後期授業の自己評価


前期に引き続き、後期授業の自己評価です。
今後の授業をより良いものにしていくため、そして、大学として実行する
授業アンケートに対応するものとしての記録です。
学生の皆さんが感じていることとはズレがあるかもしれませんが、その場合には、
是非積極的に私まで御意見を寄せていただきたいと思います。
こうした試みが、立正大学の、そして最終的には大学教育全体の、
改善に資するものであることを信じています。
(各項目の数字は、5段階評価での点数を示しています)

1:授業の形式的側面

 a:設備の活用・・・4
  前期にはマイクの選択や視聴覚設備の使用について戸惑うこともあったのですが、後期に関してはだいぶ落ち着いていたと思います。マイクはワイヤレスの通常マイクを使うことに決め、電池切れにも落ち着いて対応できました。ただ、やはり自分専用のマイクがあると便利で気を遣わなくてすむので、時間のあるときに買いにいこうと思っています。また、パソコンから音声ファイルを学生に聞かせようと思ったのですが、直接スピーカーにつなぐ設備がないため、マイクを通じて聞かせるという手法をとりました。これも、当日うまくいかないといけないので、前日の夜にリハーサルをおこない、その成果もあって当日はスムーズに進められたと思います。後は、授業内容の中で様々な機材を利用できるように工夫することが必要だと考えています。
 b:出席の取り方・・・2
  この点については、結論持越しです。個人的には、前期同様、前のほうに座っている学生の方に手伝っていただく形で出席を取りました。ただ、後期にはほぼ出席している学生も固まってきていたため、その意味では出席にそれほど力を入れる必要性を感じませんでした。そのため、後期には3回とる予定だったのを2回に減らしています。出席を取る方法の問題と共に、そもそも大学の講義で出席を取ることの意味(現実的には、試験の得点にゲタをはかせるという意味合いが強い)を含めて学生の皆さんからの意見も聞いていきたいと考えています。
  ちなみに、少人数の政治学概論はあまりにも出席率が高すぎて、ほとんど出席確認の必要がないほどでした。学生の皆さん、ありがとうございました。

2:授業の内容

 a:進度・・・4
  後期の進行度合いは、シラバスからすると遅かったのですが、夏休み中に前期の進み具合を考慮して修正したプログラムとしては順調なものでした。ただ、学生の皆さんからは「早い」という意見と「遅い」という意見の両方をいただいていて、バランス的にどのくらいがよいのかまだはっきりと把握できない状況です。アンケートの実施等が必要かもしれません。

 b:教科書の使用・・・3
  前期同様、今年度の講義では、教科書に沿った講義はしていません。これは、講義に集中して欲しいこと、ライブ感覚を大事にしたいということ、からの選択です。前期終了時には、やはり教科書を使った方が良いかな、とも思ったのですが、私自身の感覚では、学生の皆さん、教科書なしでも授業中は十分集中していてくれたようなので、このスタイルを続けたいと思います。参考書リストは、現在作成中。講義案自体が固まっていないため、来年度の講義に間に合うか微妙ですが、いずれ講義初回に配布する形をとりたいと思います。

 c:講義のプレゼンテーション・・・2
  後期の授業では、学生の皆さんが非常に真剣に講義を聞いてくれたので、その意味ではプレゼンテーションは非常に楽でした。もっとも、授業評価アンケートでは「早口で聞き取りにくい部分があった」等の指摘がありましたので、次年度以降、改善していきたいと思います。それと、講義日誌の方でも書いたのですが、もっと学生の皆さんに積極的に意見を聞きにいけばよかったかな、と思う面もあります。躊躇したのは、前期にいろいろ聞いて手を挙げてもらったりしても、なかなか全員がそうしてはくれないということがあったからでした。結局毎回手を上げる人が減っていってしまったり、あるいは意見を聞きにいくことが今度は学生の皆さんにプレッシャーを与えてしまっては、というような思いが私の方にあって、今一歩踏み込めなかったというのが実情です。今年で講義全体の雰囲気はだいぶわかりましたから、来年から教室の「空気」をうまく作れるように努力したいと考えています。

 d:講義の難易度の設定・・・3
  後期は、予定外だった国際政治を内容に入れたりしたため、やや自分で難易度の設定を計算できなかったという事情があります。ただ、学生の皆さんの反応を見ていると、ほぼこのくらいでよかったのかな、という感想を持っています。ただ、アンケートでは「難しい」という声や「もっと具体的な事例を紹介して欲しい」という声もありました。この点は改善可能だと思いますので、来年度の講義内容で修正していきたいと考えています。

以上、平均点を取ると、(4+2+4+3+2+3)/6=3.0。
前期の目標は、後期に平均を3点台ということでしたから、
ギリギリ目標達成ということでしょうか。
今年講義を聞いてくださった学生の皆さんに改善された授業をお届けできないのが
大学教員の辛いところですが、
皆さんの後輩へ良い授業を提供することで責任を果たしていきたいと思います。
講義の中でお会いすることはありませんが、大学の中でもし私を見かけたら
「せんせー!ちゃんと授業やってる??」
と声をかけて下さいね。