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コンサーティーナ入門(3.4)歴史

最初の公開 2011-10-23
最新の更新 2017-5-12

【歴史】
 ざっくり言うと・・・
 コンサーティーナは二回、誕生した。
 一回目はイングランドのチャールズ・ホイートストンが1829年に「シンフォニウム」を発明。
 二回目はドイツののカール・フリードリヒ・ウーリヒが1834年に「ドイツ式コンサーティーナ」を発明。
 1829年の英国式は「押引同音式」、1834年のドイツ式は「押し引異音式」で、それぞれ別個に発明された別の楽器だったが、両者は互いに影響を与えあい、 後にさまざまな形式のコンサーティーナが生まれた。
  • ヨーロッパには、大型・小型のパイプオルガンなど「蛇腹」で空気を送って鳴らす楽器が、古くからあった。
  • また、細長い板状、棒状、ボタン状などさまざまなタイプの「鍵盤」をもつ楽器も、古くから存在した。
  • 東洋の楽器「笙」(しょう)が18世紀ごろヨーロッパに持ち込まれ(もっと早い時期という説もある)、西洋人が「フリーリード楽器」の研究を始めた。
     蛇腹、鍵盤、フリーリード、という「蛇腹楽器」の三大要素がそろった。
  • 19世紀初頭、ヨーロッパの各地でフリーリード楽器の研究開発が盛んになり、試作品が作られた。
    1820年代にハーモニカ、アコーディオン、コンサーティーナなどの原型が相次いで発明された。
  • コンサーティーナとアコーディオンは1829年に生まれた「同い年の兄弟」の楽器である。バンドネオンは、コンサーティーナから「のれん分け」した弟のような楽器である。
  • コンサーティーナの発明者は英国のチャールズ・ホイートストンとされるが、今日のような形になるまでには、ドイツなど他国の蛇腹楽器の影響も受けている。
  • コンサーティーナは19世紀の前期に発明され、19世紀の中期・後期に改良型・発展型がほぼ出そろった。
  • 20世紀に入ると、コンサーティーナは飽きられ、人気は衰えた。
  • 1990年代から、欧米で再び見直された。21世紀の日本でも、少しずつ認知度が高まっている。
  • コンサーティーナは、日本では「アイルランドの伝統音楽(アイリッシュ音楽)の楽器」と認識している人が多いが、実は世界中でさまざまな音楽と結びついている。

パワポビデオ(無音) YouTube [concertina lecture material, 2016-6-19, soundless video]
【前史】
 コンサーティーナやアコーディオンなどの蛇腹楽器は、19世紀初頭の西欧で発明された「器械」であり、特許登録の対象となった。 【誕生】
 ベルリン、ウィーンのドイツ語圏で「押し引き異音式」の「ダイアトニック系蛇腹楽器」が誕生したのと同時期、イギリスでは「押し引き同音式」の「クロマチック系蛇腹楽器」が開発された。これがコンサーティーナの原型である。
【発展期】
【衰退と復興】
コンサーティーナ,concertina,バンドネオン,bandoneon

【元祖】 イングリッシュ・コンサーティーナ(1829英) English concertina
ジャーマン・コンサーティーナ(1834独) →
アングロ・ジャーマン・コンサーティーナ
Anglo-German concertina (1850s 英)
ケムニッツァ・コンサーティーナ
Chemnitzer concertina (1830s 独)
バンドネオン(1847独。タンゴ・コンサーティーナ)
マッカーン式のデュエット・コンサーティーナ(1884英)。
以後、各種のデュエット・コンサーティーナが考案される。

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