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準備と序編

1日目:バルセロナ 2日目:バルセロナ 3日目:グラナダ 4日目:グラナダ→セビージャ 5日目:グラナダ→セビージャ
6日目:セビージャ 7日目:セビージャ 8日目:バルセロナ 9日目:バルセロナ 11日目:ジロナ 12日目:バルセロナ あとがきとおまけ動物園

スペインの旅10日目4月16日(金)バルセロナ

またまた雨!

 オイオイ、また雨だよ。信じられない!ありえない!聞く人、聞く人がみな、バルセロナは本当に素晴らしいとゆっていたので、どれだけいいところなのだろうと来る前はわくわくしていたのだが、実際来てみると、ワタシは個人的にはそんなにいいところだとは思わない。おそらくは、この毎日の天気の悪さと、期待が大きかったせいもあるとは思うのだが、それだけだとも思えない。なんていうか、別に特徴のたいしてない大都市なだけじゃん、とかつまらない感想を抱いてしまう。同じスペインの大都市でも、マドリッドなら、ワタシ好みなインディーレーベルのエレファントとかあるし、きっとそういうのに伴って、ミュージックシーンもあるだろうから、もしかしてバルセロナよりは好きかもしれない。もとより、スペイン人はインディー好きだというのは有名だ。今度はマドリッドに行ってみたいなぁ。

 朝は、ゆっくり。今日のテーマは、食と買い物(いつもそれでは?)。しかも、あきちゃんたち2人は、ワタシのようなグーたらとは違い、ちゃんと歳相応にマトモな仕事をしており、お金も持っている。旅行スタイルも、ビンボー学生のワタシとは少し違う。日本で旅行計画中に、行きたいレストランや、訪問地、お店や宿などをほとんどすべて事前調査ずみだ。すげえ!そんなわけで、ランチに選んだ先は、彼女らが既に目をつけてあった7・ポルタスという、けっこう色々なガイドブックに載っている有名な店。あきちゃんがドーシテモ食べたかったという、バルセロナ周辺で有名な料理、サルスエラを食べに行くことにした。そして、ワタシが旅行中にこれまたドーシテモ食べたかった、イカ墨パエリアも同時にいってみることに。

恐怖のイカ墨パエリア

 レストランには12時半ごろつくが、店が開くのが1時からということで近くのカフェで時間つぶし。注文は既に、サルスエラと、イカ墨パエリアと決まっているので、来店するやいなや、さっそくウェイターのお兄ちゃんに 『イカ墨パエリア3人前と、サルスエラ』を頼むと、目を真ん丸くして驚かれた。何かと思えば、『パエリアは3人で2人前で充分!』という。食いしん坊な我々は、しぶしぶそれに同意した。それから安いシャンパン風のCAVAを頼んで、フルコースじゃ〜ん!なんかちゃんとしたレストランだし!といっても日本円に換算して考えてみたら、お手ごろな値段ではあるのだけどね。

 お通しに出てきた、小さなオリーブをつまみながら、わくわくして待ちきれない我々。近所のテーブルはみなウマソーなものを食っている。しかも、開店したばかりだというのに、店は大繁盛。さすがに、人気のある店なだけはある。

イカ墨パエリア ジャジャ〜ン!これがサルスエラだ!

 まずはパエリアが運ばれてくる。なんだ、思ったより少ないじゃん、脅かしやがって。まずは、お鍋ごとのパエリアを見せに来てくれて、そのあと3等分にお皿に分けてくれた。これがミカケはちょっとに見えたのだが、お米なせいもあって腹八分目、てな具合になりつつあるとき…なんと次のパエリアが来た!びっくり!そして笑った。なんだ、このお鍋ひとつにつき'1人前'ってコトだったのね。てかこんな食えないよ!でもめちゃくちゃウマイので、頑張ってほとんど平らげる。それにしても3人前頼まなくて本当に良かった。兄ちゃんありがと。しかし何が恐ろしいって、本当に汚い話だが、このイカ墨パエリア摂取のあと2〜3日間、運子がまっくろくろすけであった。さらに話を汚くすると、ふき取るティッシュも真っ黒。これがトラウマにて、もう2度とイカ墨料理は食えないかも知れず。イカ墨の威力ってスゴイ・・・

