Now start your sunday talker life!
1.Win&OSXユーザーのための日曜ハイパートーカーの奨め >>
Prologueでも紹介しているとおり、日本語ハイパーカード入門 大谷 和利 (著)に出会って以降、十年弱前までMacでHyperTalkerな人だった。この本は「さんかく帽子はどこへ行った」という十数枚の絵からなる絵本の作成と住所録かなにかの実用スタックの作成の二本立てで構成されていた。(いまは手元に無いので、正確なことは忘れてしまった)
恐らく、本の編集者の意図は絵本は後段の実用スタックの導入だったのだあろうが、私には大谷さんによる「さんかく帽子はどこ行った」の作成過程の解説で受けた印象のほうがはるかに強烈だった。
当時生まれたての長男とのやり取りを想像しながら、この本片手にスタック作りに没頭していった。(自慢は、雑誌のスタックコンテストで佳作をとった事。そのときの賞品は既に購入済みのHyperCard開発キットのマイナーバージョンアップ版だった)
なぜ、その当時ハマってしまったのか?今から考えると、
0.OSにバンドルされた素人プログラマー向け開発環境であること
1.絵が描けること
2.絵を使って、ノープログラムでデジタル絵本が出来ること
3.出来た絵本には実は(ほんの少しの)プログラムが挿入されていること
4.そのプログラムからの拡張の可能性が非常に高いこと
5.今で言う「ビルトインオブジェクト」志向アプローチが、ごく自然だったこと
6.「プログラム」よりは「トーク」がかっこよかったこと
あたりが、その当時のプログラミング環境(BASIC,Fortran,C,...でCUI)に対する先進性とあいまって、強烈な印象を受けた理由のようだ。
だけど、なぜ今ハイパーカードか?との指摘が周辺から聞こえてきそうだ。たしかに、
a.OSバンドルはOS7までで打ち切り
b.H.C.2.4(日本語版はH.C.2.3)で製品版も開発/サポートは終了
であるうえに、
c.表現力が高まった最近のオーサリングツールに比して、モノクロである。(カラー化されているが中途半端)
d.遅い
e.ネイティブな稼働環境が皆無(Appleの純正OSであるOSXでさえクラシック環境でないと動かない)
f.ネイティブな環境で無いところで動かすと、絵本の命である視覚効果が正常に働かない。
等々、否定的な側面の枚挙はきりが無い。
確かに「ビジネスには」(過去でもそうだったが、現在はそれ以上に)向かない。しかし、そもそも私のような日曜大工プログラマーが求めるものとは、なんだろうか?
まず、投資が少ないこと、分かり易いこと、可能性は高い(と思い込める)こと、公表の場があること(自慢したいから)、かけなければならない時間が短いこと、開発に関する情報、例題、ライブラリ、コミュニケーションの交換の場が存在すること、あたりが、多くの日曜大工プログラマーの望みだ(と勝手に思っている)。この観点から上記否定的な側面を眺めると、
a.→本サイトでも紹介しているように、Appleからフリーウェアとして公開されているので、無問題
b.→開発終了しているので、追加投資はいらない。「安定した」バージョンでものづくりに励めるので無問題
c.→色のセンスを問われないのはメリット(ちょっと強論)。というより、モノクロでの表現技法はまだ一般には極められていないのではないだろうか?Yamamotoさんの絵本は私のお気に入りのベスト3(あとはCyan社の二つのスタック)に入っているのだが、モノクロをモノクロと感じさせない温かみと動きに富んだ絵本である。無問題

d.→無問題
e.→MacではOS9以前か、OSXでもクラッシック環境であれば稼動可能だが、Macを離れた身としては、最大の壁(というか、トーカー復帰はあきらめ気味)だった。たまに生前のClassic(これがマシンとしては狭い、遅い)で昔のスタックを眺める程度でしかなかった。有問題!
f.→ぷごさんのドクターエフェクトに出会った。ドクターエフェクトはこれまたぷごさんの手によるPgColorX 2.31をベースとした高度な変換スタックで、これを通すとたいていのスタックの視覚効果は劇的に改善されるという、世界的にも前例の無いツールだった。YamamotoさんのDrugStoreをはじめいくつかのスタックについてまだ変換に問題が残っていたので、ぷごさんにお願いして若干の改善を加えた上、公開の許可をいただいた。このツールが無ければ、このサイトの半分(ソフトウェア分)は今後も構築に着手することは無かったと断言できる。無問題(Dr_Effect.Jrの障害を除く)
詳しくはPrologueに任せるとして、Classiclllとして復活なった愛機の上で、BasiliskIIによるハイパーカードを取り戻したとき、エミュレータの高速性とあいまって、ハイパーカードの可能性がまた膨らんできた。まず、開発用のハードウェアが自然に手に入ること、ネットではまだハイパーカードのコミュニティーが死んではいないこと、それにもまして過去の膨大な蓄積財産(解説、例題、コミュニティー)が残されていることを知り、「Winでハイパーカードが広がればいいじゃないか」という不穏な決意をしてしまった。(今のMacなひとにとっては承服しかねる行為かもしれない) なので、e.も無問題(?)
だ.か.ら.、Let's be a SundayTalker !
で、そのつもりになったら、まず有名な呪文を唱えて開発環境を手に入れよう.。
・ハイパーカードを起動する。
(HyperCard本体か、Homeスタックをダブルクリック)
→ 
・「ゴー」メニューから「最後のカード」を選択してビルに会う。
(左矢印キーを一回押してもOK)
・ブラインドでmagicとタイプする。 
(ブラインドが苦手な人は、「ゴー」メニューから「メッセージ」を選択すれば、メッセージボックスが現れ、タイプした文字が確認できます)
・スクリプティングにレベルメータを上げる。
さあ、これであなたもHyperTalkerの仲間入りです。
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