05/03/30(水)W杯バーレーン戦



【前置き】

この報告は純然たる「サッカーど素人」GAIDAの初観戦の報告である。したがって選手や戦術に対する感想は全くないので、試合の解説に関しては今回私を招待してくださったETSU氏にお願いした。友人達よ、間違っても私が中学時代サッカー部に所属していたなんて過去を暴露しないで頂きたい。


浦和美園に集合

今日は「ミニ冒険旅行者の会」の旅仲間ETSU氏のお誘いを受けて、なんと初めてのサッカー日本代表観戦に来た。
 私はスポーツをするのは嫌いではないが プロスポーツの観戦となると以前N.Y.のシェイスタジアムで見た「ドジャースvsメッツ」 以来である。(この時は先発が野茂で最高だったな)ちなみにサッカー観戦となると 中学時代の「島原商業vs帝京(?)」以来、プロサッカーともなれば、なんとビックリ子供の頃の「N.Y.COSMOS(ペレとベッケンバウワーが所属)」以来だ。うーん恐ろしい。俺はペレを生で見たことがあるのだ。ただ記憶としてはポップコーンが美味しかった程度の記憶しかないが(もったいない、、、)

早速スタジアムに直行する。いやー、豪華なスタジアムですねー。照明がきれいです。 このスタジアムは「テロ対策」とやらで「ビン・缶・ペットボトル」が持ち込み禁止 なのだけれど、道すがら死ぬほど売っていると言うのはどしたもんでしょう。ゲートの 荷物検査も超いいかげん。私はコートのポッケにペットボトルをつっこんだまま、 まんまとゲートを通過できてしまった。ダメすぎる平和ボケのニッポン。



【豆知識】
日本のスタジアムでテロを起こすのは簡単だが、テロリストもペットボトル以外の物を使うに決まっている。

 

スタジアム

席はなんとカテゴリー1、バックスタンドのコーナーより35列目という絶好の位置。このスタジアムは陸上用のトラックもないためピッチが眼前に広がっている。もうこれだけでも満足だ。お値段は8000円。サッカーの観戦も席が良いとけっこうするものなのね。初めて相場を知りました。「モーニング娘。」の最前列の方が安いのは意外な限り(笑)。しかも出場人数は「日本代表」も「ハロプロ」と大して変わらないのに(笑)。 サッカーって芸能人より儲かるのね。



 会場内では既に練習と、さらにはサポーターの応援が始まっていた。テレビで見たことは あるけれど、ホンモノの迫力はすごいっすね。



試合開始直前

まずは電光掲示板で選手の紹介がある。これがまたかっちょいい。(日本代表でない人が約一名混ざっています。よく見てね)




試合開始前には国旗の入場と国家の斉唱。これが国際マッチの良いところですね。私なんかバーレーンの国旗を生で見るのが初めてでそれもまた楽しいのです。更に何が驚きってバーレーンの国家を日本人が歌うのには驚いた。 じゃあアウェーの時には現地でムスリムが「君が代」を歌うのか!?不思議だ。







試合開始

選手がピッチに散って試合開始。それにしてもここは全体良く見える。テレビと違ってボールがないところの選手の動きが全て見て取れるのが生で見る醍醐味ですね。一人で突っ込む三都主、そして誰もサポートしない(笑)。 うーんよく見える。

【ETSU氏の解説】
日本はバーレーンを格下ということで、いささかナメてかかっていたようです。さらに、ホームのアドバンテージもあるし、アウェイでのイラン戦に比べれば たい したことはないだろう、と。メンバーも小野が出てない以外はベストの布陣だし。このため、慎重に、というよりもむしろ、綺麗にパスをつないでサクッと勝とうとするあまり、ガムシャラさや意外性のある攻撃が乏しかったように見受けられました。向こうは完全に引分狙いだったので助かりましたが、初戦の北朝鮮のように、死物狂いで攻めてこられたら危なかったかもしれません。



コーナーキックの嵐

この試合、前半日本はシュートこそ打てないものの、コーナーキックのチャンスは 死ぬほどありました。しかもそれが我々が座っているサイドなもんだから、とっても 堪能できました。以下がその数々のコーナーキックの写真です。

【ETSU氏の解説】
前半の終盤、立て続けにセットプレーのチャンスを得たが決められなかったのは、残念ですが、まああんなものかな、と。ただ、俊介のキックが何度も壁にあたってしまいましたが、あれはマズイですね。世界の名だたるキッカーではまず在り得ません。ロベカルのように、低い弾道で、速いボールを蹴るつもりならわかりますが。


