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全電源喪失の記憶

      証言 福島第1原発

 共同通信による凄い連載が始まりました

 いま、原発再稼働が画策されています
 その動きの一番の弱点は「現場福島に居た人」ではなく「安全な東京に居て」事故の被害や犠牲者の事よりも「東京の電力不足を心配する人たち」だけがその中心に居て再び危険な原発を動かそうとしている事です。

私たちは、安全確保のために「危険な現場で働いていた皆さんの証言を聞き、そんな皆さんのご意見を生かして今後の原発の処置を考える参考にし、当局にも要求して行かなければならないと思います。

共同通信ですから皆様の地方の地方紙にも出ていると思いますので是非お読みください
もしもそんな新聞を購読されてなければ、このホームページやブログをご利用ください

現場の皆様の証言ですから私が意見を書く場面などあまりないと思いますので、とりあえずは記事だけをご覧いただく事になると思います





    日本政府・東電は津波対策を怠った・・・IAEA報告書  2015.5.25

  再稼働反対が賛成の2倍・・・伊方原発   2015.12.9

                               
  第1章 3.11
                                                
  第1章 「3.11」 <1>  俺と一緒に死ぬのは誰だ
  第1章 「3.11」 <2>  非常用電源が落ちた
  第1章 「3.11」 <3>  明日は帰れるよ
  第1章 「3.11」 <4>  建屋に流れ込む海水
  第1章 「3.11」 <5>  制御室 突然真っ暗に
  第1章 「3.11」 <6>  原発の異変を直感
  第1章 「3.11」 <7>  設備全滅 「うそだろう」
  第1章 「3.11」 <8>  鋼鉄製の扉「くの字」
  第1章 「3.11」 <9>  消防車使用思いつく
  第1章 「3.11」 <10>  車のバッテリー代用
  第1章 「3.11」 <11>  門外漢の保安院院長
  第1章 「3.11」 <12>  人力でケーブルを敷設
  第1章 「3.11」 <13>  建屋の道 阻むタンク  
  第1章 「3.11」 <14>  冷却装置に「天の助け」  
  第1章 「3.11」 <15>  次々と「ベント」志願    

  第2章 1号機爆発

  第3章 「制御不能」

  第4章 東電の敗北

  第5章 命

    検証・吉田調書

    番外編 「残された人々」


          証言 1F汚染

            第1章「燃料プール」   2015.4.28
             第2章「決行せよ」
            第3章「電源復旧(上)」
            第4章「電源復旧(下)」
            第5章「キリン作戦」
            第6章「首都パニック」
            第7章「建屋の地下」
            第8章「2人の運転員」



      附:免震重要棟の不思議 
      附2 放出する汚染物質は濃度ではなく総量で計るべきです 

      附3.「氷の壁」が凍らない〜計画難航・・・東電のいつものパターンです
      附4.福島の生活が元に戻らない限り原発を動かしてはならない
      附5.川内原発の安全性は担保せず〜規制委員会
      附6.10キロ圏で十分〜鹿児島県知事〜原発事故避難計画
      附7.米科学アカデミー「10マイル(16km)の避難計画範囲は不十分」
      附8.東電元会長・勝俣恒久、元副社長・武藤栄一、元副社長・武黒一郎〜起訴相当・・・検察審査会  2014.7.31
      附9.終わりなき被曝との闘い〜被爆者と医師の68年
       附10.安全は保障できないが合格〜何のための審査菜の?〜何のための規制委員会なの?
    附11.目に余る原発優先の経済産業省

       附:杜撰なのは管理ではなく計画です 除染ゴミ袋破れる

    周辺自治体の現実ー原発から40km、事故から3年8カ月〜終わらぬ避難生活  2014.11.15


 運転しなくても電気料金に加算されていた原発費用  2015.8.18
     (本当は高い原発)

 知らぬ間に取られていた「原発協力金」 2015.8.12


 九電の利益のための原発再稼働?  2015.7.8

 1999年に国土庁が予測していた 8mの津波で建屋浸水  2015.6.25

 自らがでっち上げた「安全神話」に溺れた東電と日本政府〜フランス・アルバ元CEOの指摘


 伊方原発が事故を起こせば〜拡散予測図  2015.8.25
 伊方原発再稼働〜地元でも反対が多数  2015.8.19
 

 アンフェアーな2つの縛り 原発存続のためのくさび  2015.4.15

 高浜原発・仮処分  Q&A   2015.4.15
 高浜原発 再稼働認めない仮処分決定〜福井地裁   2015.4.14

 日本はチェルノブイリから何を学んだか  2015.4.6

 どうしても原発を動かしたい自民党政府 2015.4.3

 無駄に消えた500億円  2015.3.24

 海面下に設置されていた福島第1原発の施設  2011.7.19 大分合同新聞朝刊より

 溶融燃料はどこに〜「格納容器中にある」〜安直過ぎませんか?   2015.3.2

再生エネルギーは高いのか??〜原発延命のための罠 2015.2.4

 原発大国の夢は終わった〜フランス・アレバ

 
再生エネルギー普及、日本も〜ドイツ・メルケル首相 2015.3.9

  除染ボランティア3万人余〜被曝管理の対象外  2015.3.9

  「核のゴミ」をどこに・・・私たちは制御できるのか? 2015.3.12


  
危険物は集中して管理したがる日本ですが既に2回失敗しています  2015.3.12


  廃炉時代と核廃棄物の扱い  2015.3.15

  「核のゴミ」課題〜「仮保管」常態化も・・・  2015.3.18

  原発はコストが高い 2014.9.16
 
  廃炉「厳しさ知って」〜「廃炉」をやめて「現地埋設」にすべきではないのか  2014.12.10





  薩摩川内市議会原発再稼働に同意  孤立への道  2014.10.28                               2014.10.28

  誰のための再稼働?・・・川内原発  2014.11.7


   地元自治体とは被害が予測される全ての自治体でなければ・・・2014.9.24

   「再稼働」について発言権がない自治体には「事故対応」に協力する責任は無い
                      2014.10.29

   経済産業省と電力会社が国民を騙す手口〜料金を税金から徴収するシステム  2014.11.13

   垂れ流し止まらず  2014.11.22

   原発回帰は許されない〜川内原発再稼働の動き  2014.11.25

   1号機、燃料取り出しに遅れ=福島第1原発の廃炉作業―工程見直しの公算 2014.10.30

   セシウム濃度、過去最高=地下水、25万ベクレル―東電・福島第1  2014.10.14

   川内原発 住民説明会 2014.10.10

   常時観察対象47火山と原発の分布地図 2014.10.10

   もんじゅは隠居所?  2014.10.12

      廃炉〜本気なの??〜廃炉に伴う廃棄物処分の基準策定  2015.1.27

                    崩れた「安全神話」 2011年3月13日に書いた記事ですが・・
                    2014.5.23 「福島」に向き合う司法
                              向き合わない経済産業省と電力会社
                    原子力は安全か?
                       2011年3月13日からリアルタイムで書き続けた記事です
                         ブログ開設以前(2007年以前)の原子力関係記事

