| my favorite  - 僕の最も好きなレコードを10枚セレクトしてみました.

 

loveless / my bloody valentine
(1991)creation
(CD/LP)

 

sonic flower groove / primal scream
(1987)elavation
(CD/LP)

僕が世界で1番好きなアルバムを挙げろ、と言われたら間違い無くこのアルバムを選ぶでしょう. (<恐らく多くの皆さんも) 90年代初頭に産み出されたUKロック史上最高の作品my bloody valentine2ndアルバム"loveless"です. 

聴く人全てを幻想世界へと誘う甘美で魅惑的なメロディとノイズギターの渦は超絶の一言に尽きますね. 全曲が完璧なまでに素晴らしいのですが、特に後半のt-8"sometimes"からt-11"soon"までの楽曲の一体感は神の成せる業としか言い様が無い程の完璧な美しさ!

 僕はこのアルバムを聴いて初めて、ノイズ音がこれほどまでに美しいと言う事を知りました. それまでのちっぽけな価値観が根底から覆されたと言うか...、とにかく全ての音楽ファンに聴かれるべきアルバムだと思います.

今や過激なロックバンドと化したprimal screamが87年に残した記念すべき1stアルバム. 

これは彼らのネオアコ期の音で、現在のデジタルビート反戦歌の様な音楽からは想像が出来ないくらいに全編に渡って甘い角砂糖の様なメロディと12弦ギターの音が鳴り響くネオアコ・ギターポップ史上に燦然と輝く名盤です. t-1"gentle tuesday"、t-4"sonic sister love" 、t-6"imperial"、t-8"leaves"・・・と胸が締め付けられる様な美しい曲ばかり!

 この1stアルバム以前のシングル群にアルバム未収の名曲が多数存在しています ので、これから買う方にはボーナス曲5曲を追加した94年発売盤を中古で探す事をお薦めします.(※現行盤と違いますので.)

   
songs from northen britain /
teenage fanclub
(1997)creation (CD/LP)

twisterella(e.p.) / ride
(1992)creation
(cds/12")

彼らを言葉で表すとしたら"全てのギターポップファンに愛され続けるバンド"が良く似合うのでは無いでしょうか?スコットランドはグラスゴーが産んだ最高のバンドteenage fanclubの5thアルバムがこれ.

独断ですが、多分ギターポップと言う言葉は彼らの為にあるんだと思います. 聴いていてマジで涙ぐんでしまう程に切ないt-4"i don't want control of you"とか、ジワジワっと心に来るコーラスワークがステキなt-8"winter"とか、最高のメロディに最高の歌詞(ロマンティック過ぎ!)が合さった感動の名曲t-12"speed of light"など全てが絶妙なバランスで組み合わさった名盤です.

 僕はTFCを好きな人に悪い人なんかいないって本気で信じています. て言うか、TFCを聴いている人には悪い事をして欲しくないです. そんな下らない事を考えてしまうくらいにピュアでステキなバンド. お薦め!

僕が10代の頃に最も愛したバンド(の1つ)、それがこのrideです. 僕と同じ様に青春時代にrideを愛した方って凄く多いのではないでしょうか?何でそんな事を言い出すのかと言えば、彼らの音って大人でも子供でもない10代後半特有に見られる、自分の未来に対しての不安感や焦燥感、自分を受け入れてくれない社会に対するやり場の無い怒りだとか・・・そんな青さが感じられるから.

 このシングル"twisterella"でもそれが顕著に表れていて、触れたら壊れてしまいそうな繊細さと、痛々しいまでの青さを併せ持っていると思います. なので、ギターポップを聴き始めた若い人達にぜひ聴いてもらいたい1曲ですね.

 因みにVo.マーク・ガードナーはthe animalhouse、ギターのアンディ・ベルはoasisでそれぞれ活躍(?)中. 僕はそれらのファンがrideに流れてくる事を密かに期待(笑)

   

 three cheers for our side /
flipper's guitar 
(1989)polystar (CD)

with love from... / the hit parade
(1990)vinyl japan
(CD/LP)

僕がこれほどまでに音楽を好きになったのは恐らくこのバンドのお陰(せい)ですね!きっと誰もが一度は愛したバンドflipper's guitarの1stアルバムです.

ネオアコってジャンルがこの日本で(世界的に見て)異常人気を誇っているのも間違い無くこのアルバムのせいでしょう!t-2"boys fire the tricot"、t-3"joyride"、t-5"my red shoes story"、t-9"sending to your heart"・・・と何度聴いたか分からない程に聴き返した名曲の数々!そして僕の(みんなの)人生を大きく変えたt-10"goodbye,our pastels badges"!<日比谷線の電車内で手の平に"take"って書いて…憧れました(by PV)

 因みに僕の中で"外国人に胸を張って紹介出来る日本のバンドbest 3"の内の1つです<当然!きっとこのアルバムに出会わなかったら、僕はつまらない人生を生きていたと思います.

