直行便がないため、今回はワシントンDC経由便を使いました。ユナイテッド航空定番夜食の「きつねらーめん」(写真)など食べつつ、シカゴを過ぎて「あと少しでワシントンだなぁ」と思っていたら、突然機体トラブルでシカゴに緊急着陸することに。油漏れ???
 結局シカゴでそのまま入国審査をすませ、ボストンまでの便に乗り継ぎ、何とか到着しました。
 明日は時差ボケ解消のため一日オフの予定です。

2009年5月17日
明日出発です
 パッキングも終わって、明日の出発を待つのみとなりました。右はパックしたスーツケースと鞄。どちらにも授業で使用する本がたくさん入っているんです。
 マサチューセッツ滞在中は、最初の数日をホテルで過ごして、その後市街地にあるアパートを借りることになっています。2004年のボストン滞在以来、久々の外国一人暮らしです。
 生活の方はとりあえず何とかおさまっているのですが、授業の準備が…。今日も、出発前日というのに、本を読みつつパワーポイントでレジュメ作りの作業をしていました。
 ちなみに、この間、本務校のゼミを休ませてもらうのですが、その分は夏休みの合宿と補講で補う予定。それでも「先生行ってきていいよ!」と言ってくれる、良い学生達です(涙)。せっかく行かせてもらえるのだから、頑張ってこなくちゃ!次の書き込みはアメリカからですね!いってきます!

2009年5月16日
タフツ大学での講義へ
 2007年の12月に立正大学法学部が中心になって実施した公開シンポジウムでタフツ大学からリンダ・ビアズリー先生を招聘したのですが、そのお返しということで5月末から6月末にかけて日米の民主主義比較(Comparative Democracies)という授業をタフツ大学で受け持つことになりました。
 英語での授業は初めての経験なので不安が多いし緊張もしているのですが、せっかくの機会なので頑張って勉強してきたいと思います。5月18日の月曜日に成田からボストンのローガン空港へ出発します。
 右は、授業で取り上げる予定の図書の一部です。 Embracing Defeatや、Postwar Japan as History, The State of Civil Society in Japan などですね。

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