【ETSU氏の解説】
上記のセットプレー以外では点が入る気が全くしませんでした。ゴール前でFWがボールを持って前を向くシーンがほとんどなかったからです。これは、明らかに味方のサポート不足です。相手が引いて守っているのだから、加地、サントス、俊介がもっとFWとの距離を詰めないとタメは作れません。また、FWが相手DFの裏へ飛び出す動きも乏しかったように思われます。

ここで大アクシデント

前半25分ぐらいのことであっただろうか、、、、 何度も続くコーナーキック。そしてボールがこちら側に来た。なんと中村俊輔がまっすぐこっちへ向かって歩いてくるではないか!!これは絶好のシャッターチャンスと思い望遠レンズを構えるも、カメラはうんともすんともいいません。おや?あれれ?
そう、なんとここで痛恨の「電池切れ(T_T)」、、、このデジタル一眼レフと望遠ズーム、とっても重たかったのに、、、今や座席に座るのに邪魔になるだけのお荷物と 成り下がってしまった。うわーーーーん、、、、ということで今日の楽しみはしゅーーーーりょーーーー。

あとは最後の手段。コンパクトデジカメのデジタルズーム(画質が粗くなる)で 撮るしかないではないか、、、。まあ良い。スタジアムは撮影する場所ではない。 応援する場所である。この後は「悔しいからこっちサイドでチャンスにならないように」 などと日本人にあるまじき不謹慎な事を考えながら試合を観戦。それにしても日本は 押してはいるものの決定的なチャンスが殆どないなあ。

程なくして前半終了。これで日本が攻め込んだ場合でもこっちサイドではなくなるので、 写真が撮れなくても良くなった。ホッとする私(笑)



後半にようやく得点が入る

後半開始。バーレーンはアウェーという事で引き分け狙いのようで、事あるごとに 時間稼ぎをしているのが目につく。気持ちはわかるがやはりフェアとは言えないな。 こういう時選手達は何を話しているのであろうか。それにしても画質が悪いし、、、、

【ETSU氏の解説】
守備陣は頑張っていたと思います。相手が全然攻めて来なかったといえばそれまでですが、中田を中心に高い位置でボールを奪っていました。しかし攻撃陣がふんばりきれないので、せっかく奪ったボールを結局、ほどなく相手に渡すことになってしまい、また守備陣が奮闘する、ということを繰り返していました。中盤で何やらガチャガチャやってるだけ、という風にも映りました。



後半27分、とうとう日本が得点を決める。といってもフリーキックからの自殺点だし、 遠いサイドのゴール前でゴチャゴチャしていたので決定的瞬間は見えなかったけど。 でも、とにかく点が入ったことに変わりはなくみんな大盛り上がりでした。

その後はバーレーンが今までの時間稼ぎ(ケガのふり)がウソのように(ウソだけど) 猛然と攻撃に転じたのが印象深い。つまり、後半の後半はまたしても我々の座っているサイドでのプレーが多かったわけで、最後は手に汗握る展開で写真など撮っている場合ではありませんでした。



試合終了

長い長いロスタイムの後、遂に試合終了。日本代表は相変わらず得点力不足でしたが、薄氷の勝利でグループ2位。かろうじて踏みとどまりました。だけでこの調子では アウェーの試合が心配だな、、、。とにもかくにも勝ちは勝ち。我々も楽しく家路につく事が出来ました。今回はチケットを譲ってくれたETSUさんに感謝です。
【ETSU氏の解説】
何はともあれ、勝点3は大きいです。オウンゴールの1点のみでしたが、運も実力のうち。長丁場の戦いなので、ツキも大事です。予選を通じて、勝点と自信を積み上げつつ、W杯本大会で通用するチームに成長していってほしいです。



【最後にETSU氏の一言】
チケット取得の公平性という点では抽選が妥当だと思いますが、久々にスタジアムに足を運び、「盛り上がってないな」という印象を受けました。つまり、熱心なサポーターがチケットを取得できず、逆に今サッカーが流行っているから来てみたという人が多かったのではないでしょうか。国民性もあるのでしょうがね。イッチョ前にレプリカを着込んでサポーター気取りですが、肝心の応援はおろそか。これでは 相手選手もにとっても審判にとっても威圧感なし。また、日本代表にとってもパワー をもらえたとは言えません。ホームアドバンテージが生かされていないのです。キリンカップならいざ知らず、W杯は国、協会、選手、サポーターが一丸となっていないと厳しいと思います。

いやー、ETSUさん解説有難うございます。流石はW杯や欧州選手権のたびに世界を駆け巡る我が「旅行者の会」のエース。言葉の重みが違います。私はこういう客観的で辛口な解説大好きです。今度から「セルジオETSU後」と呼ばせてもらいます(笑)

北朝鮮とバーレーンに「観戦旅行」に行きたくなってきた旅人GAIDAでした。

 



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