人生は七十歳から

貝原益軒 「養生訓物語」

発行平成1853

著者 滝澤主税

発行所 長野県地名研究所

定価 1,600

 

 散々出鱈目をして上田袋町の夜の市長とまで言われ、140キログラムの肥満体を持て余し、妻の病死で脳梗塞を起こした私は、再婚した妻の努カで食生活を改め、目常生活を反省して大改革を行った切っ掛けは、 貝原益軒の養生訓でした。今は90キログラムで快適に活動しています。人生は、「今」と「これから」です。お互い、小さな欲望を捨てて、世 のために健康な百歳を目指そうではありませんか。 

                                          滝澤主税

平成18年「信州民報」で連載




寸 評

医事評論家 矢女田八尺氏

滝澤君から「人生は七十歳から」なる著書を送ってきて、論評せよという。面倒だが学友の誼で時間を割いて読んでみた。 

  私が医業に関与していることを承知での依頼だとは思うが、二百年も昔の貝原益軒の医学をそのまま今日に当てはめて論評する危険は、私には請け負えない。

  それでも滝澤君一流の衒学には恐れ入った。どこで仕入れてくるものやら、あれもこれも雑多に知っていて驚きである。南方熊楠の十二支考なども似たような傾向だが、滝澤君のは彼の哲学が生きているので面白い。

  それに亡くした奥さんとの艶っぽい思い出話があちこちに顔を出すが、それが真面目な論説の合間なのに不思議に嫌味がない。不思議な文章で感心するから、 まあ、滝澤哲学の名著だと言っておこう。

上田病院理事長 森達夫先生

 今回は「人生は七十歳から」を読ませて戴きと言いますか、読ませられてしまったの感です。非常に広い学識のある方の著書で、ついつい読まさせてもらいま した。

  現代に必要で参考になる名著だと思います。

長野赤十字病院 院長 宮崎忠昭先生

人生は七十歳から」読ませていただきました。

  養生訓の内容もさることながら、滝澤さんの文章の上手なことに今更ながら感心いたしました。

  本当に読みやすくすばらしい本ですね。医学のこともよく勉強されておられ、特に内容的にも問題となる点はな いものと思われます。

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