buratto clubアーシング考
プラグがスパークするのに必要な電圧を、要求電圧と言います。要求電圧が低いと言う事は、それだけ低い電圧でも大丈夫。
火が飛ぶと言う事です。つまり放電しやすく失火の可能性が低いと言う事になります。
車体やエンジンに電気抵抗が有る場合、電流が流れ難くなりその分だけ要求電圧は高くなります。火が飛びにくくなる訳です。
また、プラグの要求電圧は運転状況により変化しますので、常に安定した性能を発揮するには、ベースとなる要求電圧は低い
ほど有利になります。
ベースの要求電圧が高いと、負荷がかかった時の要求電圧はさらに高くなり、2次コイルの供給電圧を越えてしまったり、電圧
の立ち上がりに遅れが生じ、部分的な失火が起こることでしょう。

で、4st.用 「プラグ ダイレクト アース」
3年前から商品化を考えていたんですが、やっと製作方法が纏まりました。しかーし、板金部分の加工代が高くて販売出来そう
に有りません。
なんと!100個発注しても1個あたり860円だそうです。もちろん、即発注を取りやめました。なんのこっちゃー!

アーシングは、抵抗を減らして電気の流れ
を良くするだけのパーツですので、効果が
有る場合と全く無い場合が有ります。

実は、こんな部品を作ってる私も、アーシ
ング効果を体感した事が有りません。
しかし、体感した事が無くても、所有してる
バイクはすべてアーシングしてます。
電気の流れを考えた場合、 エンジンの電
気的抵抗より、アーシングで使用される銅
線の電気的抵抗は圧倒的に少なく、 点火
に有利だからです。

電気の戻り道は、スパークプラグ→シリン
ダーヘッド→ガスケット→シリンダー →ベ
ースパッキン→クランクケース→エキサイ
タコイル(又はバッテリーマイナス)と流れ
ます。
この流れの中にベースパッキンが有ります。
メタルパッキンで有れば問題は無いのでし
ょうが、スタンダードのベースパッキンは完
全に絶縁体で電気が流れません。ですの
で、抵抗の多い鉄製スタッドボルトとカムチ
ェーンを通って、エキサイタコイルに戻るこ
とになります。

また、鉄製スタッドボルトは、異種金属のアルミ製クランクケースに捻じ込まれてます。専門家ではないので分りませんが、異種
金属による電気腐食を起こしてるんじゃないでしょうか?

古いバイクのケースカバーボルトを外した時に、ネジ部に白い粉が付着してた事が多々あります。この粉により、電気が流れに
くくなってるようで有れば、電気的抵抗は増え、点火に必要な要求電圧は更に高くなります。

このように、古くなって電気的抵抗が増えると、点火する為の要求電圧は高くなり失火を招きやすく、燃費悪化、パワーダウン、
始動性不良と、ろくな事は無いでしょう。
アーシング懐疑派の方も居られるでしょうが、抵抗は少ない方が良いと思います。
で、私は全てのバイクをアーシングしてる訳です。

2008/04/27 プラグ ダイレクト アース

2008/05/05 TLRプラグダイレクトアーシング

←この部分だけで860円
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