                    いまこそ原発の安全対策を根本的に問い直す時 2014.7.30

                    水爆実験60年目の真実

                    被ばく船員の検査記録存在
                            =第五福竜丸以外も、556隻―ビキニ水爆実験で・厚労省

          ビキニ〜人類史の汚点
            戦後70年 ゼロからの希望 第5福竜丸事件  2015.5.2 大分合同新聞より

                    
                   ビキニ事件を後世に 2014.9.23
        
                
第5福竜丸の乗組員 久保山愛吉さん60回目の命日

                   偶然が重なり大惨事・・・このような分析が重大事故の根源ですよ  2014.10.4


            「敗戦」を「終戦」とごまかし「武器輸出」を「防衛装備移転」と言い換える日本政府
                                  2014.8.18
             福島の農業は再生できるのか  2014.9.14
             原発事故による長期避難による自殺、東電に賠償命令  2014.8.26
             福島第1原発事故直後つくば市で核燃料ウランや原子炉圧力容器の材料を検出  2014.8.28
             原発賠償「一律5割」内部文書に明記  紛争解決センター:慰謝料算定で 2014.8.30

             

         東電福島第1原発〜汚染水もれ〜いつものように  2015.3.15 






第1章「3.11」 <1> 俺と一緒に死ぬのは誰だ




第1章「3.11」 <2>  「非常用発電落ちた」
        急変、警報音も停止





第1章「3.11」 <3>  「明日には帰れるよ」
        津波の被害知らず

  



第1章「3.11」 <4> 建屋に流れ込む海水
                ずぶぬれの運転員

     




第1章「3.11」 <5> 制御室 突然真っ暗に
              原子炉の圧力読めず

  このあと吉田所長の心配(上の赤線部分)が現実になったんですね

  
日本の原発の安全基準原子炉本体だけの安全を考えている

  しかし
原発が安全に動く(安全に止まる)ためには
  つまり「原発が制御可能であるため」には
  
熱交換器・非常用発電機・非常用海水ポンプ、などが不可欠なのに
  それらは海側の低い位置に露出していた

  これは地震・津波の安全基準に含まれていなかったのでしょうか?

 「日本の安全な原発」は原子炉は壊れないという事であったらしい
 しかし、原子炉につながる機器が壊れれば当然原子炉も損傷を受ける

 この程度の事も考慮せず「日本の原発は安全」と言いふらしていたとすれば、それは常識ある人間のする事ではありませんね。

 日本の専門家の皆さんはそれほど周りが見えない「原子炉だけ」の専門家だったのでしょうか?
もしそうであるのなら、今の安全審査も「原子炉は丈夫だが周辺機器が壊れて制御不能」等と言う事になるのではないかと、本当に心配です。

 福島第1原発の事故以後、他の原発でこれら関連施設を安全な場所に移設する大規模な工事が行われたとは聞いていませんが、そんな面からの点検はきちんとなされているのでしょうか

 万が1、再起動する事になれば再び同じ穴から決壊するような危機感を持っています。





第1章「3.11」 <6> 原発の異変を直感
                         「家族と避難」振り切る


     

家族とともに巨大津波に遭遇し、「九死に一生」を得た直後に、家族を避難所に残して原発へ
こんな現場の皆さんの使命感に支えられていまの状況があるわけですが、当時のテレビ画面に写った東京の「お偉方」の情けなさとは天地の差ですね
 
あのとき「想定外」と言う言葉が何度も出ましたが
「想定外」と言うのは災害に無防備であった事への免罪符ではなく「想定する能力がなかった」と言うことであり、危険を避けるより設備費を惜しみ利益を優先したという事を別の言葉で置き換えたということであって、彼らの罪を軽減するものではありません。
 
その想定を値切って、大被害を招いた彼らがいままた「原子炉の安全審査」や「再稼働」を目論んでいるわけですが、僅か3年の間にあの事態を予見できなかった状況から、格段に未来の災害を予測できる能力がついたと言えるのでしょうか?
そんな彼らの安全審査や再稼働が信用できるものでしょうか
 
そんな自分たちの失敗を反省する事さえできない原発関係者に日本の未来、子孫が生きるべき大地の安全を任せて良いのでしょうか?





第1章「3.11」 <7> 設備全滅「うそだろう」
                             水につかった配電盤

  


第1章「3.11」 <8>  鋼鉄製の扉「くの字」
                     建屋内にトラック

  
現場の皆さんは放射能にさらされることに加えて、毎日の、1つ1つの行動が命懸けだったんですね


第1章「3.11」 <9> 消防車使用思いつく
                  原子炉へ代替注水



第1章「3.11」 <10>  車のバッテリー代用
             重要な「水位」知る

 異常事態では計器の数値も異常になる・・・確かにあり得ることですね
 でも計器が信じられなかったら何を根拠に対策を考えれば良いのか
 この辺りにもいまの日本の原子炉の弱点が露呈している気がします
 
いま日本政府はその原発をまた稼働させようとしています
こんな根本的な部分の解決は何一つなさずに・・・
もしも同じ事態が再び起こったら、福島の惨状が再現されるわけですが・・・

第1章「3.11」 <11>  門外漢の保安院院長
               管首相「俺が見る」


驚きましたねえ、事故発生時の「原子力安全保安院」の院長が東大経済学部出身の門外漢で原発の事が全く分からなかったなんて・・・・
こんなのを誰が「原発の安全を管理する部署の院長」に据えたのでしょうか?
   まあそれを受ける方の神経も分かりませんけどね
だから日本の原発は安全性無視で金儲けばかりに走ったのでしょう・・・事故が起こらなかった事を良い事に・・
事故を起こした原発の傍の使用済み燃料の山なども「焚火の傍の弾薬の山」のようなもので、安全無視の標本のようなものですが、安全保安院は何も言わなかったのでしょうね

とすれば
保安院は原発の安全に何か有効な仕事をしたのでしょうか?
単なる飾りものだったからこんな門外漢を院長にして平気だったのではないでしょうか
その結果として日本の原発では安全管理がおざなりになった
使用済み燃料の保管などどの原発でも同じ状況なのでしょう

政府と電力会社はそんな原発の再稼働に躍起になっていますが、これを許して良いのでしょうか?

