平成名力士 


平成初期まで活躍した太寿山、栃司から、若翔洋以降平成の最高位関脇の力士を完全収録(三役常連、優勝力士を除く)。

home><データについて><平成top><昭和><現役

平成の関脇

横綱

大関

優勝者 三役常連 関脇 小結1 小結2 小結3 幕内

太寿山 栃司 若翔洋 琴乃若 追風海 隆乃若 玉春日 北勝力 玉乃島 阿覧 朝赤龍


 

 

 

 

  太寿山 関脇  <右四つ寄り> 二子山  183/160      
D09 D09 右四つ寄り3a

右上手投げ2b

がぶり寄り3a

モロ差寄り3b

おっつけ 2c

打っ棄り 2c

吊り寄り 3c

出し投げ 2c

はたき 2d

突き落とし3c

下手投げ2c

いなし 3c

吊り  3c

拝み寄り2d

腕返し 2b

のどわ 3c

<立合>

体当たり3b

左上手3c

右差し3c

ぶちかまし2b

 

頭b 肩b

胸c手e変化e

<技・体>

アゴ上り

太鼓腹

差し身

体質柔軟

 

 

<心>

慎重

立合い○

長持ち

D09 E07
E06 D09
E07 D08
D08 D09

 

 

 


 

  栃 司  関脇  <突き押し> 春日野  180/155      
E07 E06

上突っ張り3b

のど輪  3c

おっつけ 3a

はたき  3c

突き落とし3b

いなし  2c

モロ手突き3c

引き落とし2c

ハズ押し 2d

廻し切り 3c

張り手 2d

蹴返し 1d

上手投げ 2d

上手出投げ2d

掬い投げ 2d

首投げ  1e

<立合>

モロ手突き3a

ぶちかまし2c

のどわ 2c

いなし 2c

突き落とし2d

頭a 肩b

胸e手d変化d

<体>

速攻

変化技○

引き癖

<心>

まった

エレベータ

突押徹底

晩成

 

D08 C10
D09 E06
E07 E07
E07 E06

 


home><データについて><平成top><昭和

平成の関脇

横綱

大関

優勝者

三役常連

関脇

小結1

小結2

幕内

太寿山 栃司 若翔洋 琴乃若 追風海 隆乃若 玉春日 北勝力 玉乃島  阿覧 朝赤龍


 

  若翔洋 関脇  <左四つ寄り・押し> 二子山  180/170        
C10 D09

小手投げ 3b

のど輪  3c

がぶり寄り3a

右上手投げ3c

モロ手突き3b

おっつけ 2c

腕捻り 3c

吊り   2c

巻き替え 2d

極め   3c

張り手 2d

打っ棄り2e

はたき 3d

左前褌寄り2d

引きつけ2c

腕ひねり2d

<立合>

モロ手突き3a

カチ上げ2c

上手  2c

左差し 2c

けたぐり1e

頭a 肩b

胸e手d変化d

<技・体>

ワキ甘い

重心低い

懐深い

土俵際

腰痛

<心>

番付運○

ムラッ気

強引

 

 

C10 D08
E07 D09
E06 D08
E07 D09

 


 

  琴乃若 関脇  <右四つ寄り・投げ> 佐渡ヶ嶽  192/175           
C11 D09

左上手投げ5b

小手投げ 3c

がぶり寄り3a

右上手投げ3c

上突っ張り3b

右四つ寄り2c

左腕返し 3c

のどわ   2c

内無双  2d

極め   3c

張り手 2d

下手投げ2e

はたき 3d

モロ手突き2d

引きつけ2c

上手出投げ2d

<立合>

モロ手突き3a

カチ上げ2c

左上手 2c

張差し 2d

はたき 2d

頭d 肩b

胸c手b変化d

<技・体>

リーチ長

懐深い

上体柔軟

腰高

外四つ○

長持ち

膝爆弾

<心>

Mr.1分

まった

晩成型

円熟

 

 

D08 D08
E06 C10
D09 E07
E06 C11

 


 

  追風海 関脇  <右四つ寄り・投げ> 追手風  183/130      
E06 D08

前褌寄り3b

上手出投げ3c

左上手投げ3b

右上手投げ3c

おっつけ 3b

下手出投げ3b

外掛け 2c

右腕返し 2c

ひねり  2d

首投げ  2e

たぐり  3c

内無双 2e

はねあげ2d

はたき 2d

張り手 2d

モロ差寄り1d

掛け投げ1e

<立合>

体当たり2a

カチ上げ2c

左上手 2c

右上手 2d

前褌  2c

八艘飛び3c

頭e 肩c

胸a手d変化c

<技・体>

速攻

敏捷

上体硬い

筋肉質

アゴ上がり

まわりこみ

両膝痛

首痛

<心>

スタ-ト○

サーカス

調整×

早熟型

 

