−日記帳(N0.245)2002年 6月24日−
我が家のベッカム君



我が家には「chasuke」と言う名のペルシャ系チンチラ種の猫がおり、この「日記帳」や「飼育記」でも何度となくご紹介済みですが、近所でも評判の貴公子然とした美男子ですので、本物のベッカムが日本に来てからは、我が家ではベッカム、ベッカムと呼ぶようになりました。 彼の額の毛が少しとんがっているので何となくベッカムヘアに似ていることから、そう呼んだのですが妻が面白半分に少し挟みを入れてしまったので上の写真のように目立ってしまいました。 
ごめんなさい!chasukeクン



4年前のW杯フランス大会の決勝トーナメント1回戦で、アルゼンチンのDFシメオネがボールとは無関係なタックルを仕掛けたことに対して激怒したベッカムがとっさにけりを入れたのを見た主審はベッカムの報復行為とみなして即座にレッドカードを提示、10人となったイングランドは必死の抵抗でアルゼンチンの攻撃をしのいだが、PK戦で敗退してしまいました。

国民はつまらない行為で試合を台なしにしたベッカムを戦犯とみなして猛烈なバッシングしたため、フーリガンの襲撃を恐れて帰国せずに米国に1年間留まりましたが、そこで世界的に有名な「スパイスガールズ」のメンバーのヴィクトリア と恋に落ちて結婚したのですから不幸中の幸いだったかもしれません。

「スパイスガールズ」はヴィクトリア等イギリス出身の5人組で、英国ポップス史上初の連続7曲1位という快挙をなしとげ、米国ビルボードチャートも席捲しデビューアルバム「SPICE」は全世界で2000万枚を超える売り上げ、妻のヴィクトリアは夫のデビッドの12億円を凌ぐ40億円を稼いだとも言われるリッチな夫婦です。

それでも、その後自宅に脅迫電話が相次ぎ、息子の誘拐未遂騒動まで起きましたが、その後のマンチェスター・ユナイテッドでの大活躍でファンの怒りも収まり、エジプトには負けたものの宿敵アルゼンチンを破ったことで今回は4年前と違い胸を張って帰国したことと思います。
−日記帳(N0.246)2002年 6月25日−
韓国、決勝進出ならず!




流れているBGMは韓国国歌「そびゆる白頭山」です

素晴らしいゲームでした。 どちらが勝っても納得できるゲームでした。 欧州予選で苦戦を強いられ前評判も芳しくなかったものの緒戦のサウジアラビア戦で大量点を取って調子を上げてきた ドイツ、過去5回のW杯出場で1勝も出来なかったものの緒戦のポーランド戦で初勝利してやはり調子を上げててきた韓国と同じような経過を辿ってきた両国。

しかし、延長戦を連続して戦ってきた上、ドイツより1日少ない中2日で臨んだ韓国側に疲労は隠しきれず、それを裏付けるようにエースのアン・ジョンファンの姿が先発メンバーに見られませんでした。 やや引け気味の韓国に対し、ドイツはお家芸の両サイドからのクロスを現在得点王のFWクローゼに集めてゴールを再三狙うものの、堅実なDFとイ・ウンジェのファインセーブに阻まれてより多くボールを支配しながらもゴールできない焦燥感に苛まれながら前半が終了しました。韓国も前半7分、ドウリと連携して作ったチャンスにイ・チョンスがゴール左隅に強烈なシュートを放つもカーンに右手1本ではじかれ、これ以外にチャンスらしいチャンスのないまま前半を終了しました。

後半9分にファン・ソンフォンに代わってアン・ジョンファンを起用してリズムを変えようとしたもののドイツの堅い守りを切り崩すことができないのに対し、ドイツも両サイドからのクロス、背の高さを生かした空中戦が思うようにいかず、ほぼ互角のまま進んだ、後半30分ついにドイツ決勝ゴールをあげました。

171センチで背は一番低いながらも俊足のノイビルが右サイドをゴールライン寸前までドリブル突破してパスされたボールをMFミハエル・バラックがシュート、一度はGKイ・ウンジェに阻止されたもののはじかれたこぼれ球を再度右隅に蹴り込んで劇的なゴールを上げました。バラックはそのゴールの4分前にイエローカードを受けて決勝戦に出場できなくなっただけに執念のゴールになりました。

この試合での影のヒーローは何と言っても今大会6試合で1失点の守護神オリバー・カーンだと思います。前半8分、イ・チョンスの決定的なシュートをカーンを右手ではじき、先制直後の後半31分、危ない時間に襲った右からのクロスも右手で外にはじき、そしてロスタイムの一瞬のスキを突かれたスルーに超人的な反応で飛び出して危機を救ったカーン、まさにカーンで始まり、カーンで終わった試合でした。

それにしてもクリーンな試合でした。前半は警告ゼロ、後半、ドイツに2枚、韓国に1枚のイエローが出されたもののさほど悪質のものではありませんでしたし、オフサイドが終了直前に1回しかなかったことも加わり、熱気溢れる中にも爽やかな試合でした。

終了を告げる笛が鳴っても総立ちして万雷の拍手で健闘を讃える6万5千の韓国サポーターたち、そんな光景を見てこみ上げてくるものを押さえ切れませんでした。 色々な意味でサッカーの魅力、迫力を教えてくれた韓国の代表選手と全国民がサポーターになった韓国の人たちにころから賛辞を送ります。有り難う カムサ ハムニダ!
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