レーン上には専用のオイルが塗られています。「レーンを読む」とは、オイルの塗布状態を見極める作業のことになります。
しかし、オイルを直接目で見ることはできませんので、ボールの動き方を見て判断することになります。
それが「レーンを読む」ということなのです



レーンコンディションを読む!

【レーンの特徴を知る】
@レーンの材質は何か? (ウッドレーン若しくはシンセティックレーン)
A実際に投球して、ボールの動きを観察し、オイルパターンを大まかに把握する。
「POINT」
ボールが曲がる場所はオイルが少ない、ということを頭に入れておき、ボールの動きを観察しましょう。


【レーンの材質を知る】
大きく分けて、木製レーン(ウッドレーン)と合成レーン(シンセティックレーン)の2つがあります。この判別はレーンを見ることにより可能です。

木製レーン ウッドレーンはまだまだ大半のボウリング場で使われています。材質はメイプル(楓)とパイン(松)で出来ている。 また、投球後のボールにも細かなキズが付いてきます。(ローリングトラック)が目立つ
投球時の音は、ウッドレーンのほうが勝っているように思える(管理人)
合成レーン 表面が滑らかで、どのレーンでも同じ板目模様が描かれている。
木製レーンよりも、オイルの濃淡・有無がはっきりとしている。
同じオイルを塗布しても、合成レーンの方がスキッド(レーン手前でボールが滑っていく部分)が長い。
オイルのキャリーダウン(ボールを投球することによって、レーン手前のオイルが奥まで伸びること)を如実に感じる。


【基本的なオイルパターン】
下図は基本的なオイルパターンです。実際には図のように均一にオイルが塗布されていることは稀ですが、いずれかのパターンに属すると言えるでしょう。
実際に投げてみて、どのパターンに当てはまるのかを想定することになります。
レーンアジャスティング理論(←別ページで開きます)も活用してレーンを読んでみましょう。


図1 図2 図3 図4 図5 図6


図1
ベタレーン
端から端まで均一にオイルが塗布されたレーン。
オイルの濃淡を感じることが出来ないので、難しいコンディションと言えます。
図2
スポーツ
コンディション
図1よりさらに奥までオイルが塗布されたレーン。PBA選手などの大会では42〜45フィート以上で
一般のボウラーでは、非常に難しいコンディションです。
図では わかりづらいですが、オイルの横方向の分布の中で、オイルの高低差が2対1以上あることが必要条件
そのため、奥での曲がりが抑えられるため、失投(スパットミス)が命取りになってしまいます。摩擦力の大きいボールを使用すると良いでしょう
レーンアジャストの早さ、レーンコンディションの読みという能力が備わらなければスコアメイクが難しいコンディション

図3
クリスマスツリー
(クラウンレーン)
インサイド(レーン中央部)はオイルが多く、アウトサイド(レーン端部)に行くにしたがってオイルの量が減っていくレーンです。
また、レーン手前から奥に進むにつれてオイルの量が減少しています。
理想とされているレーン状態で、クランカー(大きくボールを曲げる方)から、ストローカー(あまり曲げない方)まで平等に腕を競うことができます。
図4
中遅外早レーン
インサイドはオイルが少なく、アウトサイドにオイルが多い状態です。
摩擦力の少ないボールを選択するか、アウトサイドのオイルの多い部分を使って攻めないと、攻略は難しいレーンです。
図5
ブロックレーン
(トリックレーン)
インサイドはオイルが多く、アウトサイドが極端にオイルが少ないレーンです。
オイルゾーン(インサイド)ではボールが滑りますが、ドライゾーン(アウトサイド)に入ったとたんに急激に曲がってしまいます。摩擦力の少ないボールを選択するか、オイルゾーンの中を使って攻めるのが良いでしょう。
図6
シャトルレーン
日本ブランズウィック社のレーンメンテナンスマシン「シャトル」でオイルを塗布されたレーンです。
オイルゾーン(オイルの多い部分)とドライゾーン(オイルの少ない部分)が交互に分布している状態です。
板目を少なく使用して、まっすぐに投げる感じで投げましょう。