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10月22日

永遠の愛で建て直す②

エレミヤ31:3-6
武安 宏樹 牧師

① 変わることのない真実な愛(3節)
「永遠=とこしえ」(Ⅱ歴5:13)とソロモン神殿奉献に全ての民が賛美するも、以降400年の北滅亡&南捕囚を経て、主の恵みは永遠と言えたのでしょうか。何故このタイミングで「永遠の愛」が語られたのか。それは国や神殿の破滅で、民が信じてきた「愛」「永遠」「誠実」「契約」が、信じられなくなったからでした。転落する最中は聞く耳持たなかったのが、失って初めて惨めさに気づきます。サウルは遺棄されましたが(Ⅰサム31:)、イスラエルはそれでは終わりません。 されど霊性が歪んで愛を正面から受けず、語り方を考えなければなりま せん。 父の愛を子に対してどのように語るべきか。一本調子では馴れてしまいます。逆に信賞必罰では親の顔色を伺う奴隷になるので、精神的成長がありません。「その広さ・長さ・高さ・深さ」(エペ3:18)を時間かけて伝えるしかありません。主の御手は愛と義が高次で両立します。家を追われて初めて愛に気づきます。不従順に顔を真っ赤に憤るのも、その後に懇々と説き聞かせるのも、愛です。私たちの家庭環境や社会生活の価値観以上に、主の愛を先にし示しましょう。

② リセット&スタート(4~6節)
「あるいは滅ぼし、あるいはこわし、あるいは建て、また植えさせる」(1:10)とエレミヤは召命時に語られました。主の愛はガチンコ勝負で終 わりではなく、新しいイスラエル(=人生)を建て上げます。サマリヤに金の子牛の都を造る、「姦通の女」(ホセ3:1)ですが、主の目には未だ真の愛を知らぬ「おとめ」でした。「わたしは再びあなたを建て直し、あなたは建て直される。」愛で再起します。「再び」は三度繰り返し、埃かぶった楽器を手にして神殿での賛美を想起して、ミリアムの如く踊れば臨在に涙し、荒れた偶像の都にぶどう園が再興します。「あなたがたは枝」(ヨハ15:5)枯れ枝同然から、愛の交わりで豊かな実を結んで、多くの人を潤し、空しい偶像礼拝と不品行に明け暮れる同胞が戻ってきます。神の愛で、主体的な礼拝が喜んで導かれ、隣人の奉仕の実を豊かに結びます。建て直すとは自分だけでなく、他人を無関心から改心させ、社会を変 えます。ユダヤ人から異邦人へ、今の時代から後の時代へ、欧米からアジア&中東へ。永遠の愛に生き、リセット&スタートの実を結ぶなら、世界は変えられます。