JR九州バス

2001年7月に九州旅客鉄道から分離された新会社。
鉄道の塗装変更と同時に始まった水戸岡鋭治デザインによるコーポレートカラー「RED LINER」を纏った赤いバスで御馴染みの会社だである。2001年7月に分社化、JR九州時代は鉄・自一体らしく鉄道乗継券発売があったが、分社化で乗継券発売は定期券だけに限定された。

直方線
駅名看板があった頃
2002年
福丸駅 Fukumaru ふくまる
■所在地:福岡県鞍手郡若宮町福丸
■発券状況:発売なし
 若宮町の中心、町役場の斜め向いにあるユニークな円形駅舎。私が1996年に来訪した時は窓口と売店も健在だったが、現在は窓口営業は行っていない。以前は駅舎上に看板を掲げていたが、現在では撤去されている。駅内には窓口跡と国鉄全線の運賃表があり往時を偲ばせる。ロータリー型の駅舎を囲むように1番から4番まで乗り場があり、1番が直方、2番博多・筑前日吉、3番筑前山崎、4番福間・町内循環が発着していた。※2009年12月をもって解体・撤去されました。


宮田町駅 Miyata-machi みやたまち
■所在地:福岡県鞍手郡宮田町太蔵
 もともとは鞍手軌道(直方〜福丸)にルーツを辿る。1914(大正3)年に開業した鞍手軌道の宮田駅だったとされる。蒸気機関車からガソリン動車に変わるものの、並行バス路線開業で経営が苦しくなり1938(昭和13)年に直営バスに転換、そのバス事業を国鉄が買収したのが直方線のルーツとされている。
 その鞍手軌道宮田駅の跡地に宮田町駅があり、車道に面した駅舎となっている。売店もある駅だったが、現在は窓口は無人化し、売店も閉鎖した。現駅構内の半分は、宮田駅のほかに春日神社があった場所だったが、1959年に神社を移転させて回転場の用地を確保した。駅構内の隅には「春日神社跡」の石碑がある。
 尚、1989年に廃止された宮田線の筑前宮田駅はここから三つほど先の本線から分岐した路線にあった。作家の宮脇俊三さんが生前、宮田線踏破の際にタクシーで先回りしようと「宮田の駅まで」と運転手に告げたら、この宮田町駅で降ろされたという、エピソードがある(「時刻表2万キロ」より)。


(自)直方駅 Nogata のおがた
■所在地:福岡県直方市山部
■発券状況:回数券、定期券(直方支店にて)。
 JR筑豊本線(愛称:福北ゆたか線)の隣にある。体育館のような建物は2階が直方支店、1階が待合室、その裏側が車庫と整備場になっている。待合室には以前は窓口があったが、現在は閉鎖されている。その跡に水槽が置いてあり、泳ぐ魚が乗客の目を和ませている。
なお、西鉄バスはこの駅には立ち寄らず、直方駅を左折した所にある西鉄直方バスセンターで発着しているが、国鉄時代の路線図には西鉄バスセンターまでの記述があった。

山鹿線 (廃止)

山鹿温泉駅 Yamaga-onsen やまがおんせん
■所在地:熊本県山鹿市山鹿
 山鹿市役所に近い。かつては山鹿温泉駅とは他に西鉄ターミナル(現在廃止)と九州産交のバス停もあって、それぞれがバラバラだからややこしいかった。この駅に掲げてある絵看板に「本土方面」という表現も今はあまり使われないように思う(現在は消失)。なお、この駅が廃止にあってから「山鹿バスの駅」が開設されている。

※菊池温泉口駅については公営・民営バス:九州地方を参照のこと。

嬉野線

(自)武雄温泉駅 Takeo-onsen たけおおんせん
■所在地:佐賀県武雄市武雄町富岡
 武雄温泉駅のバス駅だが、鉄道駅高架化の影響を受けて、最近解体された。


嬉野温泉駅 Ureshino-onsen うれしのおんせん
■所在地:佐賀県藤津郡嬉野町下宿乙
■発券状況:金額式乗車券、回数券、定期券。
 嬉野温泉郷の中心にある駅、西肥自動車ターミナルと同じ建物。現在、売店は閉店された。この他、祐徳自動車のターミナルが別な位置にある。九州新幹線長崎ルートが出来ると駅名は、新幹線駅に譲ることになるのかもしれない。この駅は観光地にあるだけあって、鉄道連絡券、特急券など豊富に設備していたが、分社化によって鉄道連絡は定期券だけに限定された。2008年より別にあった祐徳バスターミナルも同居することになった。

