ちょこっと十勝 野鳥のページ

鳥類標識調査(バンディング)について
ちょこっと小鳥のバンディング
バンディング問題の入り口です。 鳥の保護のために40数年間続けられている
「鳥類標識調査」にたいする疑問です。

「バンディングって何?」のページへ行けます。
シンボルマークです。

 ある出会い
話は2001年にさかのぼります。
1羽のアオジの死体を見つけたことがそもそもの始まりです。
そのアオジの死体の足には・・。

 2つのサイト
 '05年の8月頃から興味深く拝見していた2つのサイトがあります。
それは野鳥カメラマンの和田剛一さんの「Goichi's Birds」
と中島@カワセミ日記さんの 「カワセミ日記」でともに
バンディングに対する疑問や色々な取り組みをされています。

 和田さんはとてもステキな写真集「WING野鳥生活記」「SING野鳥同棲記」
などを出されているカメラマンです。
それだけにとどまらず昔から鳥類標識調査について疑問をもたれていました。

 中島@「カワセミ日記」さんは難しい論文などを私にでも納得できるように
解釈してくださりそれについての間違いを指摘されたり、
[ 感情論 と 科学 ]についてとてもわかり易く証明してくださって
どの文もとても共感を覚えるのです。

今年'06年1月29日バンディング入門として「知って欲しい野鳥のこと」
ができました。ご一読ください。

<合法的かつ適切に行われた調査の映像です>
かすみ網にかかったツバメ カスミ網に掛かって
もがいている
ツバメ

(画像はお借りしたものです)
足輪が装着される ツバメに
足輪が装着されているところ。

(画像はお借りしたものです)

驚いた事に一部をのぞくほとんどの鳥に対するバンディングが
その目的である渡りや移動の解明の成果がほとんど出ていない、
成果が出ていない上に死亡率もかなり高いという事です。
もっと驚くべき事にそんなバンディングの現場を環境教育と称して
小学生に教えようとする動きがあるそうなのです。

バンディング問題の総括のページに行きます バンディング問題の総括 ができました。
バンディング問題のすべてがわかります。
調査と言う目的で小鳥がかすみ網で捕まえられて
足輪が付けられ、放される事。
それで得られるデータとか、(本当は得られない)
バンディングは特別な人にしかできませんが
時として現れる勘違いさんをどう思います?
漢字はたくさん使われていますが
義務教育さえ受けていれば難しくはないお話です。
ぜひご一読願います、とりあえず目次です。↓
1.バンディング問題の定義
2.鳥類標識調査とは

  i 鳥類標識調査の仕組み
  ii 鳥類標識調査の手順
 iii 鳥類標識調査の問題
3.調査に対する疑問点
  i. 成果に対する疑問
  ii. 調査方法に対する疑問
  iii. 監督省庁に対する疑問
  iv. 制度そのものに対する疑問
4.問題点の考察
5.環境省と山階鳥類研究所の実態
6.教育現場の悪質バンダーと教育機関の対応、教育機関の野鳥に対する認識
7.まとめ
こんな言葉で締めくくられています。
問題と矛盾だらけの現行の鳥類標識調査は、一旦ストップすべきではないでしょうか。

 もしかしたら私は野鳥に興味があるからバンディング疑問活動をしているだけなのかな?
いえ野鳥でも野生動物でもちっちゃな子供も大好きですが
野鳥にまったく興味がなかった頃にさかのぼったとしても
今、ここでバンディングについて黙っていたら一生後悔するような気がしてなりません。


 私はバンディングに参加した事はありませんが私の知る限りのバンダーさん達は
地域で人望も厚く野鳥に関する知識も良識もある方ばかりです。
言葉での表現が下手なので誤解を生じると困りますが私の願いは

「この先、少しでも野鳥達が無駄に死んだり傷つかないで欲しい」それだけです。


ウぱシチリ

写真は私のディスクトップです。大好きな天使鳥シマエナガです。本当に癒されます。
和田さんのページの「壁紙いかが?」でDLできます。
チャンスですよ〜!
  06.01.12


l-27.gif


和田さんの写真集野鳥同棲記に「命がけの旅路」というページがありますが
野鳥同棲記 「命がけの旅路」というページ

渡りの時期の小鳥たちは、長距離を移動した後は、常に危険な極限状態になりうるということです。

精魂尽き果てそうになりやっとたどり着いた渡りの中継地の離島でのカスミ網による捕獲、
珍鳥をみたいとおもわれるバンダーと、客を呼びたい旅館と、
旅行業者とのもたれ合いとしか思えないような事例があるそうです。
「鳥類標識調査」は「鳥の保護」を目的にした調査なのにその趣旨から相当逸脱しているといえますね。
和田さんからのメッセージです。

