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坂井忠平

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美しい日本の季節:11月は

神楽月

(かぐらづき)

10月の田んぼ

実りの秋。

自然と上手に折り合いをつけながら営々と受け継がれてきたコメづくり。
農村の風景にはいつも感服させられます。

まぎれもなく日本の伝統的産業です。


CO2を25パーセント減。

破壊から再生へ。
環境が大きく変わろうとしています。


大型ダム工事の中止発表で思ったこと。

おびただしいコンクリートの投下が回避されて
少しは空気がきれいになるかな・・・と。

ぶこうさん

セメントは1300ºCの焼成熱で製造されますが
その過程で大量の二酸化炭素を排出します。

原料となる石灰岩を産出した山林は大きくえぐられ
露出した山肌は植生を拒絶しているかのよう。


「コンクリートのハコものから自然との共生へ」はあたらしい政府のスローガン。
産業構造も治水対策も環境の再生へ大きく舵が切られました。

緑のダム構想。

緑のダム

森林に本来備わっている保水機能を活かす考えで、
荒廃した里山の山林を再生する上で大きな期待を寄せられます。

コンクリート住宅が増えた都会のまちづくりも徐々に変化するかもしれません。

木の家づくり、それも外来材に頼らず日本の木で建てる家が増えれば
ひょっとして二酸化炭素が大きく削減できるのでは・・・。


古来、日本は木の文化の国。

家も神社も、箸も椀も、草木を素材とした織も染も。
木は日本人の生活、とりわけ衣食住の文化をささえる大きな役割を演じていました。

このことは転じて私たちの暮らしは里山と共にあゆんできた証しとも言えます。

染織

博物館や郷土資料館などで昔のまち・農村集落の模型や写真を見ると
美しい風景だなあ、とつくづく感じます。

20世紀の開発と破壊の時代が終わり
環境の時代とうたわれた21世紀も最初の10年が過ぎようとしています。

これからの家づくり、まちづくり、国づくり・・・。
いよいよ本格的にはじまる予感がします。

奥会津の集落

25パーセント。
ユメを感じさせる数字ではありませんか・・・・


旭硝子「Glass Plaza」HP内の
「ハローアーキテクト・良き建築家と出会う」
というコーナーにエッセイが掲載されています。

どうぞお立ち寄りを。


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更新日:2009年11月4日