相雫学園物語 〜戦え! 正義の生徒会〜

 《途中で選択肢が現れます。お好きなものを選んで読み進めてください!》

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        スタート!


A−1
 私立相雫学園。
 地元では名の通った伝統ある高校である。
 しかし世間は知らない。この学園に、世界の平和を守るため日々悪と戦う正義の使者がいることを……。

 学園祭を間近に控えたある日、相雫学園生徒会副会長の倉本圭吾は、息を切らせて生徒会室に飛び込んだ。
「大変だ! みんな聞いてくれ!」
 おのおの仕事に追われていた役員たちが、何事かと顔を上げる。
「どうした、圭吾」
 知的な銀縁の眼鏡をキラリと光らせて、会長の北城律が冷静に尋ねた。
「さっき廊下を歩いていたら、いきなり矢が飛んできたんです。弓道部のミスかと思ったら、こんな手紙が結びつけてあって」
「まあ、古風ね。矢文なんて」
 会計の坂下未央がおっとりと首をかしげる。
「見せてみろ」
 律が手紙を開くと、中にはなかなかの達筆で文章が書かれていた。
 要約すると、

『生徒会役員に告ぐ。我々は学園祭の当日、カレーパンに爆弾を仕掛ける。ザマアミロハーッハッハッハァ』

 こんな感じであった。
 なんということであろうか、それは学園祭の爆破予告状だったのである。
 メンバーたちは愕然とした。
 書記の高根正紀が猛然と立ち上がった。
「定期試験でも百人一首大会でもなく学園祭を狙うとは! おのれ犯人、許すまじ!」
「しかもカレーパンを使うなんて、なんて卑劣なの……!」(未央)
「わざわざ予告してくるとは……挑戦状のつもりか」(律)
「どうしましょう、律さん」(圭吾)
「生徒たちに知らせるべきよ」
 広報の岩瀬遙が主張した。
「『生徒会に爆破予告! どうなる相雫祭、カレーパンは温めるべきか否か』。すごいスクープだわ。すぐに相雫新聞の号外を発行しないと!」
 生徒会誌である相雫新聞の編集を担当する遙は常に記事になるネタを探している。
「いや、それはだめだ。そんなことをしては学園祭が中止になりかねない。それだけはなんとしても避けなければ……」(律)
 そのとき、生徒会顧問の教師、木原秋彦がやってきた。
「どうしたんだ、きみたち。何かあったのか?」
「カレーパンの爆破予告です、先生。さきほど圭吾がこれを」(律)
「カレーパンか……これは厄介なことになったな。安全のためには学園祭を取り止めにするのが確実なのだろうが、そんなことをしたらどうなるか……。この予告状を受け取ったのは倉本だったな。きみはどう思う」

《choice!》
  ・「僕たちで解決しましょう」 →A−2
  ・「やっぱり中止にしたほうが……」 →A−3




A−2
「おまえの言う通りだ圭吾。どうにかして俺たちでこの凶悪な犯行を未然に防がなければならない」(律)  →A−4




A−3
「なんだと!? かりにも相雫学園生徒会の副会長たる者がそんな臆病でどうする! その軟弱な性根をたたき直してやる!」(律)
「ええい、こうしてやる!」
「こうしてやる!」
「ぎゃああああ」
 圭吾は袋叩きにされた。
「ゆるせ圭吾、これは愛のムチだ」(律)  →A−4




A−4
「そうだ! 学園祭を中止になどさせるものか!」(正紀)
「予告状に書かれたタイムリミットは午後一時……。となると、学園祭が始まる午前十時から三時間の間に、学校中のカレーパンの中から爆弾の仕掛けられたものを見つけださなければならない。北城、今年のカレーパンの出店届はいくつだ?」(木原)
「十三です」
「しかも学園祭の当日には購買の商品がすべてカレーパンになるわ。学校中に出回るカレーパンの数を合計すると……毎年の売り上げと今年の予算から考えて……そうね、少なくとも千個はくだらないわ」
 『電卓要らず』の異名を持つ未央の素早い暗算に狂いはない。
「千個か……」(圭吾)
「増える分には予想がつかないわ。模擬店の状況は生徒会で把握しているけれど、問題は購買がどう出てくるか……」(未央)
「それをひとつひとつ調べる、というわけね」(遙)
「………」
「………」
 なんか面倒くさくなってきたな、という空気が生徒会室に流れた。