小さな命を慈しんでください


最後になりますが
私が感銘を受けたページを紹介します。カワセミ日記、中島さんのページより

人も野鳥も地球の仲間

05.9.3
l-27.gif
2001年にタイムスリップです

2001年、私の身近に起こった些細なそれでいて釈然としない話です。
アオジ

アオジの場合

我が家の裏玄関にこんな野鳥の死体が横たわっていました。(01.10)
ただの野鳥の死骸なら土葬するのですが、
足輪の付いた野鳥を見たのは初めてなのでとても戸惑いました。
一体誰が何のためにどうやって鳥の足にこんな輪っかをつけたのでしょうか?
 夫がインターネットで検索してくれて最寄の支庁か山階鳥類研究所
に連絡したら良いと知りました。(外傷はなく死因は不明です)
 応対してくださった支庁の方はとても親切で
「すぐには取りに行かれないので密封して冷凍保存していて下さい。」
 との事でした。数日後、取りに来てくれました。
 それから2か月後の1月の末、山階鳥類研究所から
調査に協力した事に対しての礼状と記念品(マガモのイラストのバッチ)が郵送されてきました。
同封の報告書には「アオジの幼鳥、オス、中標津でバンディングをし、
放鳥してからその24日後に死亡」とありました。

アカハラ

その他のバンディング

←アカハラの場合
何気なく昨年撮った画像の中にも足輪をされた野鳥を見かけました。
春頃、我が家の玄関フードに激突して失神しましたが蘇生して
どっかへ飛んでいってしまいました。


 バンディングによってわかる事
@足輪をつけた鳥が再捕獲されることにより寿命、渡りのコース等が分かる。
A通常の観察では確認できない鳥の捕獲になり、新しい分布が分かります。
B年齢、性別による羽色の変化等が分かります。
C各部位の測定により、個、亜種、種の差等が分かります。
 このようなことが分かることで、鳥類の生態が解明され、
保護に役立てることが出来るそうです。

 鳥も赤い血が流れている・・ 上記の「バンディングによってわかる事」から
足輪をした野鳥は鳥類の生態の解明、保護に役立つのかなぁ〜?なんとなく理解できますが、何故かしら心が痛みました。
それはあんな小さな体の野鳥に足輪の装着は負担にならないかどうかという疑問です。
日本で一番小さい鳥、
キクイタダキは体重4〜6g(体長10cm)しかないんです、
ヒナなんかも同様に・・あの足輪はとても大きな負担になると思います。


また「かすみ網」で小鳥を捕獲するのですが一定時間放置してからまった鳥を回収するそうです。
その間にもモズやタカ、猫やイタチなどの獣に襲われる危険も多いそうです。
毎年、20万羽ほどの鳥に足輪を付け半世紀近く続けられている。


 相互リンクして下さっている和田剛一さんのHPには標識調査問題(小鳥に限り)について述べられていますが、
「バンディングによってわかる事」は成果がないばかりか虐待にもつながる事を証明してくれています。
和田さんの「ほんとに保護のための調査?」の最後の言葉・・鳥だって
赤い血は流れているのだし、
ストレスを感じる心はあるのだし、たんに調査の対象としかみないやりかたには賛成できません。
・・素人の野鳥好きの私にも納得できて心から共感できるお言葉です。

 オオヒシクイの場合
大菱喰

2002年3月8日 しろそいさんの書き込みより
さて、この写真です。先週末の休みの時のです。後方左側の鳥は、くちばしが黒く先に橙色のアクセント、
頭からくちばしにかけてのなめらかな曲線、オオヒシクイです。
「う〜ん」とのびをして、右足を後ろに上げたところです。
 「あれ?首の付け根にあんな模様?足にあんな銀色の輪?」はい、もちろんふつうはありません。これは、標識鳥です。
 元の写真では、首の標識番号はP95とはっきり読みとれます。
種名と標識番号、確認日や確認場所などに写真を添えてしかるべき研究所に報告します。
 標識をつけた場所と、刻々と寄せられる標識鳥目撃情報から、オオヒシクイの渡りルートや行動、
寿命などの貴重なデータが得られ、保護に役立つ成果が蓄積されていきます。


小鳥の標識に比べ、このぐらいの大きさでは、負担はずっと軽いことも分かっています。
このオオヒシクイは、仲間とこの場所に渡ってきて、一緒に餌を探して歩き回り、特に変わった様子は見られないです。
 かわいそうとか、感傷のはいる余地はないかもしれません。
 でも、いつも標識鳥を見ると、私、なんだかせつないんですね。ずいぶん首輪が小さく、絞まってはいないだろうけど、
暖かそうな羽毛が押さえられ、首輪のところだけ細く見えます。ときどき、くちばしを首輪の中に入れて掻いていました。
やっぱり気になるんだろうなあ、この寒の戻りの中では、首輪に当たる風は冷たいんだろうなあ・・・。
そんなことを考えながら望遠鏡で見ていました。

 野鳥たちの未来は前途多難な気がします。

このページを作るに当たり、リンクを快諾してくださった和田さん、
画像投稿して下さったしろそいさんありがとうございました。
 ご意見、ご感想、お待ちしています。  02.7.12

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