ここ2、3年の再発ラッシュの中で個人的に最も価値の有る1枚. とにかく涙無しでは聴く事の出来ない本気で名盤なこのアルバム、the hit paradeの1stアルバムです.

 t-1"forever"とかt-3"my favourite girl"もメチャクチャ名曲なんですが、特筆すべきはt-8"you didn't love me then"の素晴らしさ!flipper's guitarの超名曲"camera full of kisses"の元ネタとして知られるこの曲の胸を締め付ける青春疾走メロディと甘いギターはネオアコ好きの心を今も掴んで離しません.<僕、初めてこの曲を聴いた時、完全に即死でした.

 flipper's guitar好き(邦楽しか聴かない人とか)で未聴の方に無理してでも聴いて欲しい1枚ですね. ポップミュージックの素晴らしさを教えてくれる最高の1枚です!

   

let's get away from it all / friends
(1988)summerhouse
(CD/LP)

a certain smile, a certain sadness /
rocketship
(1995)slumberland (CD/LP)

僕がネオアコ部門において世界で一番ステキだと思うバンド friends の1st アルバム. aztec camera や orange juice と比べると知名度的には低いかも知れませんが、内容の素晴らしさでは全く引けを取らない程Great! なバンドなんです.

そんな彼らの一番の魅力はと言えば、誰が何と言ってもトランペットにあると僕は考えます(ですよね?) 特にこのLPの1曲目を飾る"let's get away from it all"はイントロから疾走トランペットが炸裂する最高の一曲! 全ネオアコファンの心を直撃する事間違い無し! な超名曲なんですよ!

 最近までレアでなかなか手に入れる事が出来ない1枚でしたが、現在では再発盤LP(ジャケ質悪いですよ)が発売され容易に聴く事が出来ます. ただCDは依然としてレアなのでCD派の人は頑張って探しましょう.

my bloody valentineのlazy records所属期(ネオアコ期)が好きな人にお薦めなのがこのrocketshipの1stアルバム!リリース当時、渋谷で爆発的に人気&話題になった1枚です.

この全編に渡って疾走するシンセの爆発力はヤバ過ぎますよね?ダスティン&ヴァーナ(現holiday flyer)のツインVo.が織り成す愛のメロディt-1"i love you like〜"、t-5"i'm lost without you here"、まるで宇宙を旅しているかの様なスペーシーな1曲t-6"carrie cooksey"等、初期mbvの生き写しの様な楽曲群は本気で失神モノです!

 現在購入されるのなら日本盤(by trattoria)がお得ですよ(どれも激名曲のボーナストラック3曲を含むので)後、アルバム未収の必聴曲"hey,hey,girl"も絶対にチェックな1枚ですね.

   

if you're feeling sinister /
belle and sebastian 
(1996)jeepster (CD/LP)

cafereggio / holiday
(1997)siesta
(CD/LP)

学生時代に何回聴いたか分からない程、僕の心を魅了し続けた永遠の名盤. もはや僕なんかが軽々しく陳腐な言葉で批評してはいけない程に完成された正に"神の成せる業"的作品でしょう.

救い様のない絶望と微かな希望が入り混じった淡い青春小説から断片を切り取ったかの様な歌詞と完璧なまでに美しいメロディに当時の僕は完全に打ちのめされました. 学生時代の僕にとってはbelle and sebastianの詩の世界観こそが現実で、日常は夢か幻でしかなかった位にのめり込んでいたのは大人になった今となっては良い思い出でしょうか.

 とにかく出来るだけ若い内に聴いて欲しいアルバムですね. 聴く人の人生観をも変えてくれるこの世界観を体験して欲しいです.

僕が大学生の頃、belle&sebastian と共に最も愛したバンド holiday の編集盤的内容のラストアルバム(ヨーロッパ盤<spin art盤と内容違いです.) 個人的な思い入れの強さから涙無しでは語れない素晴らしいバンドです. 

彼らの音楽は古き良き(60's)アメリカへの憧憬が伝わってくる様な夢の詰まったメロウなギターサウンドと言った所でしょうか? まるで女性Vo.の様な男Vo. joshの柔らかい美声は僕の心を永遠に捕えて離しません. ホーンアレンジが幸せな気分にさせてくれるt-1"there's place"、ハンドクラッピングも効果的なミドルテンポの名曲t-3"just follow"、2分弱の楽曲ながらロック色の強さとオルガンの音色が印象的なt-5"something about you"、ヨーロッパ盤のみ収録の2ndアルバムから超名曲t-10"gent"、t-11"everything you say"の2曲なんかは本気で泣けますね.

 現在は活動休止中(解散状態)なので、聴かれる機会が減って来ています. でも、これからギターポップを聴き始める方にはぜひ聴いてもらいたい最高の青春バンドだと思いますよ.