2008年07月19日更新

ヒータ & エアコンディショナ

目次

ヒータ&エアコンディショナとは

ヒータとは

暖房装置。
エンジンの冷却水を車室内のヒータ ラジエータに引き込みヒータ ブロワで風を送って車室内を暖かくする(温水式ヒータ)。その為、冷却水が暖まるまでヒータは機能しない。
空冷エンジンは排気ガスの熱を利用する(排気式ヒータ)。

エアコンディショナとは

冷暖房装置。
オートエアコンは、設定された車室温度になるように暖房用ヒータや冷房用クーラを使用して温度や風量を自動調節する。車室温度は日光等の外的要因に左右されるので、センサで日光の照射量・外気温・室内温度等を検知してコンピュータにより温度・風量・風向きを調整するサーボ類を動作させて車室内温度を一定に保つ。
マニュアルエアコンは、風量や温度を手動で調節する。

コンプレッサはエンジンの回転で稼働するので、エアコン作動時(冷房時)はエンジンに負荷が掛かり、燃費悪化や出力低下を招く。またクーラ コンデンサはラジエータの前にあるので水温が上昇する。

完全密閉構造なのでガスが消費される事は無い。効きが悪い場合はホースやパイプの繋ぎ目等から漏れている。エアコンは霧スプレーの原理で霧化した時に周りの熱を奪う事で涼しくしているので、効きが悪いからとガスを多く入れる(詰め過ぎる)と霧にならないので逆に効きが悪くなる。

フロンガス

R12は、フロンガスの一種でCFC(クロロフルオロカーボン)。
1993年頃まで人体に害のない安全な物質としてエアコンの冷媒等の主流だったが、空気中に放出されるとオゾン層を破壊し地球温暖化の原因となる為1995年末に世界的に製造が禁止された。

R134aは、フロンガスの一種でHFC(ハイドロフルオロカーボン)。
1993年頃以降“R12”の代替として使用されるオゾン層を破壊しないフロンガス。通称「代替フロン」。

2005年1月に施行された「使用済み自動車の再資源化等に関する法律(自動車リサイクル法)」により、フロンガスは自動車メーカーが引き取り、リサイクルすることが義務づけられ、費用はリサイクル料金として車の所有者が負担する事となった。
故障等でフロンガスが完全に抜けたり、軽量化等でエアコン自体を取り外した場合でも、リサイクル料金は新車時の装備で計算されるために返却されない。その場合、使われなかったリサイクル料金は「特定再資源化預託金等」として管理することが定められている。

エアコンを自分で交換する時でもフロンガスはフロンガス回収業者に回収させなくてはならない。フロンガスを大気へ放出させると「特定製品に係るフロン類の回収及び破壊の実施の確保等に関する法律(フロン回収・破壊法)」により『1年以下の懲役又は50万円以下の罰金』に処させる。

レトロフィット

R12は製造が禁止されたので今後価格が高騰し入手困難になる。そこで、R12を使用するクーラに安価で(今後しばらくは)流通しているR134aを使用できるようにする為の改造。

R134aはR12に比べて

  1. コンプレッサ潤滑オイルが違う。
    (R12=鉱物系・R134a=化学合成系。そのまま使うと焼き付く)
  2. 分子が小さい。
    (Oリング・ゴムホース等から漏れる)
  3. 水分を吸収しやすい。
  4. 補充缶の接続口が違う。
    (R12とR134aを間違って充填するのを防止する為)
  5. 沸点が異なる為に圧力が高い。

為に、R134aに対応した以下の部品を交換する必要がある。
なお、DENSO製のエアコンシステムには、いくつかの部品をセットにした「レトロフィット・キット」の設定がある。

  1. クーラ コンプレッサ 又は 専用コンプレッサ オイル
  2. 全システムのOリング・ゴムホース(高圧・低圧)
  3. エアコンディショナ レシーバ タンク (リキッド タンク)
  4. ガス補充用のサービスバルブ接続アダプタ (高圧側・低圧側)

なおR134aは、“5. 沸点が異なる為に圧力が高い”事が原因で冷えが弱い…と言われている。必要十分には冷えるが、凍えるような冷気は出てこない…と。

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ヒータ&エアコンディショナの特徴
(新型車解説書より)

別ページに記載しています→

ヒータ&エアコンディショナの仕様
(新型車解説書より)

別ページに記載しています→

エアコンディショナの価格

前期LG系以下は販売店オプション。
それ以外はオート エアコンディショナが標準装備されている。

  • オート   :230,000円
  • マニュアル:197,000円

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エアコンディショナ修理

'98.09.11・49,000km

クーラーガス補充 5,000円

'99.08.01・68,000km

はっきりと覚えていないのですが、マグネットクラッチを交換したような気がします(^◇_^;
修理代金 61,000円

'08.05.21・195,000km

症状

症状もなにも、エアコンのスイッチを入れたら…熱風が出てきただけです(笑)
私は、基本的に“一人で週末の夜だけ”しかクルマに乗らないのであまり不便を感じなかったので(お金もありませんでしたし(^_^;)、結局修理したのは、エアコンが効かなくなってから2年後(3シーズン目前)でした。なので、故障したのは'06.05・170,000km頃になります。

修理の為に入庫させた時「四の五の言わずに全部替えといて!」とタンカを切ったのですが、その後電話があり「調べたら全部悪いンで、言われるまでもなく全部替えるよ」と言われてしまいました(^◇^;

一カ所を修理すると圧力が掛かるので、年式的に、弱っている別の場所からガスが漏れだす恐れがあります。そうなると、毎年何処かしら修理をしないといけなくなるかもしれません。
それでは、高額なガスをその都度補充しなくてはいけませんし、修理を繰り返すとクルマを維持するのがイヤになってきたりします(^_^;
なので、できればエアコン一式を一度に交換したほうが良い気がします。もちろん、ご予算と相談しなくてはいけませんけれどね…

クーラ ガスのR12は現在生産が禁止されているので、R134aガスを使用する『レトロフィット』化を検討しました。
『レトロフィット』化のメリットは、今後ガスが抜けても補充するガスが安価で入手できます。(抜けるのは困りますけれどね(^_^;)
デメリットは、「あまり冷えない」という話しを聞くことです。
実際に冷え方が悪いのかどうかはわかりません。「大丈夫」と言う人もいますし「冷えない」と言う人もいます。ボディカラー(白系・黒系)や、その人の感じ方の影響が大きいのかなと思います。
私の場合は、他車ですが知人がレトロフィット化したところ『全く冷えなかった』ので、R12のまま修理しました。これも私の感じ方ですからね(^_^;

費用
(1JZ-GTE用。価格は'07.05現在。確認の上依頼してください。)

・クーラ コンプレッサ 52,000円
・高圧ホース 10,000円
・低圧ホース 10,000円
・プレッシャレギュレータ 12,000円
・クーラ エバポレータ 20,000円
・チューブ 16,000円
・高圧チューブ 21,000円
・エアコンディショナ レシーバ タンク 2,000円
・Oリング一式 3,000円
・クーラーガス (R12) 3缶 16,000円
・技術料 55,000円
・合 計 217,000円

その後

いや〜快適快適(^_^)v
この2年間の我慢はなんだったんだろう…というくらい快適です。
週に一度乗るか乗らないかというクルマに20万円も掛けてどうするの…という後悔も吹っ飛ぶくらい快適です(爆)

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