そんのうかいづか
園生貝塚
Son-no Shellmound Site

●所在地 千葉市稲毛区園生(そんのう)



園生貝塚台地遠景



園生貝塚



表面



園生貝塚の碑

 園生貝塚は、宮野木谷(みやのぎたに)から分岐(ぶんき)する園生支谷(しこく)谷頭(やとう)に面した標高25〜27mの舌状(ぜつじょう)台地上に所在する。すでに、明治年間から「長者山(ちょうじゃやま)貝塚」の名で学界に紹介されている。
 過去に行われた数度の発掘調査により、多くのことが明らかにされている。貝層は、直径約130mの北に開口した馬蹄形(ばていけい)で、オキアサリ・ハマグリ・キサゴを主体に厚いところで約2mもあり、縄文時代(じょうもんじだい)中期末から晩期前半にわたり形成されている。貝層外側には、西側の一部に縄文時代前期後半と、貝層を取り囲む様に中期末から晩期前半にわたる遺物包含層(いぶつほうがんそう)が、直径約300mの範囲に拡がっている。また、多数の竪穴住居跡(たてあなじゅうきょあと)のほか土器捨場遺構(どきすてばいこう)道状遺構(みちじょういこう)などが検出されている。注目される遺物は、注口(ちゅうこう)土器、皿形(さらがた)土器、土版(どばん)土偶(どぐう)岩偶(がんぐう)打製石斧(だせいせきふ)磨製石斧(ませいせきふ)石皿(いしざら)、玉類などがある。その他、貝層中からシカやイノシシなどの(けもの)の骨と、クロダイなどの(さかな)の骨が検出されている。

(千葉市教育委員会設置説明板より抜粋)