色分けだけに頼らないデザイン

「色」とは、物の外側にべったりと貼り付いている、物質的真実、というわけではないのです。
「色」は、光を受け取った各自の目の細胞が、波長に応じて反応を起こし、それがまた脳の特定部位に送られて「色」として感じられるもの。色即是空とはよくいったもので、「色すなわち空」なのです。
ですから、何か決定的に確かなものとしではなく、文字通り「楽しい彩り」として考えて、サブとなる判断手段を足すようにしてください。

◆とあるテレビ局のバラエティ番組で、実際に見た良い例です。

Goodな例

どのドアがあたりで、どのドアがハズレかというゲーム。ドアを蹴破ると、ハズレだと小麦粉の砂場につっこみ、アタリだとゴールへ行けるのです。司会者は「何色のドアを破るか?」ではなくて、「何番のドアを破るか?」と質問していました。色を分けただけに終わらず、番号も付けたことが、お見事でした。

Badな例

↑こちらは、同一デザインで色だけ違うもの。ここから選択を迫るのはよくない事例。

サブとなる判断手段は、「数字」「言葉」「言葉による説明」「記号」「形」などが、考えられます。
強調したいのは、無闇とシンプルにしない、ということです。冗長である方が、人を助けることが多いと思うのです。もしも、シンプルに洗練され、なおかつ情報の確実な伝達性があるのなら、それに越したことはないかとは思いますが。

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