 そしてとうとう、学園祭の当日がやってきた!
「いいか、諸君。今年の相雫祭の運命はきみたちの双肩にかかっている。なんとしてもこの伝統ある学園祭を成功させてくれ!」
「まかせてください、木原先生! 必ず僕たちの手でカレーバクダンを見つけだしてみせます!」(圭吾)
 午前十時。待ちに待った学園祭の開催を告げる音楽が流れ出すと同時に、彼らは一斉に生徒会室を飛び出した。
「犯人め、いったいどのカレーパンに爆弾をしかけたんだ……!?」(圭吾)
「こうなったら、学校中のカレーパンを全部オレが食べてやる!」(正紀)
「ダメだよ正紀、っていうか絶対ムリだから!」(和典)
「ついてこい和典、カレーといえばオレの独壇場だ!!」
「待ってよ正紀―っ!」
 暴走する正紀を追うのはその親友の森和典だ。彼が常に暴走書記のストッパーとなってくれているため他の役員はそれぞれの仕事に専念できるというわけだ。実に有り難い人材である。この際、彼に及ぶ被害については見て見ぬフリだ。
「圭吾、問題のカレーパンは見つかった?」(未央)
「だめだ、やっぱり量が多すぎる。これだけカレーパンが出回っていると、どれが怪しいかさえ……」
「とにかく探すのよ。この学園の平和を守ることがわたしたちの使命なんだもの」
「そうだね。じゃあ僕は校舎裏のほうを探してみる」
「わたしはもう一度計算してみるわ。数の合わない不審なカレーパンが見つかるかもしれない」
 途中出会った仲間たちと情報交換するが、依然として爆弾の仕込まれたカレーパンは見つからない。徐々にタイムリミットも迫りつつあった。
 焦りを感じながら圭吾が人気のない校舎裏を調べていると、突然背後から声をかけられた。
「やあ、苦労しているようだな。副会長」(洋介)
「誰だ!?」
 振り返ると、そこには見知らぬ男子生徒が立っていた。
「俺の名は宮川洋介」
「宮川……? 聞いたことがない」
「フッ、ムリもない。全校生徒に顔の知れたおまえたち生徒会役員と違い、俺は所詮その他大勢。しがない一生徒にすぎない。敢えて言うとすれば、もと弓道部員だということくらいか……」
「弓道部……!? まさか、あの矢文を放ったのは……」
「そう。この俺だ。本当は生徒会室のドアに当てるつもりだったのだが、少し狙いがズレてな。ちょうど歩いてきたおまえの目の前に刺さったからちょうどよかったが」
「五メートルはあったじゃないか!」
 あまりの腕前に圭吾は戦慄した。
「ということは、この事件はおまえが仕組んだのか!?」
「俺たちが、だ。そのうえ我々の組織はさらに上の御方の指示で動いている。ことは貴様らが考えているよりはるかに複雑で大がかりなのだ」
「誰なんだ、その黒幕は」
「さあな」
「とぼけるな!」
「かの御方についての詮索は禁じられている。当然、俺たちも正体は知らない。現れるときはいつも黒いマントと頭巾で身を包み、声は「びっくりボイス」で変えてある。あれだホレ、パーティーグッズコーナーなんかで手軽に購入できる、声を変えるスプレーだ」
「そういえば、どこかのクラスの領収証にもそんな商品が含まれていたな……」
「そのため、我々が知っているのはミスターXというコードネームだけだ。ところで、ひとつ提案があるんだが。倉本圭吾よ」
「提案……?」
「そうだ。おまえ……我々の仲間にならないか」
「なんだと?」
「貴様ら生徒会の正体は知ってる。我々はそう……言うなれば、貴様らとは対を為す存在だ」
「僕に仲間を裏切れというのか!」
「悪い話ではないと思うがな。生徒会に不満がないわけではないだろう。観察眼に評定のある美人広報岩瀬遙に、歩く迷惑生産機・暴走書記の高根正紀。会計坂下未央はお嬢様系美少女で暗算の天才。クールで知的な会長北城律はバレンタインデーのチョコ獲得数全校ダントツ一位、そして顧問に到ってはちょっとぬけてるところがカワイイとか女子たちにささやかれている科学教師木原秋彦! おのれ許すまじ!」
 主にねたみであった。
(ひとりだけけなされている正紀の立場は一体……!?)
「どうだ倉本、これでヤツらがどれだけ世のモテない男を苦しめているかよくわかっただろう!」
「くっ……」

