最高裁判決を巡って

05・いがらし声明文に対する抗議文

いがらしゆみこ最高裁完全敗訴後の2001年11月1日発表
キャンディネット声明文に対する虐待問題からの反論。

文意が変わってしまうのであえていがらしゆみこ公式HP「キャンディキャンディネッ
ト」から全文転載致します。
それでいがらしゆみこがクレームをつけてきた場合全ての経緯を皆様に随時お知らせ
します。
仮に「私の文章の転載は許可しない」と言われたところで最高裁判決を受けた上での
いがらしの声明文なのできちんと反論しておかないと又いがらしの被害者が増えます。
その事を留意の上お読みください。   キャンディ虐待問題・にゃおん&ニャオ

◆ いがらしゆみこからみなさまへ   

こんにちは いがらしゆみこです。
先月10月25日に最高裁で言渡しのあった判決について、私の思いをここで述べ
させていただきます。
この裁判は、水木氏の提訴に対して、私が自分の権利を明確にするために応じ
たものでした。 一審のときにお願いしていた弁護士が著作権問題に不慣れであった
こと、また私自身裁判に関して全く無知であったことが、結果 的にはこの裁判の敗
訴の原因だと思います。
一審の弁護士は、キャンディの作品の権利は全ていがらしにあるという方針で
裁判にのぞみました。この方針は水木氏の権利を全て否定するもので、私の本意では
ありませんでした。しかし、「絵の権利を80得たいならば、100の要求をするのが裁
判のテクニックだ」と説明され、裁判のことなどよくわからない私はやむなくその方
針に従うしかありませんでした。この裁判上の方針が、新聞各紙等をはじめとする世
間で「いがらしが権利を独り占めしようとしている」と誤解される原因になってし
まったのです。
二審では、こうした誤解を解くためにも著作権に大変詳しく、また私がお願い
する以前からこの一審の判決に疑問を抱き、注目していたという新しい方々に弁護士
を変え、一審では伝わらなかった私の言い分をきちんと伝えてもらうようにして裁判
にのぞみました。
内容として特に重視したのは、漫画作品キャンディキャンディの権利がどちら
にあるかではなく、キャンディのキャラクターの発案が誰であるかをきちんと判断し
てもらいたいというものでした。なぜならキャンディが創作された過程で、事実とし
て水木氏が関わるよりも前に、私はストーリーの骨子とキャラクターデザインを作り
上げていたからです。その後、それを元に打ち合わせを経て小説形式でストーリーを
書いた水木氏に、漫画作品キャンディキャンディの「原著作者」としての権利が認め
られるということが、どうしても理解、納得できなかったのです。
しかし二審も「たとえ漫画家が先にキャラクターデザインを作り上げていて
も、連載漫画『キャンディキャンディ』が原作を読んで描かれたものである以上、後
からストーリーを書いた人もキャラクター絵の権利を漫画家と同等に有する」という
判決にいたりました。 この判決に従う限り、漫画家単独の「絵の著作権」はまった
く認められないのと同じことです。先にアイデアを出し、キャラクターデザインを作
り上げ、最終的に漫画作品の形に仕上げた漫画家より制作のサポートとして「原作」
と称する文字を書いた人の方に「原著作者」の権利が認められ、漫画がその文字の
「二次的著作物」だと判断されるのですから、まさに「軒下かして母屋取られる」で
はないでしょうか。
私は、このようにまるで漫画家の尊厳そのものを否定されるようなことは絶対
におかしい、あっていいはずはないと思い、最高裁に上告することにしたのです。
しかし、今回の最高裁の判決も、私の発案、オリジナリティについては何も触れられ
ることなく、一審・二審の結論を認めるものでした。最後まで漫画家のオリジナリ
ティは認められなかったのです。
最高裁の判決によれば、新たに描くキャンディの絵についても原著作者の権利
が及ぶということになり、営利・非営利に関わらず「原著作者」の同意がなければ、
私はキャンディのいたずら書きを描くことさえできないということになります。私は
もう、自分の名刺にキャンディの絵を印刷することも、ファンの方の求めに応じて色
紙にキャンディの絵を描いてあげることも、自由にはできないのです。ですがこの
キャンディの作画に対して、当然のことながら「原著作者」はいかなる労力もついや
してはおらず、原稿に触ったことさえありません。本物のキャンディを描けるのは世
界にただひとり、私いがらしゆみこだけです。しかし判決はこの絵についてまで原著
作者が「描くな」「載せるな」と言える権利があることを確定してしまいました。
これは最高裁の判決です。この判決が今後、原作、シナリオ、ストーリー等ど
のような形であっても、字を書く人と、組んで作品を描きあげた漫画家との間の権利
関係の基礎となります。ですからこの先原作、シナリオ等をつけて漫画を制作される
漫画家の方は、自分が産み出したキャラクター絵を、自分の自由に描くことさえでき
ない立場になってしまうことを、十分覚悟の上でお仕事をなさって下さい。日本で
は、漫画家のオリジナリティというものは、どんな形であれ字を書く人間のそれに
劣ってしまうことになるのです。このような、漫画家として不条理で不幸な判決を導
いてしまったことに対し、自分の力のなさを痛感しています。いままで応援して下
さった方々に、私の力が及ばなかった事をこの場を借りてお詫び申し上げます。
また漫画「キャンディキャンディ」を愛し、見守って下さっていた皆様にも、
大変長い間ご心配をおかけしたこと、及び、このような残念な結果 となってしまっ
たことを心からお詫び申し上げます。
最後に、最高裁に提出した上告受理申立理由書の一部を、別に掲載致します。
「キャンディ」が生まれた当時のいきさつを記した部分です。よろしければご一読下
さい。


