風の生まれる日


エシャナ神殿の落ちこぼれ見習いコンビ、シェーダとラウチに、正神官になるまたとないチャンスが到来。
与えられた任務は、平原氏族の舞姫を護衛し、聖地リーシーンまで無事に送り届けること。
しかしそれは、平原の覇権と帝国が絡んだ陰謀の幕開けだった。


目次

プロローグ

1.見習い神官
仕事といえば雑用、訓練ではお荷物。一向に位階も上がらず、相棒の足まで引っ張っていることに落ち込むシェーダだったが、そんなとき、ある任務の話を聞かされ…。

2.ジーヴァとカトラ
ジーヴァの舞姫ユエラの一行とともに聖地を目指すシェーダとラウチ。しかし、対立するクラン・カトラの襲撃が、事態を思わぬ方向へ動かした。

3.捨てる者、捨てられる者
エシャナ神殿でひそかな計画が練られ始めた頃、カトラの集落ではシェーダが女装の危機に直面していた。

4.彼と彼女の奮闘
シェーダとラウチの消息を追うクレナを、神殿長の命を受けたディオが見張っていた。警告を受けたクレナは、つい反射的に渾身の蹴りを繰り出した。

5.聖地リーシーン
本当ならそこで終わるはずだった任務は、もう任務ではなくなった。出すべき結論を見いだせないまま、聖なる風の地は目前にせまっていた。

6.平原の守護者
古の時代には、ともに守り戦う兄弟であったはずのジーヴァとカトラ。今、平原の覇権と生き残りをかけた戦いが始まろうとしていた。

7.決意と選択
動きを見せないデンシャルに苛立つジーヴァ。彼らの真の目的を知ったユエラたちは、儀式を止めるために本物の舞姫と鏡守りの後を追うが…。

8.風を呼ぶ声
聖地から風の息吹が消えた理由。己が舞いを捧げることに戸惑うユエラに、シェーダが手を差し伸べた。そして言う。風を呼ぼう、ユエラ――と。

エピローグ




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