《choice!》
  ・「わかった、協力しよう」 →B−1
  ・「仲間を裏切ったりするものか!」 →A−6
  ・「正紀も褒めてやれよ!」 →A−5




A−5
「高根正紀はアウトオブ眼中だ!」
「なんということだ!」 →A−6




A−6
「交渉決裂、というわけか」
「あたりまえだ!」
「ではわずかな残り時間でせいぜい足掻くがいい。勝利は我らのものだ。さらば!」
「ま、待て!!」
 しかし、一瞬の突風に目を覆ったすきに宮川の姿は消えていた。
「くそっ……逃げ足の早い奴め……!」
 そのとき、腕時計型の特殊通信機が電子音を発した。
〈みんな、聞こえるか。律だ。問題のカレーパンを発見した。すぐに集合してくれ〉
「わかりました。場所は?」
〈旧講堂だ〉

 旧講堂にはすでに他のメンバーたちが集合していた。
「来たか、圭吾」(律)
「律さん、爆弾はどこに!?」
「これだ」
「こ、これは……!」
 律が指差したのは、講堂の舞台脇に設置された古びた銅像だった。カレーパンを象った品格のある像だ。
「この像から微量のアンチカレー波が検出されたために調べてみたら、この内部に爆弾が仕掛けられていることがわかった。そしてこの爆弾の恐るべき作用も……」
「一体何が起こるんですか」
「これは時限式の爆弾だ。タイマーがゼロになって装置が作動すると、爆発とともに大量のアンチカレー波が放出され、一定範囲内のすべてのカレーパンが破裂する」
「なっ……!?」
 圭吾は絶句した。
「ということは、つまり……」
「そう……学園祭のカレーパンは全滅する……」
「なんて卑劣な……神聖なカレーパン像まで使ってこんなことを企むなんて……!」(未央)
「それならオレが全滅する前にすべてのカレーパンを……!」(正紀)
「だからそれはムリだって正紀!」(和典)
「これはすごいスクープよ! さっそく記事を書かなくちゃ」(遙)
「残り時間はわずかだ。すぐに解体に取りかかるぞ」(律)
 生徒会役員たちは直ちに爆弾の解体作業にかかった。
「ふう、なんとかいけそうだな……」
 ところが、そう思った矢先、二本のコードが現れた。
 明らかに危険そうな黄色と黒のシマシマのコードと、うきうき楽しい赤と緑のシマシマのコードだ。
「どちらかを切ればタイマーが止まるけれど、間違えれば爆発するわ。さあ……どうする? 圭吾」(未央)

《choice!》
 ・「黄色と黒は危険の合図……クリスマスカラーなら切っても平気なはずだ!」 →A−7
 ・「クリスマスは切ったらダメだろう……黄色と黒をやるぞ!」 →A−8




A−7
ドカーン!