2001年11月1日
いがらし ゆみこ



ニャオからの反論・以下『』はいがらしゆみこ声明文からの引用

最高裁で上告棄却されて完全敗訴した作画者が全く無反省でインチキな声明文を垂れ
流すという暴挙に出ました。

『一審のときにお願いしていた弁護士が著作権問題に不慣れであったこと、また私自
身裁判に関して全く無知であったこと』
が敗訴の原因だと主張していますがそれは
きな間違い
です。いがらしさん自身の主張が全く話にならなかったからです。「絵の
権利」を言い立てるあなたが係争中に中文版原作漫画まで香港玉皇朝で販売していま
したよね。そして続々発覚したアニメの不正放映、DVDボックスの販売。全て東映ア
ニメーションの知らないところでやられていました。
しかも原作者の名前だけ勝手に入れた不正キャンディグッズの海外販売契約まであな
たはグッズ製造業者としていましたよね。それはキャンディ・キャンディだけに留ま
らず井沢満さん原作のジョージィ!や栗本薫さん原作のパロスの剣まで同様の被害に
あっています。しかも井沢さんはいがらしさん自身が裁判で「立派な原作者」と明言
した方です。それなのに井沢さんの全く関知しないアニメVCDの発売やアニメの再放
送、ジョージィ!グッズの販売を日本の地方各地で何故行っていたのでしょうか?
作者の権利侵害、印税着服など様々な黒い疑惑には一切答えようとはしないのです
ね。

『「絵の権利を80得たいならば、100の要求をするのが裁判のテクニックだ」と説明
され、裁判のことなどよくわからない私はやむなくその方針に従うしかありませんで
した。』
などと言っていますがそれは裁判で偽証したという事を公に認めているとい
うことですよね。日本の民事裁判も舐められたものです。被告人のあなたが偽証した
と公に声明文に書けるなんて驚きですね。裁判のことなどよくわからないというあな
たは「係争中で判決が確定していない」という事を理由に日本各地であなた本人が
「キャンディキャンディの世界展」で新作描き下ろし原画を数十万から数百万で販売

していましたよね。しかも高額な値段の理由を係員に問いただすと「原作者にお金を
払うから高額なのだ」と答えていましたよ。水木杏子さんが許諾も関知もしていない
キャンディ新作原画のロイヤリティなど1円も貰うはずありません。この点も水木さ
んご本人に確認を取りました。つまり全くの嘘だったわけです。
『新聞各紙等をはじめとする世間で「いがらしが権利を独り占めしようとしている」
と誤解される原因になってしまったのです。』
これも誤解ではありません。事実
す。何故なら水木さんだけでなく井沢さんも東映アニメも許諾していないグッズが大
量に作られ販売
されていました。絵の権利にアニメ販売まで含まれるわけ無いでしょ
う。しかも恥知らずに香港玉皇朝から中文版ティムティムサーカスを出していますが
原作者の水木杏子さんの名前を削除しいがらしゆみこ作として販売しているという
があります。更に井沢満さん原作の「ティンクルスター」という漫画も井沢さんの
全く知らないうちに出版されていました。井沢さんご本人に確認を取りましたが出版
許諾の事実も印税の支払いも全くなかった
そうです。「いがらしが権利を独り占めし
ようとしている」というのはまさに的確な表現
です。それは世間一般では詐欺横領
呼びます。

『先にアイデアを出し、キャラクターデザインを作り上げ、最終的に漫画作品の形に
仕上げた漫画家より制作のサポートとして「原作」と称する文字を書いた人の方に
「原著作者」の権利が認められ、漫画がその文字の「二次的著作物」だと判断される
のですから、まさに「軒下かして母屋取られる」ではないでしょうか。』

