| −日記帳(N0.1861)2007年01月11日− |
| マグロ物語(3) (マグロの漁法について) |
| −日記帳(N0.1862)2007年01月12日− |
| 盛岡商の優勝を讃える (第85回全国高校サッカー選手権大会優勝) |
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| 延縄の図解(OPTTより引用させて頂きました) |
テレ朝のお正月番組、渡哲也主演のスペシャルドラマ「マグロ」を観ました。 大間のマグロ一本釣り漁師の父子の愛情をテーナにしたドラマでしたが、その筋書きもさることながら津軽海峡の荒海で巨大なマグロを取り込むシーンは、一切CGやスタントマンを使わずに本物の漁師が掛けた現物の巨大マグロを渡哲也本人がそのままその漁師から引き継いで指導を受けながらも実際にマグロに銛を刺しカギを打っているだけにリアル感に富んで迫力が有りました。 しかし、私は別な観点からもこのドラマを観ておりました。それはこのドラマの漁師のマグロの漁法がマグロの資源保護、マグロの美味しさを最大限に保持する方法の両面からみてベストではないかと思い巡らしていたからです。マグロの漁法にはこのドラマの漁師が行なっていた一本釣りと延縄、巻網の3種類が有ります。 まず、一本釣りは文字通り、1本の竿を通して先端にイカ、サンマなどの生餌かトビウオなどの形をした疑似餌を付けた釣り針を結んだ釣り糸を数百メートル流して全速で引っ張って釣り針にマグロが掛かるのを待つ漁法です。全速で引っ張るのはマグロが時速60km程度の高速で餌を追い求めて泳いでいるのでその速度に合わせないとマグロが掛かる確率が激減するからです。しかし、数千本の針を付ける延縄や網で一網打尽にする巻網などの漁法に較べれば1日に何本も釣れることは稀で、1ケ月に数本釣れれば大漁になるように効率が悪くなるのは避けられません。 しかし、マグロが掛かってから取り込むまでの時間は長くても1時間程度で済むので、傷みが少ない上、鮮度がいいうちに冷蔵できるので刺身用の高級品として市場でも高値で競り落とされます。それに、乱獲、混獲(=獲る必要のない他の魚などを獲ることで、延縄ではウミガメや海鳥が、巻網漁業ではウミガメやイルカなどがその対象となる)の確率が低いことから資源保護の立場からも一本釣りは好ましい漁法となります。特に渡哲也扮する大間の漁師は、ソナー、電気ショック等のハイテク装備をせずに経験と勘だけを頼りにマグロに挑みますので乱獲防止の面でも役立っております。 延縄は上図に示すように「幹縄」と呼ばれる1本のロープに「枝縄」という餌のついた釣り針に繋がるロープが何本も旗を付けたブイの下にぶら下がっている釣り仕掛けが基本単位になっており、このブイからブイの基本単位が何十、何百もあることから通常はその総延長が数十キロメートル、時には100キロメートルにも及ぶ場合が有ります。従って全速力で延縄を海に沈めるのに4時間から5時間かかるため船に延縄を引き上げるには10時間から12時間もかかります。そのため、掛かったマグロが死んでしまうことが多く、鮮度は1本釣りに比べ劣ります。 巻網は、この図で示すように、魚群を網で囲むと網の底を絞って囲みを小さくします。円を描く網の直径は、200メートルから1000メートルにもなります。網を絞り込んだ後、船上に引き上げますが狭めてゆく網の中でマグロが暴れたり、網の中のマグロの重みでマグロ自体が押しつぶされたりするためマグロが傷つきやすく刺身用には適しませんので主に缶詰用に供されます。しかし、日本近海では本マグロの幼魚をこの巻網で漁獲し「メジマグロ」と表示しで刺身用に市販されております。私が「マグロ物語(1)」で憤慨したのは、このメジマグロを本マグロと表示していたからです。マグロの資源枯渇の問題については、後日、「マグロ物語(4)」で取上げてみたいと思います。 |
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回次 年 度 優 勝 校 準優勝校
69 1990(平成 2年) 国 見 鹿児島実
70 1991(平成 3年) 帝 京 ・ 四 中 工(*)
71 1992(平成 4年) 国 見 山 城
72 1993(平成 5年) 清水市商 国 見
73 1994(平成 6年) 市立船橋 帝 京
74 1995(平成 7年) 静岡学園 鹿児島実
75 1996(平成 8年) 市立船橋 桐光学園
76 1997(平成 9年) 東 福 岡 帝 京
77 1998(平成10年) 東 福 岡 帝 京
78 1999(平成11年) 市立船橋 鹿児島実
79 2000(平成12年) 国 見 草 津 東
80 2001(平成13年) 国 見 岐 阜 工
81 2002(平成14年) 市立船橋 国 見
82 2003(平成15年) 国 見 筑陽学園
83 2004(平成16年) 鹿児島実 市立船橋
*両校優勝
全国高校選手権最終日は8日、東京・国立競技場で決勝が
行われ、盛岡商(岩手)が作陽(岡山)に2―1で逆転勝
利し、岩手県勢として初優勝を飾った。盛岡商は後半11分
に先制されたが、MF林勇介(2年)が、PKを失敗した直後
の後半26分に同点弾。同40分にMF千葉真太朗
(3年)が決勝点を決め熱戦に決着をつけた。2度の病魔
を乗り越えた斎藤重信監督(59)の粘り強い指導を受けた選
手たちが参加4,080校の頂点に立ちました。
上表は、1990年から一昨年の2004年までの15年間の全国高校
サッカー優勝校と準優勝校、つまり決勝戦まで進出した高校
のリストです。実はこのリストにある共通項が見られます。
国見(5-2) 市立船橋(4-1) 鹿児島実(1-3) 東福岡(2-0)
帝京(1-3)の5校が常に決勝戦に進出していることが共通項で
括弧内の数字は(優勝回数-準優勝回数)を表わしております。
15年間で決勝進出できる30回のチャンスにこの5校で23回も
挑戦し、15回の優勝のチャンスにこの5校で13回もものにし
ていることから私はその校名の頭文字をとって「東帝国鹿船」
5強時代と名付けておりました。
ところが、昨年の野州高、そして2006年の盛岡商の優勝で、
この「東帝国鹿船」5強時代に幕が下ろされ、その勢力図は大
きく様変わりして戦国時代の様相を呈してきました。
現に、5強のうち国見以外の4校は予選で敗退し、その国見も
初戦で敗退しております。今回優勝の盛岡商、前回優勝の野州高
には、今回の中京大中京の伊藤や、かっての平山(国見)、大久保
(国見)のような傑出した選手こそおりませんが、野州高の場合は
山本圭司監督、盛岡商の場合は斎藤重信監督の指導のもとで選手
たち一致団結して戦っていることで共通しているようです。
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