ペルー・ナスカ平原の広大な大地に描かれた地上絵。いまだに多くの謎を残していて、とても神秘的なエネルギーを感じさせます。ナスカは首都・リマから444キロ南下したところにあります。小さな町からセスナで飛び立つと、突如いろいろな動物の絵柄が現れ、言葉を失いました。古代のインカの人々が描いた様子を、一部ですがご紹介したいと思います。
BOWING
ボーイング社
Nasca lines
アエロ・コンドルに乗って、ナスカ上空をセスナ機で飛行しました。上空から地上までとても接近するので、しっかりとその形を確認することができました。すべてを写真に収めることはできませんでしたが、上を北にして、見えた動物などの地上絵をネット上で再現してみました。順番は見られた順に紹介しています。
ゆったりナスカ 経済的な2泊3日 地上絵の旅
最初に見える地上絵が「クジラ」。道路がクジラを横切っているので最初は分かりにくかったのですが、頭と口の部分を見つけると、全体の形が見えてきました!!
次によく分かったのが宇宙飛行士。人のような形をしていて、右腕を挙げていました!!小高い丘の上に描かれていて、見た時は感激しました!
最初は逆さに見えたので分かりにくかったですが、足と首を目印にするとわかりやすかったです。
少しわかりにくいですが、うずまきが特徴的なサルです。うずを見つけると全体の形が見えてきます。うずまきはしっぽです。余談ですが、ホリーホックやセドナなどのパワースポットで見られたマークにも「うず」が描かれていたので、とても不思議なものを感じました。
ナスカの地上絵の中でも、印象的なのがコンドル。大きな羽と背がナスカ平原に大きく羽ばたいている様子が分かります。やはり、ナスカに来てコンドルを見ると、「本当に来ているんだ」と実感できた時でした。
足が特徴的なのですぐに見つかりました。このような複雑な絵でも一筆書きで記しているところに、とても神秘的なものを感じました。
ナスカの地上絵で、コンドルとともに定番なのが「ハチドリ」。長いくちばしと羽は空の上からだと本当にくっきりとわかります。「本当に来て良かった」とあらためて感動すること間違いないと確信した瞬間でした。
大きなふたつの手はすぐに見つかります。ひよこのような感じもして、とてもかわいらしい地上絵でした。
←ミラドールとその間近にある木です。ミラドールはパンアメリカンハイウエイの真ん中にあり、木と手が見られるそうです。ミラドールを見つけたら、すぐに分かります。
ゆったりナスカ 2泊3日 リマからのくつろぎの旅
ナスカに着いてホテルにチェックインした後に航空券を予約しました。リマの旅行会社の方にアエロ・コンドルが良いと聞いて、直営の代理店に行って申し込みました。担当してくれたジョルダンによると、一番良いときにフライトするから、時間帯は気にしなくていいよとアドバイスしてくれました。ホテルから空港までの往復送迎代込みで90ドルでした。