ものみのまつあと
斥候の松跡
Site of "Pine of Scout"

●所在地 千葉市中央区大巌寺(だいがんじ)



供養塚



供養塔



斥候ノ松之跡碑



馬頭観音碑

 根廻り6.08m、目通り周囲5.20m、樹高約16mの黒松で「からかさ松」とも呼んでいる。伝承によると、永正(えいしょう)年間(1504〜1520)原胤隆(はらたねたか)を追放して小弓(おゆみ)城(南生実(みなみおゆみ)町)に居た足利義明(あしかがよしあき)の兵が物見に使ったとも、天正(てんしょう)18年(1590)徳川家康(とくがわいえやす)の部将酒井家次(さかいいえつぐ)が房総攻略の時、応戦した生実城(生実町)主原胤栄(はらたねあき)の部下がこの樹に登り敵状を偵察したともいわれている。この樹の下に馬頭観音(ばとうかんのん)碑があって「寛政(かんせい)12年(1800)庚申(かのえさる)4月吉日生実大巌寺(だいがんじ)村」と刻む。また南側に3本の松を植えた供養塚がある。

(千葉市『千葉市の散歩道』より抜粋)

※斥候の松は昭和55年に伐倒された。