菅首相が自ら原発に飛び込まざるを得なかった心境がこの記事を読んで良く理解できました

原発で金を儲ける事はわかっても原発のシステムと危険性を理解できているスタッフが周りに居なかったわけですから・・・


第1章 「3.11」 <12>  人力でケーブルを敷設
                     余震・・・何度も中断

 赤枠の部分、現場を見ない、見ようとしない本社サイドの驕りがよく分りますね
これが東京電力の本社の実態であり、こんな事故を引き起こす要因となり事故をこれほど悪化させた原因のような気がします



第1章「3.11」<13> 建屋の道 阻むタンク
                 高線量、入域禁止に

  


第1章 「3.11」 <14> 冷却装置に「天の助け」 
                 2号機で稼働確認


  


吉田所長の言葉、深いですねえ
  「天の助けだった。あれがなければ
もっと大変な事になっていた。」

  私たちは最悪の事態だと見がちですが、
   原発事故の「最悪」とはあんなものじゃないよ
  という吉田所長が下さった教訓のように思います
  だとすれば私たちはどうしなければならないのか
  原発は理解できなくても「被害は、放射性物質はだれかれの区別もなく降りかかる」わけですから 
  いま何をなすべきかもそれぞれが自分の責任で考えなければならない。
  そうしなければ、ここで命懸けで戦った皆様に申し訳ない事だと思います。


第1章 「3.11」 <15>  次々と「ベント」志願
          怖い・・・挙手できず


「怖かった・・・・」使命感と家族への責任・・・みんなそうだったと思いますし、それが当たり前の感情だと思います。

こんな思いを現場の皆さんにさせながら、東京の本社は何もわかってなかったのではないでしょうか
だからこそ、こんな時こそ「指揮所」は最前線にあるべきなのに彼らはついに東京から動かず、危険を身にしみて感じていない
だから「原発再稼働」などと軽々しく言えるのです。
いま
「再稼働」を叫んでいるのはそんな危険な場に一度もいた事がない、今後も行く事がない人たちだという事です。

そしていま一番心配な事は、この時ここで働いておられた皆様の健康状態です
放射線障害は長い年月の後に出る事が多いのではないかと思います
原発を作った東電も作らせた国も皆様の今後の健康と生活の保障に万全の策を取っていただきたいものです。

長いシリーズでしたが、これは原発事故の「最初の1日」に起こった事
戦いはまだ始まったばかりと言う事
原発事故とはそんな大変なことだし、
原発稼働と言う事は、そんな危険が常にあるという事を忘れないようにしなければなりません。





伊方原発が事故を起こせば〜拡散予測図
 
      

       
  
福島で現実に重大事故を起こした日本の原発産業ですから他の原発で起こらないなどとは言えません
現に安全性を審査している所の委員長が「合格しても安全だとは申し上げない」と言っています
そして、一旦事故が起こればどうなるのか「福島の現実」がそれを証明しています
事故から4年が過ぎた今も、多くの住民が家にも帰れず、仕事もできずに他の街での不自由な生活を余儀なくされ、電力会社や政府から十分な生活の保障もされていないようです。
更に言えば、福島は太平洋に面していますから「海の汚染」のほとんどは太平洋に流れ去りますが伊方原発は瀬戸内海に面しています。
一旦海が汚染されれば、そこで撮れる海産物が食用になるまでには膨大な年月がかかるでしょう。
そんな、地域の人の未来を奪う可能性がある原発を「電力が欲しい」「電力会社の経営が」などという卑小な目的のために稼働させて良いものでしょうか。

その地域、地元自治体の人は「稼働」によってメリットもあるわけですからそんな損害を被る可能性も納得して稼働に賛成する人もいるでしょうが、何の利益もなく「被害」だけを共有する事になる周辺住民は、「事故の時の避難に協力を」等と言われてもそんな気は全く起こらないでしょうね。
そんな住民を分断するのが原発のもう一つの悪です。





 日本政府・東電は津波対策を怠った・・・IAEA報告書  2015.5.25


あのころ東電や政府関係者がさかんに使った「想定外」という言葉がありました

この言葉は「私にはそれを想定する能力がありませんでした、私は馬鹿でした」ということですからねえ
馬鹿だからと言って責任は免除されないし災害や事故は避けてはくれません
能力が無いのならその職を去るべきなのです
そこに居座って「想定外」を叫ぶのは無責任の標本です。

IAEAのこの報告書は日本の原子力政策・原子力産業のそんな無責任体制を排除するようにという警告のように見えました。


再生エネルギーは高いのか??〜原発延命のための罠  2015.2.4

私がこんな記事を見る時、まず気付くのは各種電力館の公平性の欠如です


原発による発電には膨大な税金が投入され、原子炉の後始末にも今後膨大なされるはずです
それらの税金を全て加算した時の原子力発電のコストがどれほどになるのかを計算する事もなく、電力会社に税金をつぎ込んだ上で「自力で発電する他の企業」と競わせようと言うのは著しく公平性を欠く競争のように見えます
それは原発を延命させるために仕組まれた罠のように私には見えるのですが・・・・・・






附:免震重要棟の不思議
   2014.5.14

今回の大分合同新聞「全電源喪失の記憶」シリーズを読んだ初めて知ったのが「免震重要棟」は原子炉建屋より遥かに高い所に設置されていたという事実です
 
何故そんな事になっていたのか
もちろん後から作ったからでしょう
でも便利さからいえばほぼ同じ高さの方が良い
にもかかわらずあんな高さに作ったという事は「津波の危険」をある程度予測していたからではないでしょうか?
それにしては原子炉建屋にはそれに匹敵する防御がなかった
海水をくみ上げるポンプなどの関連施設はもっと低い位置にあったにもかかわらず津波対策が何もなかった
 
この辺りには明らかな矛盾があります
 
東電やそれを監督する立場の経済産業省はそんな矛盾をどのように説明するのでしょうか?

