文遊吟社 大会参加報告    戻る

第54回八幡東区総合文化祭川柳大会 主催 川柳くろがね吟社
平成1810月8日 八幡東生涯学習センター 参加者 108名37投句) 
課題「 描く 」 小川 清隆 選
       少女もう胸に多彩な夢を描く 義和 
     カンパスに太陽がある母がいる はるえ
      戦争を描くと画布が朱に染まる 義和
課題「 鮮やか 」 古賀 絹子 選
       鮮やかな花のため息聞いている 一市
     敵ながら鮮やか胸のすく啖呵 欣多
     訪う人も絶えた古刹に紅葉映え はるえ
課題「 漫 画 」 深掘 正平 選
     バカボンのパパなら一人家に居る     欣多
     新総理すでに漫画のターゲット はるえ
課題「 波 」 山崎 蘭草 選
       羊水に波立てている子が元気 義和
     夫婦別姓波は干渉すべからず 欣多
課題「こだわる 」 片石 志津子 選
       流儀にはこだわりの無い菊を活け 一市
            諦めろまだこだわるか北の核 可福
     こだわりがまだ消えてない丁寧語 欣多
     焼酎は芋だと舌が妥協せぬ 義和
課題「もやもや」 古谷 龍太郎 選
       ぴったりの入歯もやもやみな消えた 欣多
         佳句      もやもやは晴れた一杯いきますか はるえ
課題「 筋 」 古野 つとむ 選
     増税に筋を通して疎まれる 義和
     永田町筋を通せばおっこちた 修二

  ・・ 秀   句  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

課題「 描く 」 雑魚に描く絵にもやっぱり虹はある 安座上 敦
課題「鮮やか」 日の丸が光る平和を貫いて 西村 正絋 
課題「 漫 画」 教科書の下で漫画が待っている 山中 洋子
課題「 波  」 三角波ひりひり洗う疵がある 冨永 沙智子
課題「こだわる」 I T が何だこだわる道具箱 神谷 幸恵
課題「もやもや」 もやもやの窓をいっきに拭きあげる 藤本 久美子
課題「 筋  」  札束拒否無学な母が筋通す 神谷 幸恵
入賞  14位   浅原欣多  文遊吟社としては上出来!!

討論会「川柳作家の心得」
  大会での心得、表彰式の前の退出は避けたい、受賞者に祝福の拍手をするのが
  同じ土俵で戦った者の義務ではないか? 

  類想・剽窃句の疑いについて、
  全日本岩手大会で文部科学大臣賞 「塾へ逃げてしまった鬼ごっこ」 これは
  平成3年発行に、「鬼ごっこ一人二人と塾に消え」 と言葉違いだが同じであるが
  その後ごの処置を川柳作家としてどうする。
  大会などで入選句となり、指摘された場合は潔よく取り消しを申し出るべき。
  (文芸として、後世に残す句として考えてみると、後世に指摘されるよりましか)
  初心者は模倣から入るから、良い句が出来る。それを頭ごなしに類似句だの類想句
  だのと言っては川柳を伝承する者までも無くすことにもなりかねない。

  句箋の書き方
  一字空け・括弧については、この大会では選に影響はない。しかし、上手下手は
  抜きにして、心をこめて一画一画丁寧に濃く書くように念を押された