緑蔭禅の集い

 

ー仏々祖々、皆本は凡夫なりー

 

示二云ク、仏々祖々、皆本は凡夫なり。

凡夫の時は必ず悪業もあり、悪心もあり。

鈍もあり、癡もあり。然レども皆改めて知識に従ひ、

教行に依りしかば、皆仏祖と成りしなり。

今の人も然るべし。我が身おろかなれば、鈍なればと

卑下する事なかれ。今生に発心せずんば何の時をか

待つべき。好むには必ず得べきなり。

 

〔口語訳〕

教えて言われた。どの仏もどの祖師も、皆もとは凡夫であった。

そして凡夫の時には必ず悪い行ないもあり、悪い心もあった。

にぶくもあり、ばかでもあった。しかし皆それを改めて、指導者に従い、

仏の教えと仏の行ないとによって修行したので、みな仏となり祖と

なったのである。現今の人もそうでなくてはならない。自分はばかだから、

鈍いからといって卑下してはならない。

この世で発心しなければ、どんな時を待って発心することがあろう。

他に心を移さず行じていると、必ず道を得ることができるのである。

 

道元禅師 『正法眼蔵随聞記』 水野弥穂子 訳

 

第40回子ども緑蔭禅の集い開催のご案内

 

7月26日〜27日に一泊二日で奈良県曹洞宗青年会主催「子ども緑蔭禅の集い」が開催されます。

小学生から中学生までの子供達が参加して、お坊さんと一緒にお経や坐禅などを体験します。

今まで坐禅をしたことがない方でも安心してお越し下さい。お坊さんが丁寧に指導いたします。

小さな時分から静かに自分と向き合うことで得られる感性は少なくありません。

また、坐禅を通して、ものの大切さや他人との接し方を学べる良い機会になると思います。

檀信徒でないお友達もお誘いいただいて結構です。

みんなが書いた感想文も後日、届けさせて頂いております。申し込みは6月20日までに副住職まで。

 

第40回子ども緑蔭禅の集い案内書

第40回子ども緑蔭禅の集い申込書


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