セブンス・ヘブン


生徒指導室のドアを開けたら、そこは異世界だった!
きわめて平凡な女子高生・斉藤かのこが突然召喚された異世界“エルフェイア”で繰り広げる、
汗と涙と努力と正義と友情と、その他諸々のしょうもない苦労と災難の物語。


目次

第一話 生徒指導室のドアを開けたら、そこは異世界だった。
皓々たる月明かりのそそぐ夜の森。かのこの目の前に現れたのは、白いローブに身を包んだあやしげな神官たちだった。

第二話 召喚したならしたでもうちょっと扱いってものがあると思う。
小舟が辿り着いた先で出会った青年・ゼラムは、顔はいいが性格が悪かった。

第三話 もういっそ魔法とか使えるようになってもいいんじゃないだろうか。
とうとう目覚めるかのこのしょうもない特殊能力! そして、魔界を目指すふたりの前にオカマの門番ドゥーグと番犬ベルケロスが立ちはだかる…。

第四話 魔王っていったら、ふつうは悪の親玉みたいなのを想像するはずだ。
馬車ならぬカバ車に乗って魔王の城へ向かうかのことゼラム。そして出会った魔王は、かのこを見て言った。「…どちらさま?」

第五話 いっそ魔族はこれから地底人と名乗ることにしたらどうだろう。
ゼラムがたったひとりで“封印の地”にいた理由とは。他人事かと思いきや、それがかのこの召喚理由とも関係があるらしく…。

第六話 魔界の食材はあまり深く追及しないほうがいい。
魔界の温泉巡りを堪能するかのこ。風呂上がりにはウシニューかア・オジルか。原材料はどちらもあまり詳しく知りたくない感じであった。

第七話 だから御使いじゃないって何度言えばわかるんだ。
ウナルベクサの神官たちが魔界に攻め込んで来た。アヌズスは嫌々応戦に出向き、姿の見えないゼラムを探しに行ったかのこが目にしたものは…。

第八話 魔界の門をくぐると、そこは天界だった。
穏やかな陽射しの降り注ぐ緑の草地。かのことゼラムの前に現れたのは、やたら朗らかな天使のお兄さんだった。

第九話 そろそろ出席日数がヤバイかもしれない、という気が薄々している。
万が一の場合に備えてエルフェイアで生計を立てる方法を考えておこうと思ったかのこは、花柄能力を活かしたファブリックブランドの立ち上げを思いついた。

第十話 お酒の席で重大なことを決めるのはやめたほうがいいと思う。
エルフェイアにおける魔界と天界の役割。意外な話のついでに、お酒の席のノリと勢いでかのこたちに与えられた任務とは…。

第十一話 どこへ行ってもまともな出会いがないのはどういうことだろう。
意気揚々と乗り込んだ都の大神殿で出会ったひとりの少女。そして、なぜかかのこはいきなり地下牢にぶち込まれた。

第十二話 地下牢の寝心地は考えるまでもなく最悪だった。
なんだかんだ言いつつ、寝心地の悪い地下牢で爆睡していたかのこ。しかし、事件はその夜に起こった。

第十三話 なんでもパワーアップすればいいというものでもない。
脱獄を試みるも、追い詰められるかのこたち。そのとき、かのこの花柄能力がどうでもいい進化を遂げる!

第十四話 見た目は若者、中身はジジイということもあるので、外見に惑わされてはいけない(ファンタジー世界の教訓)。
なんだかんだで御使い扱いになってしまったかのこは、リーシャたちに事情を話して協力を仰ぐことにしたのだが…。

第十五話 乙女心は重要だが全人類に目覚めさせる必要まではないと思う。
ザウナーの協力により、花柄布の追加効果の正体が明らかになる。オネエ口調の裏に隠された恐るべき真相とは…。

第十六話 苦労した末に出会うからこそ運命の出会いという。
帝国の皇子ウェランドとの出会いを、かのこは勝手に運命の出会いと判断した。

第十七話 真の姿について触れないでおいてあげるのもひとつの優しさだと思う。
とにかく神殿を出ることにしたかのこたちだが、あと少しというところでロビュールが現れ…。

第十八話 ふつうに考えれば、ピクルスはあくまでピクルスだ。
ウサギのぬいぐるみのカノちゃんと今だけ馬と話せるゼラムが繰り広げるメルヘンな大冒険! というわけでは全然ない。

第十九話 ぬいぐるみに人権はなくともぬいぐるみ権くらいはあっていいはずだ。
都に戻ってきたかのことゼラムは、街の雰囲気が前と違うことに気づく。どうやら神殿が何か始めるらしいのだが…。

