My Favourite Tiny Tools
ClassicIII 復活にあたって、十数年前にお気に入りだった
OldMacソフトウェアを紹介します。

1.モノクロのEyeBall

 メニューバーのなかでマウスカーソルを追う2個の目玉です。
この名前のソフトはネット上にも複数ありますが、
最近(?)のものはリアルすぎたりあざとかったりしてどうも好きになれません。
やはり、OldMacに似合うのは、シンプルなモノクロ目玉です。程よい表情があって和みます。
Classic購入の際、店員に無理を言ってデモ機に入っていたものを入れてもらいました。






2.Flying Toaster (After Dark)

 後期の動きの多いものではなく、
初期の(モノクロドットイメージも美しい)トースターです。
これ自体をネットで探すのに時間がかかりました。(at もうひとつのMacintosh Garden)
トーストの焼き具合をダイアローグで出来ることを発見したときは、感激でした。
 「フライングトースターがなぜ生まれたか?」って、
当時から全世界(のごく一部)で話題になっていますが、
私的にはトーマス・M.ディッシュのいさましいちびのトースター火星へ行く(ハヤカワ文庫SF)*
のイメージです。
これに出会ったとき、このFlayinToasterの作者も
トーマス・M.ディッシュのファンだなと、直感しました。
(事実は不詳)

 
*地球侵略の陰謀を防ぐために、サンビーム社のトースターが台所で知り合った他の家電製品とともに、火星に行く冒険?SFです。:これも私のお気に入りです







3.Fish! (After Dark)

 嫁さんを納得させるために使いました。
この後のMacのカラーモデルが売れ始めた原動力の一つだったのでは、
って今も思い込んでいます。
スクリーンセーバーの癖に水底がずっと表示されているじゃないか!
と得意になって指摘したことがありましたが、
ちゃんと非表示にする設定がありました。







4.
After Dark Online 2.0

 Flying ToasterとFish!を動かすには有償のAfterDarkかクローンだけどアプリケーションのDark Sideを使わなければなりません。
両方とも当サイトの趣旨(タダ、オリジナル)に沿わないので、うまい方法を探していました。
 そこで見つけたのが、フリーで公開されているこのツールです。
Berkeley Systems社がスクリーンセーバーの分野から外の分野に打って出ようとした
意欲製品であったと思います。
AdobeのリーダーとかMSのIEあたりで使われている、ビュワーをフリーにして市場を独占し、
その周辺サービスで収益をあげるビジネスモデルを志向していたものと思われます。
(このころの私は、もうWinな人になっていました) 
結局、思惑ははずれ、ディフォルトでビルトインされていたサイトは全て閉鎖されてしまい、
役に立たないバージョンのみがフリーで公開されている状況のようです。
 このバージョン、実は初期のAfterDarkエンジンが入っており、適切な位置にADのモジュールを
挿入すると、ちゃんとスクリーンセーバーとなります。
(新し目のモジュールには対応していないようです)
コントロールパネルに入らないのは不満なんですが、
古いパッケージ版のアップデータを当てると(エラーで終了するけれど)
コンパネにAfterDarkが現れるようになります。
(このあたり、記憶があいまいです)







5.Narita + FontPachin

 Machintoshの(アンセリフ?)フォントには、
昔から都市名(と、セリフ用にもうひとつ?)が付けられていました。
有名なのは英語版MacのシステムフォントであるCicago(シカゴ)です。
漢字TalkxxはSystemxxから(確か)CANON(キャノン)によって
日本語化されていました。
Foreign Language Kit も無かったので、当時、相当苦労して日本語化を行っていたようです。
(当時、キャノンによる日本語化が待ちきれないGomiさんが作ったGomTalkは、多くの人に感謝されていました。)
漢字Talkのシステムフォントとして作られたのが、有名なOsaka(大阪)フォントです。
当時の9インチ(320x512?)ディスプレイでも視認性を確保できる
優れたフォントデザインでしたが、
そのためにかなり線が細いFontになっており、太いシカゴフォントになれた人たちには
結構不評を買っていました。
Narita(成田)はシカゴのフォントフェースで日本語フォントがデザインされています。
ちょっと見、差が分からないかもしれません(下図)が、
これを愛用していた人は多かったと思います。
私も、愛用していました。
成田フォントを使うためには、FontPachinという日本製のコンパネ書類が必要です。










6.StayHere!