附2 放出する汚染物質は濃度ではなく総量で計るべきです  地下水バイパスに暗雲 2014.6.24

 東京電力福島第一原発で、地下水が建屋に流れ込んで汚染水になる前にくみ上げ、海に放出する「地下水バイパス」をめぐり、放出している水に含まれる放射性物質のトリチウム濃度がじりじり上がり続けている。昨年夏に三百トン超の高濃度処理水が漏れたタンク群近くの井戸水が、全体の濃度を押し上げている。東電はこの事実に気づきながら、対策を取ろうとしない。 (小倉貞俊)    以上 東京新聞 6月19日記事より

 最近このような記事を見ると不思議に思います
 それは放出される放射性物質の量を「濃度」で規定しようとしている事の異様さです
確かに、その放出された放射性物質が直接人体に触れる、あるいは呼吸する人家付近の空気中に放出されるのであれば「濃度」は重大です。
 人間が呼吸で吸い込む空気の量は決まっていますから、体内に取り込む放射性物質は濃度に比例しますから・・・

 しかし、いま問題になっているのは海洋に放出される水です
海洋には膨大な量の水があり、そこに流れ込んだ排水によって海水の量がいかほど変化するでしょうか?
このような場合は海水を汚染する物質の総量が問題になります
 たとえば  
        1グラムのトリチウムが  1トンの水にとけているもの
        1グラムのトリチウムが 10トンの水にとけているもの
        1グラムのトリチウムが100トンの水にとけているもの
が太平洋に投棄された時、それが海洋を汚染する度合いは全く同じです
太平洋の水に10トンや100トンの水が加わっても何の効果もありません
ここでは「1グラムのトリチウムが投棄された」と言う事実だけが重大なのです

ですから汚染水の濃度を計るのは「汚染物質の総量を計算する手段」にすぎず、薄めて流せばよいという事ではないのです。
  「薄めて流せばよい」という発想で失敗したのが水俣の水銀です
汚染物質は濃度ではなく「総量」が問題である事を私たちはきちんと理解しておかなければなりません
福島で放出された放射性物質は太平洋の水を通して魚介類に蓄積され、やがて人類に帰ってきます
その総量を減らす事が「汚染源」である東京電力の責務であり、私たちはそれをしっかり監視しなければ世界の人たち、そして未来の人たちに申し訳ない事だと思います。


附3.「氷の壁」が凍らない〜計画難航・・・東電のいつものパターンです
  

いつもながら不思議な弁解ですね 
  「水に流れがあるから」・・・温度が下がり切らず凍らない・・・のだそうです

 池の水は凍りやすいけれど川の水は凍りにくい・・・小学生でも知っている事実です
    冬場、水道の凍結防止に水を少しずつ流しておきなさい・・・毎年言われることです

 そしてもっと本質的に言えば
「水が流れない」のであれば「氷の壁」など要らないのです

この二つの事を考えれば東電の弁解がいかにとぼけた的外れのものであるかが分かります
早く言えばやる気がなく、現状維持で皆さんが慣れ、許してくれるのを待つ、と言う事なのでしょうか?


附4.福島の生活が元に戻らない限り原発を動かしてはならない・・・と思います

「巨大噴火の火砕流などで運転中に影響を受ける可能性は十分小さい」という九電の判断は妥当・・・規制委員会

 東京電力福島原発にあのような強烈な地震、高い津波が来る事は無い・・・という判断で原発を10基も作り、それが原発関係者の期待にもかかわらず、原発はあのように無残に破壊され周囲を居住不能にするとともに撒き散らした膨大な放射性物質は今後長期間にわたって農産物・水産物を汚染し続けます
福島原発周辺が居住可能、農産物が食べられるようになるには数百年かかるでしょう

この事から明らかなように
「可能性が小さい」と言う事は「起こらない」と言う事ではありません。

そして
起こってしまった時の被害は原発から得た電気の利益より遥かに膨大な被害となりだれにも賠償する事は出来ないのは今の福島を見れば分かります

いま、福島は事故前に戻っていますか?
いつになったら事故前に戻せるのですか
現に福島で起こったのです

それでも性懲りもなく原発を動かしたい、命より金が、明るい未来より今の現金が欲しいというどうしようもない人たちですね

私たちは「口先の約束」ではなく「過去の事実」で判断しなければなりません

福島の生活が元に戻らない限り原発を動かしてはならないと思います

附5.川内原発の安全性は担保せず〜規制委員会  2014.7.17



  規制委員会委員長発言
    基準の適合性を審査した
    安全だという事は申し上げない


不思議な表現ですが「事故が起こっても私の責任ではない」と言っている事は確かなようですね
ではこの「安全基準」なるものはどなたが作ったのでしょうんr
「役人はこのようにして責任を回避する」と言うことを示す」標本のような貴重な発言だと思います

さてみなさん、このような審査で原発の稼働を許せますか?
あとは市民一人ひとりが考え行動する以外にありません
いわゆる「専門家」の皆さんは意見は言うけれど「責任は負えない」とおっしゃる方々のようですから・・・・

 
追伸:7月18日

この発言をもう一度良く見ると
  「基準への適合性を審査した」 → そして合格と判定したわけですね
  「安全だということは申し上げない」 → ということは「安全ではない」わけですね

この二つからわかる事は
  「この基準は安全性を確保するための基準ではない」  という事になりますね

ではこの基準は「何の基準」なのでしょうか?
   原子炉を安く作る基準?
   原子炉の経済性を上げる基準?

何度読み返しても不思議な発言です

皆様、そう思いませんか?



