08  ゆらゆら ゆらゆら

ゆらゆら ゆらゆら 水面に浮かぶ
まぁるい お盆が ゆらゆら浮かぶ

ぽとんと落ちた 石ころひとつ
まぁるいお盆が ぐにゃりと割れる

ゆらゆら ゆらゆら  水面に広がる
おおきな おおきな  ひかりの刃

ぎらりとひかった数多のヤイバ
やがて まぁるい盆になる

伸ばしたこの指 水面に沈む


途端に消えた 何もかも



 ――手に入らないから 愛おしいんだよ





 以前ブログで書いたものに、加筆修正しました。おかげで雰囲気が変わるなぁと、いつも思います。
 最後の一文が、ホントは一番言いたかったことなんだよな、と今回改めて感じました。
 なぜかしら水面に映るものを欲しがる話が好きです。

 ---06/07/04  ブログにてup   ---06/09/27 加筆修正

※左側にメニューが表示されない方は、こちらをクリック♪