第二十話 自分の能力なのに他人のほうがうまく使えるってどういうことだ。
自分(人間)が壇上に登場するのを目撃したかのこ(ぬいぐるみ)は、もうちょっとダイエットに気を配っておくべきだったと思った。

第二十一話 ヒロインの資質があるかどうかは、とっさの状況で試される。
試された結果、どうやらかのこにヒロインの資質はあまりなさそうだった。

第二十二話 魔王だって引きこもってれば運動不足になる。
ようやく再会を果たしたリーシャとゼラムを見て、自分もああいうシーンをやりたいと思うかのこであった。

第二十三話 トップがいい加減であればあるほど下の方がしっかりするという仕組み。
創世神レイディアーナは実在するらしい。女神と魔王の口から語られる創世神の実態に、かのこはこの世界が極めていい加減である理由を見た。

第二十四話 労力の使い方が若干間違っている気がするのは気のせいだろうか。
戦の準備が進む天界。アヌズスのお使いで魔界からやって来たかのことゼラムは、常設ゲート開通記念のラッキョウをもらった。

第二十五話 どうせ拉致されるなら白馬に乗った王子様に連れ去られたいところだ。
ロビュールが魔王と女神を敵視する理由とは。そして、しょうもない妄想をしている間にかのこはあっさり拉致された。

第二十六話 これは盗み見とかじゃなくて不可抗力だ。
かのこの頭の中に流れ込んできたロビュールの記憶。かつて彼が封印された本当の経緯とは…。

第二十七話 とっさの行動というのは、深く考えた結果ではない。
第七の天にそびえ立つ女神の塔。それは、かのこが今までこの世界で見た建物の中でもかなり手抜きな部類に入ると思われた。

第二十八話 これも一種の吊り橋効果ではなかろうかと思う。
“亡者の谷”に落ちたかのことロビュール。世界の墓場と呼ばれるその場所でロビュールが下した決断は…。

第二十九話 制服がダサいのは学校の責任であって私の責任ではない。
エルフェイアに戻って来たかのこを助けたのは、顔は砂糖菓子だが性格は辛口の双子の姉弟と、人の好さそうな青年学者だった。

第三十話 人の安否で賭をするのはやめてくれ。
かのこの不在中、どうやら天界と魔界では賭け大会が行われていたらしい。

第三十一話 お酒の席での失敗を経て人は大人になる。
飲み過ぎで記憶が飛んでいたかのこ。リーシャとザウナーの証言によって明らかとなる、かのこがやらかした失敗とは…。

第三十二話 かくして私は女神の代理人になったが、違いがよくわからない。
もう一度訪れた“女神の塔”は、同一人物の二度目の代理人承認に何やら悪態をついていた。

第三十三話 伝説の剣は伝説の剣らしく岩にでも刺さっててくれ。
勇者の剣の手がかりを求めてユーインのもとを訪れたかのこたちだが、案内されたその場所は…。

第三十四話 ドラゴンの好物なら焼き魚より生肉ではなかろうか。
北の山では、双子の父親(自称ドラゴンハンター)が焼き魚の匂いでドラゴンをおびき出そうとしていた。

第三十五話 女子高生は最強のジョブである。
いよいよドラゴンとの戦闘が幕を開ける。果たして、アヌズスから託されたとっておきの攻撃魔法の威力とは。

第三十六話 大事なものは目に見えないこともあれば、見えることもある。
再び訪れた“亡者の谷”。その腐り果てた死の世界でかのこたちはロビュールを探すが…。

第三十七話 あくまでドラゴンには乗りたかったらしい。
生贄の儀式を阻止すべく大神殿に駆けつけたかのことロビュール。そして混乱の中、聞き覚えのない声が彼らの耳を打った。

第三十八話 異世界で恋愛なんてするもんじゃない。
ようやく自分の気持ちを認めたかのこ。そして、それとは特に関係なく花柄能力が新たな境地を切り開く!

第三十九話 天界の門をくぐると、そこは生徒指導室だった。
薄暗い夕暮れ時の生徒指導室。かのこの前に現れたのは、施錠前の見回りにやってきた教師の木原だった。

最終話 茶髪と不良はべつにイコールというわけではない。
その日のホームルームが終わると、あたしは真っ先に佳乃子の席にすっ飛んでいった。




[番外編] 魔王が魔王なら勇者も勇者だ。
かのこが目撃した、エルフェイアにおける魔王と勇者の対決の顛末とは。

[番外編] ただ君に会いたくて
本編終盤から続編開始直前にかけての出来事をロビュールの視点で綴った番外編。

[番外編] 地の果て
かのこと出会う前、彼の身に何が起こっていたのか。ゼラムが“封印の地”に追放されるまでのエピソードを描いた短編。



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