臼三線

野津駅 Notsu のつ
■所在地:大分県臼杵市野津市
■発券状況:金額式乗車券、回数券、定期券。
■旧称:野津市(のついち)
 旧野津町の中心にあり、商店街の並びにあり賑やかさを感じる。地名(旧駅名)の野津市の「いち」は朝市などの「市」が立つことを意味している。駅舎の奥にはターンテーブルがあり、この駅で折り返すバスが利用している。2007年に廃止となり、現在は大分バスグループの臼津交通が使用している。

北薩線
旧駅舎

薩摩郡山駅 Satsuma-koriyama さつまこおりやま
■所在地:鹿児島県鹿児島市郡山
■発券状況:ICバスカード「Rapica」、定期券。
 2002年7月、旧郡山町の区画整理事業に伴い、それまでの旧駅舎に変わり、新しい駅舎が完成した。1階に窓口と待合室、2階に乗務員休憩所がある。業務は引き続き行っているほか、この駅で勤務が組まれている運転士が多く、現地出勤して鹿児島支店に電話で点呼を受ける。


宮之城 Miyanojo みやのじょう
■所在地:鹿児島県薩摩郡さつま町宮之城
■発券状況:定期券。
 1987年に廃止された国鉄宮之城線(川内〜薩摩大口)の駅跡に転換交付金を利用して建てられた。正確には自動車駅ではないが、建物内の「JRコーナー」で、定期券の発売と貸切バスの取り次ぎ業務を行っている。ICバスカード「Rapica」の発売とチャージは行っていない。停留所名はJRバスは「宮之城」だが、いわさきバス、南国交通は「宮之城駅」、さつま町巡回バスは「鉄道記念館前」となっている。

宮林線 (廃止)

日向高岡駅 Hyuga-Takaokaひゅうがたかおか
■所在地:宮崎県東諸県郡高岡町
高岡町の中心街にあり、駅の裏には高岡町役場がある。この駅は無人化以降、立て替えられたようだ。宮林線は宮崎交通の宮崎駅〜高岡、宮交シティ(宮崎駅を経由しない)〜小林とほぼ平行しているが、宮崎交通はこの駅には停車せずにすぐ近くの高岡停留所に停車する。但し、乗車券は共通扱いしていたが、JRバスはICカードには参加することなく2004年3月に路線廃止された。

日肥線 (廃止)

村所駅 Murasyo むらしょ
■所在地:宮崎県児湯郡西米良村村所
 西米良村の中心街・村所にある。かつては妻(西都)〜村所〜湯前を結ぶ中継基地の駅だったが、1998年に全廃された。現在は村所〜西都が宮崎交通、村所〜湯前が西米良村営バスにて運行されている。
 駅舎は右半分が物産品店となっており、西米良村の特産物である「ゆず」製品が並ぶ。左が窓口と待合室になっている。隣には旧官舎があり、宮崎交通は滞泊で運用されている。乗車券は西米良村営バスの回数券・定期券と宮崎交通の普通乗車券と定期券。ICカード(宮交バスカ)の発売とチャージは車内扱いとなる。なお、村の計画では5年以内にこの駅舎を取り壊して新たにバス待合所と物産品店を建設する計画があるとのこと。

佐賀関線(廃止)

佐賀関駅 Saganoseki さがのせき
■所在地:大分県大分市関
 佐賀関町の中心駅。元々は日本鉱業鉄道の日鉱佐賀関駅があった場所にある。背景にあるのは、その日本鉱業の工場。駅にはJRバスと並行していた大分バスの窓口がそれぞれあったが、売店は数年前に閉鎖された。JR窓口では分社化まで、鉄道乗継券や特急券、青春18きっぷ(バス駅では唯一)などを発売していた。※2010年現在、解体されました。

国分線(廃止)

垂水中央駅 Tarumizu-chuo たるみずちゅうおう
■所在地:鹿児島県垂水市垂水
 2000年3月廃止。大隅線垂水駅なき後の垂水市の玄関駅だった。駅舎に描かれた飛行機の絵は鹿児島空港連絡バスをアピールするものだが、描いたのは国分自動車営業所の社員さんだとか。国分線廃止に伴い鹿児島交通に路線は引き継がれたが、駅は引き継がれることはなかった。現在、駅舎は解体されてコンビニエンスストアに様変わりしてしまった。


桜島港駅 Sakurajimako さくらじまこう
■所在地:鹿児島県鹿児島市桜島町横山
■旧称:袴腰(はかまごし)
 1999年4月廃止。廃止後は路線は鹿児島交通に引き継がれたが、駅業務は行っていない。


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