附6.10キロ圏で十分〜鹿児島県知事〜原発事故避難計画

 鹿児島県の伊藤祐一郎知事は13日、九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)で事故が起きた場合、自力で逃げられない高齢者や障害者ら要援護者の避難計画について「(原発から)10キロまでで十分だと思っている。(30キロまでは)作らない」と述べた。鹿児島市内で記者団の質問に答えた。 以下省略  時事通信より

 避難計画を作るという事は「全員同時避難」ではなく、危険度に応じて順次避難するための計画でもあるわけですから、このように「計画は10kmまで」と設定することは「10km〜30km」は放置する事になりませんか?
 30kmまで、あるいはその外側までも計画を立て、避難路・避難先・避難の順序などを明確に示す事が自治体としての責務ではないでしょうか?

 原子力規制委員会田中俊一委員長の
   「慌てて避難する方がリスクが大きいとの福島事故の教訓を踏まえた判断では」
という意見もこんな立場にある人の意見としてはおかしいですね。
 そもそも福島の混乱は「危機意識も避難計画も無い中で重大事故が起こった」事による混乱で、当事者が慌てたからではなく、原子力関係の機関が適切な情報を流せなかった事に起因するものです。
 田中委員長の発言は、福島で懸命に対応した皆さんの熱意と努力を無視し、責任を転嫁し、その尊厳を踏みにじるものだと思います。



附7.米科学アカデミー「10マイル(16km)の避難計画範囲は不十分」

鹿児島県知事の判断と好対照ですね
  その原因は「原発稼働によって金が入る自治体の長」と、利害と無関係な科学アカデミーという立場の違いでしょうね
だからこそ、このような判断は「利害と無関係な人や組織」に策定してもらうべきなのですが、日本では原発の専門家の多くは電力会社や原発推進の経済産業省から利益を得ている人ばかりだということです。
 こんな関係が根本的に改革されなければ「原発の安全」はあり得ませんね。    2014.7.25


附8.東電元会長・勝俣恒久、元副社長・武藤栄一、元副社長・武黒一郎〜起訴相当・・・検察審査会  2014.7.31

東京電力福島第1原発事故をめぐり、業務上過失致死傷容疑で告訴・告発され、不起訴処分となった勝俣恒久元会長をはじめとする東電旧経営陣3人について、東京第5検察審査会は31日までに、起訴すべきだとする起訴相当の議決をした。また、元常務1人について不起訴不当とした。議決は23日付。
 他に起訴相当とされたのは、武藤栄、武黒一郎両元副社長。
              (  中   略   )

 検審は議決理由で、
3人が福島第1原発に最大15メートル超の高さの津波が押し寄せる可能性があるとの報告を受けていたと指摘。
 勝俣元会長について「津波の影響を知りうる立場・状況にあり、当時の最高責任者として、各部署に適切な対応策を取らせることができた」と述べた。
 
元副社長の2人についても、当時の立場を踏まえた上で、「適切な措置を指示し、結果を回避することができた」と判断した。

 福島県民ら約1万4000人が参加する福島原発告訴団が2012年6月、勝俣元会長ら事故当時の東電経営陣ら33人を業務上過失致死傷容疑などで告訴・告発。東京地検は13年9月、他の市民団体などが告訴・告発した菅直人元首相ら政府関係者を含む計42人全員を不起訴処分としていた。

                           以上、YahooJapanニュースより


  あれだけの膨大で深刻な被害を出した事件で其の被害を出した原因企業の幹部が、全く責任を問われないなどあってはならない事ですね
  そんな意味で今回の決定は市民感覚に合致するとともに、いま「原発再稼働」を図る電力会社や、原発建設にかかわり膨大な利益を上げている企業に一定の足かせをはめる意味でも効果が期待できますンr


附9.終わりなき被曝との闘い〜被爆者と医師の68年

眠れぬままに見てしまったこの番組でますます寝られなくなりました


       1945年8月6日 広島

       1945年8月9日 長崎
こう書けば日本人なら誰でも知っていますね

アメリカ軍によって投下された原爆です

このわずか2発の原爆で2つの都市は廃墟になり多くの市民が殺され、生き残った市民の多くが原爆症に苦しみました
    被曝直後に起こった急性障害
    被曝から10年も過ぎて起こった白血病
    そして被曝から68年も過ぎた今になって襲ってきた遺伝子障害

この被爆者の皆さんは私と同じ時空を生きてこられた皆様なので身につまされます
この時たまたま別府に居たから被曝しなかった私と、不運にも広島・長崎にいらっしゃったから被曝され、この70年を苦しみ抜いた被爆者の皆さん
どちらも自分の意思で動けた年齢ではなく動ける社会でもなかっただけに一層そんな思いが募ります

核兵器は一瞬に市に至る怖さと同時に、生涯を放射線障害に苦しむ恐怖を持つ事を教えてくれます
そんな意味で「核兵器」はたとえ友好国であっても持ってほしくないという意思は、日本国民として断固として守らなければなりません。

  この番組はNHKのページから購入できるようです(私はどのようにすればよいのか分かりませんが)

追伸:原発作業員の皆様に将来こんな危険が襲ってくる事はないのでしょうか
   原爆は高線量・・・原発は低線量   
などと言っても何の気休めにもなりません
時間がたてば体外に排出される化学物質ならともかく、浴びてしまった放射線による遺伝子の変異は元に戻る事はないでしょうし、現にこの原爆被爆者は68年も過ぎてから遺伝子変異による多くの障害が起こっているのですから・・・

そんな意味からも原発の運用や廃炉作業に当たっては、「工費・工期・用地」等の節約よりも、それにかかわる人たちの被曝線量を極限まで下げる方法を考えるべきではないでしょうか。
原子炉は「解体」ではなく、その場に「埋設」して放射線量が下がる未来に送る方がはるかに有効だと思います。
高線量の原子炉廃棄物を破壊したり移動したりすれば作業に当たる皆さんの被曝線量が増え、移動経路周辺に飛散する事故が必ず起こります。
そしてその危険は原子炉近くの土地ほど大きいのですから、その土地の皆さんに納得していただく努力をすべきではないでしょうか。




附10.安全は保障できないが合格

      〜何のための審査なの?
           〜何のための規制委員会なの?