その後、彼らの行方を知るものは誰もいなかった。

 END




A−8
「止まった……」
「ふう……やったな圭吾」
 皆が額の汗を拭って一息ついた、そのとき。
「ハッハッハッ、ご苦労だったな、生徒会諸君!」
 壇上から高らかな声が響き渡った。
「なにやつ!」(律)
 壇上の三つの人影はバッと華麗に飛び下り、左端が着地に失敗してすっ転んだ。
「おまえは……宮川!」
「ホウ。俺を覚えていてくれたとは光栄だな、副会長」
 この短時間で忘れていたらそのほうが驚異である。
「のこのこと全員でやってくるとはおめでたい連中よ。覚悟しろ、ここが貴様らの墓場となるのだ!」
「まさか……わたしたちをおびき寄せるための罠だったというの!?」(未央)
「フハハハハ、今さら気づいても遅いわ! いくぞ、おまえたち!」
 生徒会役員たちはハッと身構えた。しかし、
「ちょっと待ってよ、リーダーが急かすからファンデ崩れてんのよー」
 お色気系神崎玲奈は化粧直しに忙しく、
「ちょっ、ヤベ、さっきので足捻挫したって。マジヤバイってコレ」
 小太りの平田亮二はどんくさかった。
 帰ろうかな、と圭吾は思った。
「ええい、なにをしているおまえたち! いいから変身だ! へーん、しん!」
 洋介たちは両手で空中に大きく「2」を描いた。
 すると、次の瞬間、洋介たちは怪人一号二号三号という感じのコスチュームに変身していた。
「変身だと!? 貴様ら、何者だ!」(律)
「わからないか? 俺たちはおまえたちの対極にあたる存在。そう、学園にうらみを持つ暗黒の戦隊、その名もカリレンジャー!」
 ビシ、と三人組は決めポーズをとった。
「様々な境遇に置かれていた我々だが、唯一共通していることがある。そう、それは図書館の貸し出し禁止処分をくらっているということだ!」
「くっ、まさかこんな敵が学園内にひそんでいたとは……。やむをえん、俺たちも変身だ!」(律)
「おお!」(全員)
 腕時計型通信機兼変身装置を頭上にかかげ、生徒会メンバーたちは「変身!」と叫んだ。
「学園の平和を守る正義の戦隊、ニゲレンジャー参上!」(ブルー・律)
「そう、わたしたちはいかなる困難からも逃げるワケにはいかないのよ!」(ピンク・未央)
「カレーパンを狙う不届き者め! うおおおお、成敗してくれるーッ!」(イエロー・正紀)
「よせ、イエロー! いきなり突っ込むのは危険だ!」(レッド・圭吾)
 レッドの制止を振り切って突撃したイエローは、
「フハハハハ、馬鹿め!」
 どっかん。
「ぐはあっ」
 返り討ちにあって戦闘不能になった。
「マサキなだけにまっさきにやられるだなんて! こんなおいしいネタはなかなかないわ!」(ホワイト・遙)
「しかし……5人揃わないとこちらの必殺技が使えないぞ」(律)
「なんてことだ、マサキ……だからカレーの食べ過ぎはよくないってあんなに言ったのに……! 畜生、マサキの死をムダにさせてなるものか! マサキの遺志は僕が継ぐ!」
 (チャラララッチャラ〜)マサキはべつに死んではいなかったが、とりあえず2代目イエロー・カズノリが誕生した!
「さあ、次はおまえたちの番だ! この強力ビーム砲の餌食となって果てるがいい!」
「しまった、ビームだって!?」(圭吾)
「これを使うんだ、みんな!」(木原)
 旧講堂に駆けつけた木原は持ってきた装置をニゲレンジャーたちに向かって投げた。
「こんなこともあろうかと思って開発しておいた。それでビームを防ぐことができるはずだ!」
「ありがとう博士!」
 しかし、装置にはふたつのボタンがついていた。
「どっちを使えばいいんだ……!?」

《choice!》
・「マッスルバリア、発動!」 →A−9
・「守れ、コンニャクシールド!」 →A−10




A−9
 ニゲレンジャーは、マッスルバリアによって敵のビームを防いだ!
「なにっ、防がれただと!? こうなったらロボ対決に持ち込むしかない。起動スイッチを出せ!」(洋介)
「もーなにこのヘルメット。髪型くずれちゃったしィ、信じらんないー」(玲奈)
「ヤベ、充電すんの忘れてた。リーダー動かないってコレ」(亮二)
「なにーっ」(洋介)
「そんなバラバラチームで心をひとつにした僕たちに勝てると思っているのか! くらえ、5人の力を合わせた必殺技、相雫アターック!!」(圭吾)
「ぐはあっ」
 ニゲレンジャーは、見事悪の戦隊カリレンジャーに勝利した!
 こうして、生徒会役員たちによる人知れぬ戦いによって、今日も相雫学園の平和は保たれたのであった。