 日曜ハイパートーカーの必需品です。
漢字Talkは頭が良すぎて、日本語入力可能なフィールドに移ると、
自動的にスクリプト(入力モード)を切り替えてくれます。
一方、日本語ハイパーカードとはいえハイパートークに日本語は使えません。
この結果、スクリプトエディタに入るたびに入力モードを日本語から英語に
切り替えるはめにおちいります。
この手間を省いてくれるのがStayHere!(これも日本製)です。








7.ResEdit

 MacのアプリケーションやOSは「リソースフォーク」と「データフォーク」の二つの情報
(実は組になった二つのファイルのようです)で作成されています。
アプリケーションのダイアローグ、アイコン、カーソル、ビットマップ、ピクチャ等の
プログラム「リソース」は標準フォーマットがあらかじめ定義されており、
どんなアプリケーションも共通の情報構造を持っています。
なので、標準リソースのエディタは全てのアプリケーションやOSのリソースを変更したり、
コピーペーストしたりすることが可能でした。
今でこそ、Windowsにも標準リソースが定義され、そのエディタも多くはなってきていますが、
この点においては今に至っても十数年前のMacにまだ追いついていないのでは、
と感じています。
当時の初心者から熟練者まで全てのマックユーザの必需品だったのが、ResEditです。
起動すると下記のようなびっくり箱のアニメーションを見ることが出来ます。
小さなソフトですが、編集可能なリソースは多彩で、テキスト、カーソル、アイコン、
ダイアローグ、…等、自由に(だから非常に危なっかしく)アプリケーションやOSを
カスタマイズできます。
スクリーンセーバーのピクチャリソースを変更して、
オブジェクトをオリジナルにしたり、
ハイパーカードのダイアローグリソースに独自のピクチャ(アイコン)を組み込んだりと
、やりたい放題できるソフトです。






8.日本語ハイパートークリファレンス

 Resources for the Sunday Talkersのページで、公開されている英語版のアップデータに、英語版だけど
ハイパートークリファレンススタックとパワーツールスタックが「HC開発チームからの贈り物として」公開されていることを紹介しています。
最近判明したのですが、日本語のハイパートークリファレンススタックが、
MacOS8.08.5ではありません)のCD内に「MacOS8特別付録」として
収容されています。
Classiclllの復活KanjiTalk7の復活の際に、68KMac対応の最後のOSである MacOS8.0のCDを
Yahooオークションで入手(落札金額800円)していたんですが、
バンドルされていたHyperCardはPlayerでしかなかったので、
「特別付録」フォルダの中身をちゃんと確認してはいませんでした。
MacOS8.0のCDで入手可能なリファレンススタックは、下図のとおりです、
・ハイパーカードヘルプスタック
・ハイパートークリファレンススタック
・アップルスクリプトリファレンススタック
これらは、いずれも製品版のH.C.にのみ付属していた、開発者向けリファレンススタックそのものです。800円+送料で入手できるならめちゃお得です。
さすがにパワーツールスタックは付いていませんが、英語版なら、
Resources for the Sunday Talkersで紹介している英語版アップデータから入手できます









9.歴代開発チームスタッフロールと英語版パワーツールスタック

8.で「製品版レベルの」日本語版リファレンススタックの入手法を説明したけど、
英語版でOKならResources for the Sunday Talkersで紹介している方法で無償で入手できます。
OS8.0のCDを入手しても日本語版のパワーツールスタックは入っていません。さらに、
・歴代開発チームのスタッフロール(1.0から2.35まで)と
・Readymade Buttons(ボタンサンプル)も
同梱されています。
(スタッフロールはディソルブ効果が多用されているので、BasiliskIIあるいはOSXClassic環境での鑑賞には、Dr_Effect.Jrで変換したほうが良いでしょう)
英語版のパワーツールを入手すると、
・多様なサンプルスクリプト、
・パレットメーカ、
・メニューメーカ、
・オブジェクト情報抽出ツール、
・リソースムーバー
等の強力なツールが利用可能となります。KAMEに使用しているブラシ形状パレット(モードレス)も
このツールからリソースムーバーでコピーして使っています。