 メインの前に、既にほとんどハラ一杯。しかし、いざサルスエラが運ばれてくると、あまりの素晴らしさとその美味しさに胃袋は完全復活!いわゆる、ブイヤベースみたいなものだ。カタルーニャ地方は、フランスと近いので、料理が影響しあっているという話はどこかから聞いたことがある。いやぁ、それにしてもうまかった。メルルーサ、それから似たような白身魚の切り身、ムール貝、イカリング、車えび、ザリガニの一種、伊勢海老の豪華シーフードが濃厚な味に煮付けてある。ワタシはちなみにエビアレルギーで、あんまり食べると体中かゆくなってしまうのだが、この美味しさには勝てなかった。ちなみに、生のえびを料理するのに、準備したりすると、たちまち手のひらはかゆく、赤くなってしまう。だから生焼けの海老とかは食べるのもダメ。我ながらカワイソウなアレルギーだ。実のところは結構危ないアレルギーらしく、アナフラキシーショックといって、死に至ることすらもあるらしい。余談だが、幼いころよく遊びにいった、母方の三重の田舎では、そのころまだ自然がたくさん残っており、夏には川で大きな毛蟹がたくさんとれた。この、グルタミン酸100%の激ウマ毛蟹にも海老と同じ成分が含まれているようで、欲望には勝てず、たらふく食べてしまう私は、いつも夏が終わって田舎から帰るころには、顔がアレルギーでふくれあがって別人のようになってしまっていた。命がけのグルメである。ははは…って笑い事じゃねえよ!いや〜しかし、このサルスエラ、ソースも美味しくて、すべて3人でキレイに食べつくした!ゆっくり味わって、食後には美味しいコーヒーを頼み、かなり満足した我々が店を出たのは3時ごろ。そのころには、広〜い店内は満員であった。こんだけ美味しいんだもん、こりゃ納得。

買い物三昧

にぎわうサン・ジョセップ広場、スリに気をつけよう!

 そのあとゴシックエリアをブラブラ。買い物に走る。ワタシはZARAでトップを2着買う。このころはまだグラスゴー店がオープンしてなかった。安くて品もいいし、かわいいのでZARAは基本的に好きだ。そして、念願のカンペールの靴を買った。スペインに旅行に来て、ZARA行って、カンペールの靴!我ながらミーハーだな!しかし白いやわらかい皮でできていて、お花模様の切り込みがある、かわいい上にはきやすい靴で、満足である。多少値段は張るけど、いい買い物を久しぶりにした。大切にはこう!

 バルセロナはずっと雨だ。信じられん。おまけに、強風のため、傘がぶっ壊れて死亡、ZARAに捨ててきた。こう雨&風だとやる気もうせてくるというもので、そのあとウインドーショッピングに励み、ランブラス通りのケーキ屋に入り、サン・ジョセップ広場にまた行ってジューシー・オレンジを山盛り購入し、しまいには、チャンピオン(フランスにもあるよな)というスーパーでイヤゲ物、もといみやげ物をゲット、って全然やる気うせてねえや。宿にはそのまま歩いて帰れる距離だったので、そこのスーパーで1リットル紙パック入りサングリア、たったの0.6ユーロも一緒に買ってそのまま宿に戻る。しかし、一応アルコール飲料なのに0.6ユーロとは何事!

***

 なんだか、ビンボー学生のくせして、買い物三昧、グルメ三昧、今日一日でたんまりお金を使った気がし、この先、オノレはどうやって生活するのやら、おまけに疲れと雨も手伝って、一時かなり罪悪感にさいなまされる。レコード屋に行って両手に一杯のレコードをかかえてうちに帰るときの、嬉しいのだがどこかブルウな気持ちと非常に似ている。人間てのは面倒だ。しかし、宿に帰って、3人で今日の収穫品でファッションショーを始めると、そんな鬱も即効吹っ飛んでまたまたハッピー。あきちゃんや、かおるちゃんが買った服が、大人っぽくて2人にとても似合っていてカッコイイので、ためさせてーと挑戦するが、全然自分には似合わない。だけど自分が買った服を着てみると、なんだ、やっぱ(服が)かわいい〜!というわけでやっぱ、オレはオレ流でいこう!

家飲み開始

 バルへ出かけようとも思うが、スーパーや市場で買った食べ物がたくさんあるし、ランチは豪華に決めたしで、誰もいない宿のコモンルームで'家飲み'(家じゃねー!んだが、なんか自分ちのリビングルームみたいに落ち着く雰囲気)を開始。イカ墨、タコのオリーブオイルの缶詰、オレンジ2種、アンチョビ、バゲット、生ハム…ってなんだか豪華じゃんよ。サングリアもあるし。若い(?)女の子たちらしく、男の子の話で盛り上がったりなどしてみる。やっぱ家飲みサイコー!だから家じゃねえってばよ。

今日のつまみども

 宿で働いている、ヒゲ兄が、ラテン系音楽のバンドをやっている人だということが発覚する。彼はもう一人のキレイ系オニイと、やたら仲良くスキンシップしていたので、うちら3人は、あいつらゲイ!?とゆってたのだが(注:だからなんてことではなく、ゲイ反対派ではけしてない)、もしかするとラテンのフレンドリーさはああいうものなのだということに勝手に決めた。オニイは、そのバンドで日本にいったこともあんだよ〜だからちょっと日本語しゃべれる、とか言い出すので、ヤベエ、うちらの会話わかってたかも!?と焦る。うちらしゃべってんの意味わかる?と聞くと、わかるよ〜といわれて余計焦るが、そこだけはだまされただけだった。ラテン音楽なだけに?ノリのよいヒゲ兄。グラスゴーにもおいでよ、なんつって名前を交換したりするが、すっかり忘れてもうた。元はキューバの人らしく、ハバナ59番と書いたTシャツを着てたなぁ。

 明日はバルセロナから電車ですぐいける、郊外のジロナまで足をのばす。電車の時間を調べて、おやすみなさい〜。

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