ホーチミン、クチ

 

 

 

 9/2 午前中はホテルでのんびりと過ごし、午後から市内にある戦争証跡博物館(The War Remnants Museum )を見学した。どの写真もみんな戦争の悲惨さを語っていて、一つ一つ説明を読みながら見てまわっていたので、だいぶ時間がかかってしまった。(英語だったから最後はちょっと頭痛がしてきたけど。) 中でも、ベトナム人の死体を片手に満足気な米兵の写真とそこに書かれていた”I wonder he has been a monster or human-being.”という言葉が一番印象的だった。 

 

 博物館の後、国営百貨店で日用品を買い、出来上がったドレスを受け取った。そして夕食を済ませてからホテルの少し手前にあるお店へ行き、次の日の朝食用にヨーグルトを購入。毎日買いに来るもんだから、すっかりおじさんに顔を覚えられ、何も言ってないのに、笑顔でショーケースのドアを開けてくれた。

 

 9/3 この日はクチトンネルのツアーに参加。今回はスペイン人4人、ドイツ人2人、オーストラリア人2人そして私達2人の計10人。 ドイツ人のお姉さんたちはもう10ヶ月も世界中を旅しているらしい。すごい! 

 

 まず午前中はカオダイ教の総本山であるタイニンという村へ。片道2時間くらいの距離で、途中で一度トイレ休憩があったんだけど、多分その時(と、いうか間違いなくこの時!)腕時計を落としてしまった。

 

 シドニーにいる時、誕生日プレゼントとして友達2人がわざわざ日本から送ってくれたものだったのに。(そしてその友達の一人は、一緒に旅をしているまいちゃん。くれた本人の目の前で失くすなんて・・・。)とっても気に入っていて、今日までずっと一緒に旅をしていたのに。かなりショックだった。

これからはまいちゃんの時計に頼るしかないな。

 

カオダイ教 

 そしてようやくタイニンに到着。カオダイ教のお寺(「お寺」という呼び方があっているのか分からないが。)は、かなりド派手で色鮮やか。→

 

 中に入ってお祈りの様子を見せてもらったが、一心不乱に「天眼」という至高神を拝んでいる信者の姿は結構迫力。言葉は悪いが、ハデでちょっと怪し気な新興宗教って感じだった。

 

 

 その後はみんなでお昼を食べて、いよいよメインのクチトンネルへ。ビデオと展示されている模型を見てから本物のトンネルを見に行ったんだけど、本当に入り口が狭くて、小さい私でも自力で脱出できなかった。

 

戦車 

←敷地内に放置(展示?)されている戦車

 

 観光客用に幅を広げてある100メートルのトンネルも、実際の幅の50メートルのトンネルも、中は本当に蒸し暑くて、進みながら汗がダラダラ落ちてきた。ベトナム戦争時、空爆と枯葉剤によって森をなくしたアメリカ軍に、ベトコンは地下に250キロものトンネルを掘って抗戦したらしいけど・・・こんな地下で暮らしながら戦い続けるなんて、根性あるなぁ。

 

タロイモ 

 

 タロイモ→

 

 会議室、食堂、病院と見て回り、食堂では兵士たちが主食としていた、タロイモを試食。これが意外や意外、とっても美味しくて、説明を聞きながらパクパク食べてしまった。

 

 

 

 このクチトンネル、とても興味深くて面白かったけど、それでもやっぱり爆弾が落とされてできた大きく、ぽっかりとあいた穴や、戦車の残骸などを見ると、「昔ここで本当に悲惨な戦争があったんだなぁ。」っと暗い気持ちになった。

 

 そしてまた2時間ほどかけてホーチミンへ。今日のガイドさんは英語がとっても上手で、移動中の車内でもいろんな話を聞かせてくれたが、その中で、彼が言った戦争についての一言、”No one win.” 

この言葉がいつまでも心に残った。