   「安全だとは申し上げられない」と言いながら「審査は合格」
        この委員会は原発の安全性を審査するところではないのですか?
       「安全だと申し上げられない」のに「合格」はおかしいと思いませんか?

   安全ではないが基準に合格したのならその「基準」は何の基準なんですか?

   どうしても原発を動かしたいから「国民の目をごまかすために作った基準」なんですか?

  そして首相は「規制委員会が審査し、安全だと結論が出れば、再稼働を進めていきたい」と責任を避けています

  「合格だけれども安全だとは申し上げられない」のは「安全だと結論が出た」事にはならないと思いますが・・・

  もしもここで運転を再開した場合、責任は首相にあるのでしょうか規制委員会にあるのでしょうか?

 みなさん、ここに日本の無責任体制が見事に表現されていると思いませんか!!


附11.目に余る原発優先の経済産業省

  同一業界に新しい方法が導入される場合、その発展を助けるために保護するのはよくあることですが経済産業省がやろうとしている事は全く逆です。
先行する原発の電力に一定の価格を保証し、廃炉費用の手助けまでする
 事故の危険が高く、膨大な放射性物質を残す原発をなぜそこまで保護しなければならないのか?
 これは国民の利益のためではなく、原発建設にかかわる巨大企業の利益を第一に考える経済産業省の本性が如実に表れていると思います
 それにしてもここまで横車を押すという事は国民をばかにしていますね
 腹立たしい限りです


セシウム濃度、過去最高=地下水、25万ベクレル―東電・福島第1

    2014.10.14  放射性物質の垂れ流し、いまだに全くコントロールされておりません

 東京電力は14日、福島第1原発2号機東側にある井戸で13日に採取された地下水から、セシウムが1リットル当たり25万1000ベクレル検出されたと発表した。前回採取した9日と比べて3.7倍に上昇し、同原発護岸に設置された観測用井戸で採取された地下水のセシウム濃度としては、過去最高となった。
 東電によると、この井戸の地下水からは、セシウム134が同6万1000ベクレル、137が同19万ベクレル検出された。東電が放射性物質を含む水を敷地内に散水する際に定めた濃度基準値は、セシウム134が同15ベクレル未満、137が同25ベクレル未満。
 また、ストロンチウム90などのベータ線を出す放射性物質も同780万ベクレル含まれており、9日と比べて3.7倍に上昇。ガンマ線を出すコバルト60やマンガン54の濃度も、護岸の観測用井戸の地下水で過去最高だった。
 この井戸の近くには、同原発事故直後の2011年4月に高濃度汚染水が海に漏れたトレンチ(ケーブルなどの地下管路)があるという。東電の白井功原子力・立地本部長代理は記者会見で「台風18号などで地下水位が上昇して、(トレンチから周辺に漏れた)過去の汚染水などに触れて、高い濃度が検出された可能性が高い」と述べた。    以上 Yahooニュースより


 福島第1原発の放射性物質の垂れ流しは一向収まらず、これがコントロールされた状態とは到底思えませんね
 こんなことは「台風が来たから」と言って許される事ではありませんね
 日本には毎年台風が来るのは分かり切った事であり、それが福島を避けてくれるわけがないのですから、台風対策くらいは当然出来ていなければなりません


廃炉〜本気なの??〜廃炉に伴う廃棄物処分の基準策定  2015.1.27


この記事を見て「廃炉」→原子炉の取り壊し

なんて本当に考えているの?
と不思議に思いました
40年も50年も使い古した原子炉の中には高レベルの放射性物質が膨大な量詰まっているわけです
福島第1原発の事故でも原子炉本体の中のごく一部のものが漏れただけでしょうから・・・・
そんな原子炉を解体して出てくる放射性物質をどうするかと考えるよりも、燃料を抜き取った後は安全に遮蔽されている原子炉をそのまま冷却し続ける方が「周囲の安全」が守れるように思うのですが・・・・・

原子炉建設時の地元との約束もあるのでしょうが、解体すれば内部の放射性物質が飛び散って一番被害を受けるのはその地元なのですから・・・・・

原子炉は「再稼働」するかどうかよりも「最終処分」のあり方の方が重大な問題のように思います
いまの日本には50基もの原子炉があるのですから・・・・

東電福島第1原発〜汚染水もれ〜いつものように    2015.3.15


いつもの事ですが言いわけに終始していますね

「堰の施工不良」〜4年間も気付かないの
「コンクリートの劣化」〜僅か4年で劣化するコンクリートで作ったの・・・安上がりでしょうね
「時中にしみ込んだので海への流出はない」〜地中へ沁み込んだものは順次海に流れるのが自然の摂理です

東電の言いわけはいつも場当たり的で努力も見えず説得力がありませんね

溶融燃料はどこに〜「格納容器中にある」〜安直過ぎませんか?   2015.3.20



今回の事故で思う事は東電および関係省庁、専門家の皆さんの判断が常に控えめに、安直に流れている気がするということです


燃料が溶融し圧力容器と言う強力な防護壁から抜け落ちたとすれば、その外側の格納容器も突き破った可能性も高いと考えるのが自然ではないのでしょうか

そして予想される最悪の事態に対策を立てる
それが事故を起こし多大な迷惑をかけた、地域の皆さんに、日本全国の皆さんに対してとるべき原発運用管理者の態度だと思うのですが、ここに至ってもまだ「希望的観測」に終始している所に日本の原発関係者の情けなさがあるような気がします。

こんな関係者に原発再稼働を任せて良いのか?
少なくとも、抜け落ちた燃料のありかを特定し回収する事で、放射性物質の大量放出の危険を避ける手立てが出来るまでは、危険な原発の運転再開を認めるべきではない。

そんな気持ちを持ちながらこの記事を読みました。

海面下に設置されていた福島第1原発の施設  2011.7.19


福島第1原発では安全策の多くが見せかけでした
 高い丘の上にあるはずの原発ですが、なぜかその丘を深く掘削し、海面近くに原子炉がありました。そして電気系統はその地下ですから事故後海水が溜まっていました。
 予備の交流電源の配電盤もここにありました
 非常用発電機や燃料タンクは波にさらわれるような位置に設置されていました
 もともと津波には弱い構造で、津波は来ない事に決めていたのでしょう
多分、このように作る方が冷却海水の汲み上げコストが安いなどの「安直な理由」があったのでしょう
つまり、津波は来ない事に決めていたということです

