−日記帳(N0.1272)2005年06月04日− −日記帳(N0.1273)2005年06月05日−
日本、バーレーンに快勝 バーレーン戦を終了して







順位 国    名 国旗 勝点 得失点差 FIFAランク

(37)
イ ラ ン 10 +4 20
日 本  +2 19
バーレーン −1 50
北 朝 鮮 −5 97


バーレーンって国どこに有るの?と尋ねられて正しく答えられる日本人は少ないのではないでしょうか。かく言う、私もサッカーを通してしかこの国のことは知りませんでした。バーレーンは、この地図で判りますように、日本の約7倍もある大きなアラビア半島とイランに挟まれたペルシャ湾に浮かぶ奄美大島ぐらいの大きさの小さな島国で、人口は70万足らずで、中東15ケ国の中では、面積も、人口も最も小さな国です。

豊富に埋蔵されているペルシャ湾から採れる石油、及びその石油から得られるアルミニウムや石油製品などを輸出することで国の経済を成り立たせております。一人当たりの年間GDPも1万$を越え、比較的豊かな国です。日本はバーレーンにとって最も重要な貿易対象国で、要人の往来も多く、日本企業も12社が進出しております。そのバーレーンの首都、マナーマ市にあるナショナル・スタジアムで3万人の観衆を集めて、2006年W杯ドイツ大会アジア最終予選B組の第4戦、日本対バーレーン戦が行われました。

日本は、前哨戦のキリンカップ、ペルー戦、UAE戦での失敗を教訓にしたのか、慎重な立ち上がりから次第にリズムをつかみ前半途中からパスを早めに回してボールを支配し、34分に中田英のスルーパスを受けた中村がヒールパスして背後にいた小笠原に流すと、正面でこのパスを受けた小笠原がフェイントでDFをかわしエリア手前から右足で強烈なミドルシュートを放つとボールはパンチングしようとするGKの手をかすめてゴール左隅のネットを揺らしました。

日本はリードを奪った後も、守備での忠実なマークと巧みな位置取りでほとんどすきを見せませんでした。後半、攻めが単調でミスもあって2点目を取れなかったが、疲労で動きが落ちたバーレーンを尻目に危なげなく逃げ切りました。小笠原のミドルシュートは世界に通ずる実に見事なシュートでした。


日程の2/3の第4戦を終えて、B組の勝敗表は上表の通りで、日本はイランに次ぐ2位で、あと勝ち点1(引き分け)で2位以上が確定し本大会出場が決まります。 従って、次の北朝鮮戦に勝つか、引き分ければ本大会出場が決まります。

仮に、北朝鮮戦に負けても、当日その後で行われる、イラン対バーレーン戦でバーレーンが負けるか、引き分ければその時点でバーレーンの3位以下と日本、イランの2位以上が確定し本大会出場が決まります。

これは想像もしたくないのですが、日本が北朝鮮に負けてバーレーンがイランに勝った場合は、勝ち点でイラン10、日本9、バーレーン7となり、最終の第6戦に結論が持ち越され、最終戦で日本がイランに負け、バーレーンが北朝鮮に勝ちますと、勝ち点でイラン13、バーレーン10、日本9で、日本は3位になり、イラン、バーレーンの本大会出場が決まり、日本のプレーオフ以外での本大会出場はなくなります。しかし、このような悲しい事態になることは極めて稀なケースであることを確率を使って説明してみたいと思います。そこで、各対戦で勝つ、負ける、引き分ける確率を公平に1/3とします。

日本が3位になる確率Uは次のA、Bのケースの確率の積になります。

・A→ 日本が北朝鮮に負けてバーレーンがイランに勝つ確率
          1/3 ×1/3=1/9
・B→ 日本がイランに負けてバーレーンが北朝鮮に勝つ確率
          1/3 ×1/3=1/9
   よって、U=A×B=1/9×1/9=1/81

つまり、100回のうち、1回以上 2回未満しか起こらないと言うことで、判りやすく言うならばサイコロを振って1か6を連続4回出す確率と同じです。 この結果、言い方を変えれば、日本が2位以上になる確率Vは V=1-1/81=80/81 であることが判りましたが、これを同じように計算で出して、上の計算結果と一致することを証明してみたいと思います。
その確率は次のC、Dの和とE、Fの和の総和で表されます。

・C→ 日本が北朝鮮に勝つか引き分ける確率(=2/3)
・D→ 日本が北朝鮮に負けてイランがバーレーンに勝つか
        引き分ける確率(=1/3×2/3=2/9)
         よって、C+D=2/3+2/9=8/9

・E→ 日本、イランがともに負けて第6戦で日本がイランに勝つか
       引き分ける確率(=1/3×1/3×2/3=2/27)
・F→ 日本、イランがともに負けて第6戦で日本が負けて北朝鮮が
       バーレーンに勝つか引き分ける確率
          (=1/3×1/3×1/3×2/3=2/81)
        よって、E+F=2/27+2/81=8/81

従って日本が2位以上になる確率V=C+D+E+F=8/9+8/81=80/81
となって、先に算出しました、日本が3位になる確率U(=1/81)が
U+V=1 となって、先の計算結果に一致します。

次の北朝鮮戦は、中田、中村、三都主が出場できないこと、最後の望みであるプレーオフに進出するためには3位確保が必要でそのためには日本戦での勝利が絶対条件であるこから、北朝鮮戦に勝つことは容易でないことは判りますが、以上の事情から、例え、負けるようなことが有ったとしても全体の流れからみれば悲観することはなく、最終のイラン戦に向かっていけばいいことです。 残り2試合の日程は次のとおりです。

第5戦 2005/6/08  北 朝 鮮 − 日   本
第6戦 2004/8/17  日   本 − イ ラ ン
※左がホーム(但し、第5戦は第三国のタイで開催)  


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