 無事に相雫祭の初日を終え、穏やかな夕日の差し込む生徒会室で、メンバーたちはのんびりとカレーパンを食べていた。
「今年のカレーパンもなかなかのできね」(未央)
「ああ、相雫生は年々確実に腕を上げているな」(律)
「正紀にも食べさせてやりたかったな……」(和典)
「“カレーパン荒らしの正紀”がいなくて模擬店のほうはほっとしてたみたいだったけどね……」(圭吾)
 病院送りになった正紀は結局カレーパンを食いっぱぐれていた。
 しかし、彼らは知らない。しみじみと言う和典のカバンの中に黒いフードつきマント、そして「びっくりボイス」が隠されていることを。
 そう、すべては彼の差し金。友人の死と引き替えに地位と名誉と仲間を得た男、森和典。
 カレーパンを食べながら、和典はニヤリと笑った。

 どうなる相雫学園生徒会。

 END




A−10
 コンニャクシールドは、対ソード用のシールドだったので役に立たなかった!
「ぐはあっ」

 その後、彼らの行方を知るものは誰もいなかった。

 END




B−1
 圭吾は洋介とその手下神崎玲奈、平田亮二とともに旧講堂で生徒会メンバーを待ち伏せた。
「ハッハッハ、ご苦労だったな、生徒会諸君!」
「貴様らは……圭吾、なぜおまえがそこに!?」(律)
「うるさい! 律さんに僕らのような平凡な男子生徒の気持ちがわかるものか!」(圭吾)
「圭吾、カレーパンやるから戻ってこい!」(正紀)
「正紀、カレーパンでつられるのは正紀だけだと思うよ……」(和典)
「『副会長の裏切り、揺れる生徒会! カレーパンは絆を呼ぶか』。次の相雫新聞の一面はこれで決まりね!」(遙)
「フハハ、ムダだ! おまえたちの副会長はすでに我々の側へ寝返ったのだ。さあ同志たち、今こそにっくき生徒会を倒すときだ!」(洋介)
「あっ、ヤダー、マニキュア剥げちゃってるー。塗り直さなきゃー。あたしパスー」(玲奈)
「会長、圭吾はもう敵なのよ! 戦うしかないわ!」(未央)
「くっ……やるしかないのか……! いくぞみんな、変身だ!」(律)
 生徒会メンバーは、相雫学園を守る正義の戦隊、ニゲレンジャーに変身した!
 一方、洋介たちも学園を混乱に陥れる悪の戦隊、カリレンジャーに変身した!
「ハッハァ、仲間割れを起こすようなおまえたちなど、ケチョンケチョンにしてくれるわ!」(洋介)

《choice!》
・「準備は万端だ、リーダー!」 →B−2
・「準備は亮二が万端に整えている、リーダー!」 →B−3




B−2
 カリレンジャーの秘密兵器のビームが炸裂した。
「ビームだと!? そんなまさか……!」(律)
 まさかのビーム攻撃でニゲレンジャーは全滅した。
「うおおお、やった! 我々の勝利だ!」(洋介)
 しかし、旧講堂の壁には巨大な穴が空いてしまった。
「おい、なんだこの穴はー!」
「誰だー、こんなことをしたのはー!」
「げっ、ヤベ、あの声、生徒指導の川村じゃね? 見つかったらオレらマジヤバくね?」
「い、いかん。撤退だーッ!」
 しかし彼らはその後、生徒指導の川村につかまり、日が暮れるまで延々正座でときどき唾も飛んでくる説教を受けることになったのであった。

 END




B−3
「あ、ヤベ、さっき燃料と間違えて牛乳入れちまった。なんかヤバイ音してね? マジヤバイってコレ」
 どっかん。
 秘密兵器が爆発し、カリレンジャーは自滅した。
 こうして、生徒会が特に何もしなくても学園に平和が戻ったのであった。

 END





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