






貴重な「紅の拳銃」公開前の名古屋日活の新聞広告
この時期、小林旭の「銀座旋風児・嵐が俺を呼んでいる」
の名古屋ロケが行われたので、宣伝を兼ねての舞台挨拶
と思われる。
トニーは2月1日より次回作の「激流に生きる男」の撮影に
入っており、2月11日は撮影終了後、夜、雑誌「平凡」の
座談会に出ている。
神戸市諏訪山頂

紅の拳銃で共演して
吉行和子
とても素敵な人でした。
現在、いても通じる人でステキでした。
紅の拳銃の映画の中で、私とのラブシーンが有ったんです。
待ち時間の時、髪が伸びたからと云って散髪に行ったんですが
撮影の時間が来たのに、なかなか帰ってこないんです。
「ごめん、遅くなって」と言って本番に入ったのですが、散髪した
髪の毛を十分にはらっていなかったため、ラブシーンの時
私の顔に髪の毛がつき、それを取るのに時間がかかり
「ゴメン、ゴメン」と言ってしきりにあやまり、今度の舞台、必ず
見に行きますから、と言っていた。それから間もなくして、私が
舞台の練習をしている時、赤木さんが事故を起こしたと聞き
間もなくして亡くなられ、物凄いショックを受けた事を覚えてます

昭和36年。新しい年を迎えて私の最初の
出演映画がこの作品。お相手は赤木さんでした
赤木さんは殺し屋に化けた若手刑事、
私はギャングの情婦で、彼に助けてもらうあわれな
女の役。そこで正月早々、まだおとそ気分の抜けない
セットでは、私が色仕掛けで赤木さんに助けを
頼み込むところを熱っぽく撮影しました。
彼は始終赤くなってましたが「僕が赤木で、あなたが
白木さんーーだから正月らしく‘紅白‘で
おめでたいんですよ」などと、イキなシャレを沢山とばし
笑い上戸の私が約1時間笑い続けて。撮影が一時
ストップしてしまったほどでした。
その直後、裕次郎さんのスキー場での負傷事件がおこり
「激流に生きる男」の主演に赤木さんが
ピンチヒッターとして立つことになりました。
「うれしいけど困っちゃったナ。裕次郎さんと
男と男の約束をしちゃった」と、頭をカキカキ、
つぶやいていた赤木さんでした。
シャレ男・赤木さん
白木マリ