これも片腹痛い馬鹿な主張です。いまだに原作者を漫画家のサポート扱いするなど言
語道断です。なかよし編集部と講談社から陳述書が裁判に提出されているはずです。
この企画は講談社の東浦さんが立てて作画をいがらし、原作を水木さんに振った仕事
です。しかもあなたはここでも嘘をついています。水木さんと一緒の席でキャンディ
のキャラクターやストリー展開を二人で考えたはずです。全てあなたの都合の良いよ
うに記憶を変換しているようですね。講談社がいがらしに原作をつけたのはあなたが
全く話の作れない漫画家だったからです。ですから当時なかよしで名木田恵子名義で
沢山原作を書いていた水木杏子さん
に原作を依頼したのです。水木杏子名義作品は少
ないのでファンの中には「新人?」と思われた人もいるでしょうがいがらしゆみこよ
りキャリアの古い立派な原作者
です。そうでなかったら講談社が20年以上も原作者と
して遇
しません。何故そんな簡単で単純なことがあなたには理解出来ないのでしょう
?「二次的著作物」というのも全ていがらしが導き出してしまった結論です。水木さ
んは最初から原作者なのにそれをあなたが裁判で完全否定する愚挙によって出された
法的な解釈です。原作者の印税着服を長年に渡ってしているいがらしが「軒下かして
母屋取られる」
などという発言はまさに「盗人猛々しい」という言葉でお返ししま
す。

『最高裁の判決によれば、新たに描くキャンディの絵についても原著作者の権利が及
ぶということになり、営利・非営利に関わらず「原著作者」の同意がなければ、私は
キャンディのいたずら書きを描くことさえできないということになります。私はも
う、自分の名刺にキャンディの絵を印刷することも、ファンの方の求めに応じて色紙
にキャンディの絵を描いてあげることも、自由にはできないのです。』

極論を言い立てていますね。あなたがいたずら書き描いたとしても原作者はどうやっ
て知るのでしょう?最高裁で判決出されたことはキャンディキャンディを商業利用す
るときは原作者の許諾が必ずいるという単純なことです。

あと非営利と言っていますがあなたの今までの行動を見ていますと「ボランティア」
という名目を使い勝手にキャンディグッズを売り捌いていましたよね。しかも日赤病
院などで通常販売価格より高くして。
そういう行動は営利目的な行動です。何度となくあなたが主催した募金活動も「売上
の一部を寄付する」というだけでその寄付の明細は一度も公表されたことがありませ
。つまり売上などいくらでも誤魔化せるということです。
営利、非営利問わず原著作者の水木さんの許諾を取るのは礼儀としても当然です。

『本物のキャンディを描けるのは世界にただひとり、私いがらしゆみこだけです。』
これも最早違います。あなたの描いたキャンディはあなた自身の手によって汚されて
しまい、まがい物になってしまいました。本物のキャンディは25年前に描いた漫画だ
けです。欲に駆られて新作キャンディ原画をあなた自身が販売したことで水木さんだ
けではなくキャンディファンの信頼も失いました。
自業自得です。そして原著作者の
水木さんがその気になればあなたの描いた25年前のキャンディキャンディの漫画を永
久に封印してしまうことも可能です。そういう結論を導いたのはあなた自身の考え方
やあなたの行ったキャンディを利用した不正ビジネスです。

『ですからこの先原作、シナリオ等をつけて漫画を制作される漫画家の方は、自分が
産み出したキャラクター絵を、自分の自由に描くことさえできない立場になってしま
うことを、十分覚悟の上でお仕事をなさって下さい。』

これこそまさに余計なお世話です。他の原作付き漫画を描いておられる漫画家の皆さ
んはきちんと正規の契約に基づいてビジネス展開しています。一方的に契約を破棄し
原作者抹消などという大それたことをしたのはいがらしゆみこだけ
です。そして不正
なお金で肥え太ったのもあなただけです。最近まともな漫画家としての仕事もしてい
ないのに良く札幌に家を建てられましたね。ダーティマネーがあなたのところには沢
山あるのでしょうね。

『最後に、最高裁に提出した上告受理申立理由書の一部を、別に掲載致します。』
嘘に嘘を塗り重ねて謝罪も出来ないあなたは人間の屑です。あなたは最高裁で司法判
断されたら過ちを謝罪すると同じキャンディネットで明言していました
よね。それも
せずに最後まで嘘を並べ立てるのですか。あなたの人間としての倫理観の欠如に反吐
が出ます。今後不正ビジネスが発覚したら刑事事件ですよ。そのことをしっかり噛み
締めてくださいね。


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