他の原発も同じメーカーが同じ思想で作ったわけでしょうから、地震や津波に特別強いはずがありません。
今回の再稼働ではこんな弱点をどう補うのか
津波防御用の非常扉くらいは作るでしょうが、そんなものが強い地震でも寸分の歪みもできずきっちりと締まるとは考えにくいと思います

追伸:
水に弱い電気系統を1番下、海面下に配置するなど「過信」の最たるもの
常識的に見て「反則」ですね
近年ではマンションなどでも非常用電源は地下室にはおかなくなっています
まして福島第1原発は海辺です
常識さえない専門家先生たちがこんなものを許したのでしょうね
日本の専門家先生は本当に不思議です

無駄に消えた500億円  2015.3.24

 
 こんなものを売る企業は作動するかどうかには責任は問われないのでしょうね
 納品したら後は知らん顔、不良品の代金は税金で支払われ会社は丸儲け
 通常の取引でこんな事はあり得ないと思いますが・・・・・
 原発企業が儲かるのも良く分るし、」原発を作りたがるのも良く分る報告ですね

 こんな所に「原発推進圧力」が強まる原因があったとは知りませんでした

それにしてもそれを税金として払わせられる現在の国民と未来の国民は可哀想なものですね
元は原発関係企業のミスから出ているわけですから




どうしても原発を動かしたい自民党政府 2015.4.3


福島第1原発で3基の原子炉がメルトダウンし、膨大な量の放射性物質を撒き散らして世界の人類に多大の迷惑をかけ、近隣住民は自宅に帰れる当てもなく仮設住宅で「仮の人生」を送らなければならない状況は一向に解決できず、更に根本的には原発事故の状況や原因究明も全くできていない今、何を根拠としたのか分からない「安全基準」なるものを作り、それに従って合格認定して再稼働を急ごうとする自民党政府と電力会社。
委員長でさえ「安全とは申し上げられない」と言った安全審査とは何なのか

現実にあの深刻な事故が起こったのだから、少なくともその
事故の状況、原子炉のどの部分がどのような原因によってどのように壊れ、それによって原子炉の運転にどのような支障が生じ、メルトダウンに至ったのか?
3基もの原子炉がそろってメルトダウンしたのですからこれは偶然ではなく、原子炉に弱点・欠点があったのは明白です。
その弱点が「電源喪失」だけだったのか?
他にも弱点となり得る所は沢山あるでしょう。
原子炉本体は丈夫にしてもそれに繋がる膨大な数のパイプ系・ケーブル系は原子炉本体に比べて非常に弱いわけで、この部分のどこかが切断されればコントロール不能になるわけですから「本体」がいかに丈夫でも何の意味もありません。

にもかかわらず、今回の事故ではこんな部分の破損状況の調査など何も公表されていません

公表すると他の原発の運転に支障が出るからか、現場の状況がひど過ぎて何も調査できていないのか、どちらにしても他の原発の安全性の検討には欠かすことのできない事柄ですが、これまでにそのような調査報告は全くありません

それでいて「他の原発は安全だ」とどうして言えるのでしょうか?

立地自治体の皆さんは「金」が入らねば生きてゆけないのかもしれませんが、近隣自治体の皆さんはそんな金もは入らず「危険の分担」だけはついてくる事は福島が証明してくれました

この教訓を無視すればいつの日か日本中が廃墟になるかもしれません

もう「必要なだけ発電する」のではなく「発電量に合わせtw生活する」時代のように思います
これから人口はどんどん減るのですから辛抱はそんなに長く続かないでしょう
今までのような「拡大政策」はこれからは通用しない時代のように思います。


高浜原発 再稼働認めない仮処分決定〜福井地裁  2015.4.14
福井県にある高浜原子力発電所の3号機と4号機について、福井地方裁判所は「国の新しい規制基準は緩やかすぎて原発の安全性は確保されていない」という判断を示し、関西電力に再稼働を認めない仮処分の決定を出しました。

        ( 中     略 )
決定では10年足らずの間に各地の原発で5回にわたって想定される最大の揺れの強さを示す『基準地震動』をさらに超える地震が起きたのに、高浜原発では起きないというのは楽観的な見通しにすぎない」と指摘しました。
そして原子力規制委員会の新しい規制基準について触れ、「『基準地震動』を見直して耐震工事をすることや、使用済み核燃料プールなどの耐震性を引き上げることなどの対策をとらなければ、高浜原発3号機と4号機のぜい弱性は解消できない。それなのに、これらの点をいずれも規制の対象としておらず、合理性がない」という判断を示しました。
そのうえで、「深刻な災害を引き起こすおそれが万が一にもないと言えるような厳格な基準にすべきだが、新しい規制基準は緩やかすぎて高浜原発の安全性は確保されていない」と結論づけました。
       (以上 NHKニュース より抜粋)

やはり原子力にかかわり過ぎて、利害関係に染まった人ではない、普通の人が見ればこのような危険性と、それを包み隠そうとする経済産業省・電力会社・原発建設関係企業の異常さがはっきりと見えるわけですね
地裁とはいえ、日本の裁判所にこのような良識と、権力におもねらず国民の安全を守る強い意識があった事を本当にうれしく思いました。

この判決について多くの市民が賛同の意を表する事が、裁判所の公平性を守り、そして私たち国民自身の生命と安全を守る事になるのだと思いますので、原発の危険性を心配なさっておいでの皆様は勇気を持って意見を発表しましょう。


自らがでっち上げた「安全神話」に溺れた東電と日本政府
          〜フランス・アルバ元CEOの指摘
        2015.5.6

 

