まこやんの事件簿 其の31  



監督官TVドラマ化  /(°ё°)\



(NO.8)  放映の巻


放映が決まった頃、DVD&ハードディスクレコーダーを買い込み、放映を撮り逃がすことのないように、
「東ちづる」とか「労基の女」というキーワードを入力した。(^◇^;)

そして、放映当日、18時頃からテレビをつけて、8チャンネルに設定。

さらに、携帯のアラームを20時40分と、20時55分に設定
←どこまでやるねん(^◇^;)

そして、番組が始まる直前、知り合いに「始まりまっせ〜〜(^o^)丿」という携帯メールを送りまくる・・・

この日の裏番組は「ゴースト」と「ドラゴン桜」・・・・

非常に厳しい状況であるが、ここは東ちづるに頑張っていただくしかない。 
ガンバレ東ちづる、ガンバレ大地康雄!←お前はTV局関係者かい

このように、日頃の私では考えられないような周到な準備の下、嫁さんと2人で監督官メジャーデビュー作品を堪能した。


そして・・・・










わて的考察



 現職(特に若手監督官)から見ると、突込みを入れなければならない点は、10やそこらではきかないのだろうが、そんなことを論っても全然おもろくないので、わて的にみて、「いけてるシーン」と、「なんでやねんシーン」をピックアップすることにしたい。




おおお・・・
これだけで感無量(T_T)




か・・・カッコええ!




衝撃のコワモテ編(恐るべし、東ちづる)

その1(深夜臨検、強制捜査の併せわざ?)

いきなり何を・・・



怪しすぎるっちゅうねん(^◇^;)




驚いてドアを閉めようとする会社員に突撃、強引に会社内に突入

うう・・すごく昔、こんなことあったなあ・・

監督官標章を示し・・




令状を示して捜索差し押さえ開始・・・
メッチャカッコいいのだが・・・・




この場で、ヘルメットはちょっと・・・・(゚◇゚;)




おおおおお・・・( ̄□ ̄|||)




ひえ〜〜〜〜〜 /(°ё°)\
もしかして、警察グッズマニアとか・・・



その2・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
女性監督官は手が早い?


後輩監督官の頭を・・・・



豪快に、はたく主人公・・
確か、こんな女性監督官が、うちにもいたような(^◇^;)



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その3
いけいけの定期監督

い・・伊丹幸雄が、こんなおっさん役を・・・




でた〜〜!
この台詞、あるある(^◇^;)
こんなおっさん、おるおる(^◇^;)





ば〜ん、ってあなた(゚◇゚;)




急に大阪弁(^◇^;)
しかし「賃金台帳」という単語まで訛らなくても・・・(^◇^;)



あの〜
他のお客さんがビックリしてはりますけど(^◇^;)




す・・・すごすぎる(^◇^;)
GODねえさんよりも怖い・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その4(やばい申告処理)



賃金不払い処理のため、怪しいマンションに単身で・・・
ここまでヤバイことは少ないけど・・・



こんな感じの仕事、結構多いね〜〜


驚きのこだわり編(恐るべし製作スタッフ)

番組を通じて、最も驚いたのは、監督署事務室のリアルさである。


この雑然とした雰囲気は、非常に監督署っぽい




おお・・・「方面」の看板が〜〜〜


味気ないロッカー類に区画された部屋の中に・・・
作業スペース兼相談スペースが・・・(^◇^;)




長机(茶色)を2つ合せ、さらにサイズ違いの机(白色)を並べる
という貧乏くさい作りも監督署そのもの(^◇^;)





カウンター裏側に雑然と押し込まれた、何だかわからない
資料も、監督署の風情をそこはかとなく醸し出す・・・


しかし・・・・



カウンターに囲碁セットはあきまへん、囲碁セットは・・
どんな昔の話やねん。


昔はやってたんかい



・・・・・・・・・・・・・・・最大のこだわり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


リアルタイムの映像・・・・



7年前(労働省時代)の回想シーン

ここまで拘るとは・・・/(°ё°)\


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



主人公が、スーパー店長の残業時間の実績をとりまとめた書類・・・


ほんの1秒足らずの映像だが・・・・



スタッフが労基法を勉強し、うんうん唸って1日ごとに労働時間を設定し、残業時間も計算・・・
縦横の計算チェックもしていた・・・(^◇^;)






その他(脇を固める大物達)


悪役は大物、宇梶氏・・・・
 


おお、ピンキーだぁ〜〜←若い人に言うてもわからんぞ




大好きな、大地康雄
やっぱ、怒鳴るのがうまい(^◇^;)



布施明も好きな役者である。
この人の役どころは、方面のボス「1主任」であると推認されるが・・・



ことあるごとに、LPかけて・・・



指揮しまくる・・・・

暇なんかい(^◇^;)
本当は、1主任が一番激務なのである。
(良い子の監督官は、マネしちゃダメだお)



●そして・・・・・

皆さんは、気が付いただろうか、主役と同じくらいの回数登場していた不審者を・・・


この、青い上っ張りを着た女性である。



今時珍しい、三角巾 (^◇^;)



ここでも・・・


ここでも・・・・


署のシーンでは・・・・・



殆ど全てに登場・・・(^◇^;)



お茶と、茶菓子のサービスまで・・・



この女性は一体・・・・






誰やねん!(^◇^;)

エンドロールの時にまで・・・・・

もしかしたら、TV関係者の家族?



