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日光ビール株式会社
日光ビール


日光ビールの醸造所

平成11年4月、観光地日光に、日光地区(日光市、今市市、藤原町、栗山町)の特産品事業として日光ビールが誕生しました。ビールは日光霜降アイスアリーナ近くの醸造所で作られています。

醸造所の建物はブルワリーレストラン風で、中に入ると醸造設備と客席があります。しかし、食事という食事のメニューはなく、生ビールとちょっとしたつまみ程度の店です。食事をとろうという方は別のお食事処ですませてください。 
 私が行ったときは冬のオフシーズンだったので、醸造所に立ち寄る人たちも数少ない状況でした。客席の中央にあるストーブでゆっくり温まり、醸造設備などを眺め、醸造所ならではの雰囲気を感じとります。

ドイツ製の醸造釜で醸造されているビールはピルスナーただ一つ。大概の地ビール醸造所は、地ビールに対し大手のビールとは異なった個性を求めるため、上面発酵のビールとかデュンケルや黒ビールなども醸造しているので不思議です。醸造設備から見ても1種類しか醸造できないような設備ではありません。尋ねてみると、「本当はもう1種類作りたいんです。ですが、夏の時期ならフル稼働ですが秋、冬は生産量がガクンと減ってしまいます。冬に2種類ものビールを醸造しても売り切ることが出来ないので1種類だけにしました。」ということです。
ブルワリーでは、1杯500円で、樽生ビールが飲めるので、早速注文し、ジョッキに注いでもらいます。ビールは軽くろ過された感じで、ホップの苦味と豊かなコクがあって非常にバランスのよいビールです。大手ビールのスッキリしたのどごしのビールとは異なる本格的な味わいのピルスナービールなので、存在感があります。どこまで、その存在感をアピールできるかが、この地ビール存続の決め手でしょう。
 なお、別のところで聞いた話ですが、この醸造所の技術の方は、同じ栃木県の那須高原ビールで働いていたそうです。なるほど、コクのある味わいは那須高原ビールのピルスナーに匹敵します。さらに、最初は、別のタイプのビールも作っていたとか。醸造所は、ブルワリーレストランとは言えない状況であり、地元に樽生ケグと瓶ビールを出荷するだけでは、地ビールの需要は少なく、売れ筋のビールしか醸造できないということでしょうか。
 本当に美味しいビールなので、その技術で是非とも別のタイプのビールも醸造して欲しいと思います。

瓶ビールは1本500円で、レギュラーラベルのほか、観光ラベルのものがあります。東照宮や二荒山神社など観光名所のラベルを数種類用意しているようですが、中身はすべてピルスナーで味に変わりはありません。醸造所でも購入できますが、駅や酒屋、お土産屋など広く広範囲で売られているので、日光へ行った際には、お土産によいでしょう。


日光ビール
(レギュラーラベル)
日光ビール
(観光ラベル)

【データ】 日光ビール株式会社 栃木県日光市所野2844-1
TEL:0288-54-3005 FAX:0288-54-3155
http://www.nikkobeer.com/

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