日本にかけていたもの
   電力会社に厳しい姿勢で臨む規制当局と透明性
         さらに
   危機管理の訓練

全くですね
この点は今でも不足しているように思いますが・・・・

日本は当初、自分たちだけで事故管理をするというやり方を選んだ・・・・
   結果としてそれが出来ず、最悪の事態になったわけですが・・・・・

そのあたりの責任追及もまだ何もなされていないのが日本の原子力業界と経済産業省など行政当局との慣れあいの結果でしょうね

そしてそんな集団が「原発再稼働」を急ぐ
危険極まりない事だと思いますが・・・・・

高浜原発・仮処分  Q&A  2015.4.15

1.予測の信頼性が低い
2.想定の970ガルを越える1699ガル(想定の1.75倍)の揺れが実際に原発で観測されている
3.国内の他の場所で起きた規模の大地震が確率は小さくても高浜でも起きる可能性がある
4.原子炉本体の補強工事や配管の交換はしていない
5.970ガルを越える地震が来れば、こうした非常用の設備もほぼ使えなくなり、
  炉心溶融が起こる危険性が極めて高い
6.700ガル未満の地震でも、原子炉冷却の鍵となる主給水ポンプと外部電源が同時に失われる恐れがある
7.外部電源と主給水ポンプは最高クラスの耐震性を備えていません

文中に赤い傍線を引いた部分をまとめました
こうして見ると原発の危険性、安全策が見せかけである事が良く分りますね



A.原子力規制委員会の新規制基準は合理性を欠く・・・裁判所
   合格しても安全とは申し上げない・・・と委員長が言っていましたね
B.原発の再稼働が業績改善に不可欠・・・大手電力会社
   こんな危険性と業績(つまり「利益」)を天秤にかける所に日本の経済界の問題点が露呈しています

しかも、一旦事故が起これば取り返しがつかず多くの人の人生を抹殺する事になる事はつい先だって福島で実証されたばかりです
その後始末のめどさえ立たない今、危険な原発を稼働させて「利益」を稼ごうとする企業と、それを後押しする政府・経済産業省に問題認識が無いのが国民の不幸だと思います。


 アンフェアーな2つの縛り 原発存続のためのくさび  2015.4.15

原発関係に大きな記事に隠れて小さく出ていた2つの記事ですが、実はこの2つこそ日本から原発が無くならない最大の理由らと思います
  
麻薬のような原発資金を浴びせられ、いつしかそれが無ければ生きてゆけない体質にされてしまった立地自治体、これはその自治体の責任というよりも有り余る金を浴びせてそのように仕向けた国と電力会社の責任でしょう

あの福島の立地自治体のお年寄りがあんな事故が起こったあとなのに
    「原発が出来た時はみんなお金持になったんですよ」
と笑顔で答えていたのが悪夢のようによみがえります

あんな事があってもまだ原発を信じているような・・・・・

 
そして申立人に「損害賠償を求める」という発想
そのくせ「電力会社敗訴」の時にはその費用は電気料金に加算され会社の懐は全く痛まないというアンバランスなシステムが企業をのさばらせているように思います




1999年に国土庁が予測していた 8mの津波で建屋浸水


 次第にぼろが出てきますねえ
 自らがでっち上げた「安全神話」に溺れ、周囲からの忠告も情報も無視するのが経済産業省と電力会社の「常態」だったわけですね
 そして自らが掘った穴に落ち、そのしりぬぐいは税金でする。
 こんな事が許されて良いのでしょうか?


知らぬ間に取られていた「原発協力金」   2015.8.12 大分合同新聞

驚きましたねえ

私たち善良な国民は知らない間に原発建設や運転への協力金を「電源開発促進税」として取られ、それが原発立地自治体に支払われる事で、立地自治体の財政を肥大化させ、原発依存症と言う重症患者を作った。
そんな「麻薬」まがいの手段を講じる側に、私たち国民もいつの間にか立たされていたわけです

こわいですねえ
そんな悪行に知らない間に加担させられている
そう考えただけで寒気がします

運転しなくても電気料金に加算されていた原発費用   2015.8.18
 

 

原発が動いてないときも原発の維持管理費は「電気料金」に組み込まれる

2014年度はその費用が1兆4千億円と言う

日本の人口は約1億人ですから、1人当たり平均で1万4千円くらい取られているんですね

4人家族だと56000円・・・小さくないですね

そして発電量が同規模で比べると発電所の職員数は3倍(と言う事は人件費は3倍)、修繕費も2倍と言う事です。

それに使用済み燃料の長期間にわたる保管管理費用は計算不能(いつまで保管すれば良いのか誰にもわからないでしょう)なわけですから「原子力が安い」というのは全くのウソです

原発を作り・運転する事で儲ける人たちがでっち上げた論理のように思います

(いままでの電気料金の説明では「燃料費」だけを比べ、人件費や修繕費は書かれていませんでしたね)

そのうえ、安全性に重大な問題がある事は福島第1原発事故で露呈しました

いまに至ってまだ原発にしがみつくのはこの産業が国民に分かりにくく、金儲けしやすいからではないでしょうか。

最近の動きを見ているとそんな気がします。

 


伊方原発再稼働〜地元でも反対が多数  2015.8.19

賛否を明らかにしなかった22%が問題ですね

周囲の目を気にして意見を言えない・・・閉鎖的な田舎社会の特徴ですね
だからアンケートでは反対が多くても「選挙」に」なると「推進派」が勝つわけでしょう
でも事は自分たちの安全と命にかかわる事です
ここで勇気が出せなければ「死」が待っているという認識が必要でしょう

これは伊方だけではなく、原発を抱えている自治体住民だけの問題でもなく、日本に住むみんなの問題です
日本は狭い島国です
そこに50基もの原子炉があります
それらが福島第1原発のような事故を起こせば逃げる場所・逃げる時間などありません。
事が起こる前に意思を明らかにし、原発を稼働させない事が唯一の安全な道だという事を認識すべきです。

再稼働反対が賛成の2倍・・・伊方原発   2015.12.9


地域別賛否は

再稼働に         反対
 旧伊方町        45.5%
 旧瀬戸町        56.3%
 旧三崎町        57.2%

地元にはメリットもあるけれぞ近隣には「被害のおすそ分け」だけがある、という実態が福島で実証され、住民の皆さんが良く理解できたという事なのでしょうか

こんな住民の意思にもかかわらず知事は国の意向に沿わなければならないのが日本の実態なのでしょうね

沖縄知事のように国の意向に逆らうことがいかに大変なことかと言う事が分かるとともに、沖縄知事の勇気に声援の拍手を贈ります