Date as of 2007/12/15


Nikon EM Repair

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はじめに・・・・
カメラは精密機械です。安易に修理を試みた結果、失敗して修理不能になる可能性もあります。
自分で試みる場合は、あくまで自己責任でお願いします。失敗しても、当方では責任を取れません。

Nikon EM Repair
入手したニコンEMは、遮光の黒いスポンジ(モルト)が
劣化していたので、ボディを清掃後に交換した。

まずは、ミラーボックス側から・・・
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EMのモルト交換は、比較的簡単だ。

スクリーンの枠にモルトが貼ってあるのだが、ネジ1本外せば
その枠がスクリーンとセットで外れるので、作業がやりやすい。

モルトを必要な大きさに切って、貼れば完了。
モルトを切るには、ローラーカッターが最適。
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スクリーンを外すと、ペンタプリズムと露出計が良く見える。

プリズムの表面が曇っていたので、アルコールで清掃した。
露出計の針は要注意。

スクリーンを元通りにはめ込み、ネジ1本で固定すれば完了。
この時、奥側のはめ込みにコツがいる。
うまくはまっていないと、ミラーが完全に上がらなくなる。
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次は、裏蓋側のモルト交換。
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裏蓋の付根部分のモルトと、溝部分のモルトが完全に劣化。

まずは、劣化したモルトを丁寧に除去する必要がある。
その時、シャッター幕を壊さないよう、必ず厚紙などで養生する。
細い工具で溝をほじっている時、手が滑ってシャッター幕を
突き破ったら悲惨だ。
アルコールを使うとモルトを除去しやすいが、使いすぎると樹脂を
溶かすので要注意。
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裏蓋を外したほうが、作業が楽になるが、EMの場合、
底のネジを外す必要がある。

蓋の方を交換したら、溝の方にも新しいモルトを貼って完成。

正直言って、新しいモルトを溝に貼るのは大変だ。
細幅モルトと、細幅両面テープを作る必要があり、
貼るのも、慎重さと忍耐力が要求される。

そんな訳で、必死に作業したので、期待した人には申し訳ないが、
この先の写真は無い(笑)
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初めてモルト交換をしたのが、EM1号機。試行錯誤しながらの作業でした。
正直言って、裏蓋側は満足行く仕上がりではないため、近い将来やり直そうと思っています。
今回の写真のEMは2号機です。モルト交換としては3台目でしたが、やっと満足できる仕上がりかなあ?


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