日記にも書いたが、全体を通じて、監督官の仕事が非常に魅力的に描かれている。
さらに、上記のとおり、定期監督(事務所)、強制捜査、申告処理のほか、



などなど、監督官の仕事の大半が紹介されていて、スタッフや作家の研究の深さが伺える。
「殺人事件」等の足かせもなく、自由に作れたら、もっと凄いものができていたような気もするが、最初の作品とすれば上々ではないだろうか。

スタッフのみなさん、役者の皆さん、お疲れさんでした。




最後に、TV放映中から、携帯メールで質問等が山ほど来たのでここで少し紹介・・・・

質 問 等    回   答
  1 監督官に逮捕権限はあるの? 刑事訴訟法上では、「特別司法警察員」ということになっており、事件捜査の一貫として、裁判所から令状を貰えれば被疑者を逮捕することができます。
(しかし、上記の逮捕ができるのは、「労働基準法」「安全衛生法」など、所管の法律に関することだけです。)
  2 ほな、ドラマ冒頭で、主人公が公務執行妨害で逮捕したのはどういうこと? あれは、現行犯なのでOKなのです。
現行犯については、誰にでも逮捕権があるのです。
  3 ほな、他の監督官もあんなことするの? 普通はしません。
  4 なんで? 準備なしに、いきなり捕まえても、留置する場所もないし、取り調べもできないので、現実的には無理です。
逮捕にはすごく準備が必要なのです。
おまけに、監督官は、逮捕術は学んでおりません。返り討ちにあってしまうことでしょう。
腕に自身がある人が捕まえて、交番に連れて行っても、今度は警察が困ってしまうと思います。
  5 じゃあ、令状をとって逮捕することは? 家宅捜索に比べると非常に稀ですが、あることはあります。
この場合は、「警察署に留置場」を借りたり、手錠や、縄を用意したり、鍵空け業者を呼んだり、マスコミへの広報文書を作ったりと、ものすごい準備がいります。
ヤバイ相手の場合は、警察官に同行してもらうこともあり、これらを含めて、事件後は監督署長が、警察署にお礼にいかないといけません。
  6 手錠は持ってないの? 都道府県単位で、最低1個はあると思いますが、各人が携帯することはありません。
  7 警棒は? ないない。
  8 ピストルも? なんでそんなもん持ってるねん。
  9 じゃあ、なぜ主人公は手錠を持ってたの? 警察グッズマニアだったのかも。
まあ、ドラマですから(^◇^;)
 10 あの何回も出てくる掃除のおばさんは誰? 知りません。
 11 もしかして、あのおばさんが真犯人? なんでやねん。
 12 監督官は、みんなあんなにイケイケなの? イケイケの人はいますが、あそこまでではありません。
 13 みんな、あんなに強引に監督するの? 強引な人はいますが、あそこまでではありません。
 14 労災かくしって、そんなに悪いことなの。 ・・・・・・悪いことです。
 15 店長は、労災になるの? うう・・・・・・・・
 16 主人公が冷蔵庫に忍び込んだのは、まずくないっすか? ・・・・・・ドラマですから
 17 主人公がなんで、殺人事件の捜査までするの? ・・・・・・・・・ドラマですから
 18 監督官は、主任になると、暇になるの? いえいえ、そんなことはありません。
 19 ほな、なんで布施明は暇そうなの? ・・・・・・・・・・ドラマですから
 20 現役監督官は、どんな気持ちであのドラマを見てたの? 恐らく、2時間の間、ひっきりなしに

「なんでやねん」

「それはない」

「なんやそれは」


ってな突込みを入れていたことでしょう。

若手ほどに「アリエネーヨ」という気持ちが強いのではないかと推察されます。
ベテランになるほど、「これまで日陰の存在だったわしらが、こんなにカッコ良く描かれて・・」という感慨が強くなるような気がします。

超ベテランともなりますと、子供から
 「すご〜い、お父さん、こんなすごい仕事してるんだ〜」
などといわれながら、一家で盛り上がっていたのではないかと思われます。