 

D09 E07
B12 C10
C10 C10
D08 E07

 

  隆乃若 関脇  <左四つ寄り・投げ> 鳴戸  188/150     
D09 D09

右上手投げ3b

左四つ寄り3b

左上手投げ3b

小手投げ  2c

はたき  2c

吊り寄り2d

上突っ張り2b

右腕返し 2c

がぶり寄り2d

外掛け    2d

とったり 2d

肩透かし 2e

引き落とし2d

モロ手突き2d

外四つ寄り2d

突き落とし2d

掛け投げ 1e

<立合>

モロ手突き2a

カチ上げ2c

体当たり2c

右上手 2d

はたき 2c

 

頭c 肩b

胸c手b変化d

<技・体>

懐深い

バタ足

引き癖

アゴ上がり

上手相撲

両膝痛

<心>

調整×

ムラッ気

強引

 

 

 

D09 D08
D08 C10
E07 E07
E07 D08

 

home><データについて><平成top><昭和

平成の関脇

横綱

大関

優勝者

三役常連

関脇

小結1

小結2

幕内

太寿山 栃司 若翔洋 琴乃若 追風海 隆乃若 玉春日 北勝力 玉乃島  阿覧 朝赤龍


 

  玉春日 関脇  <突き押し> 片男波  182/150    
E07 E06

ハズ押し 3b

おっつけ 3b

のどわ  3b

突っ張り   3b

いなし   4b

はたき  3b

突き落とし3b

掬い投げ  2d

モロハズ 2c

モロ差寄り2d

がぶり寄り1d

肩透かし  1e

引き落とし2d

首投げ  1e

引掛け  2e

巻き落とし2e

跳ね上げ 2c

<立合>

ぶちかまし2b

のどわ 2c

体当たり2c

モロ手突き2c

おっつけ2c

かっぱじき2d

頭b 肩e

胸c手c変化d

<技・体>

変化技○

土俵際

俵伝い

上体柔軟

体質柔軟

首・腰痛

両膝痛

<心>

ツラ相撲

幻惑

円熟

ずらし

冷静

相撲勘

 

D08 C10
D08 E07
C10 C11
D09 D08

  北勝力 関脇  <突き押し> 八角  183/155       
E07 E06 のどわ 4a

モロ手突き4b

上突っ張り3b

はたき  2b

引き落とし3b

突き落とし2c

ハズ押し 2c

いなし  2c

張り手 2d

左腕返し1d

閂   1e

おっつけ2c

左のど輪2c

小手投げ1d

がぶり寄り1d

ぶちかまし2d

<立合>

モロ手突き3a

右のど輪 3b

ぶちかまし3c

左おっつけ1d

はたき 2d 

頭b 肩e

胸e手a変化d

<技・体>

ワキ甘い

電車道

チョン立ち

腰高

足腰硬い

リーチ○

前掛り

<心>

突っかけ

立合い×

引き癖

突押徹底

淡泊

ムラっ気

B12 C11
E07 F05
E06 E06
E06 E07

 


  玉乃島 関脇  <左差し・押し> 片男波  187/165     
C10 C10 右おっつけ4a

左四ツ寄り3b

のどわ  3b

突っ張り 2c

左掬い投げ2c

素首落とし3c

ハズ押し 2b

跳ね上げ 2b

下手ひねり2d

外掛け   2d

小手投げ 1e

極め   3c

右しぼり 2c

モロ手突き2c

首投げ  1d

裾払い  1e

<立合>

ぶちかまし3b

左差し  2c

のどわ  2c

カチ上げ 2c

右おっつけ2c

頭b 肩c

胸d手c変化e

<技・体>

左堅い

挟みつけ

前傾○

足腰硬い

呼び込み

右肩

腰・背中痛

<心>

強行

気迫

ムラッ気

突っ掛け

息切れ

連敗癖

引き癖

C10 C10
E07 E07
D08 D08
E06 D08

 


  阿 覧 関脇  <右四つ・突き押し> 三保ヶ関  187/155     
D09 D08
上突っ張り3a
吊り   3a
左上手出投2b
はたき  3a
モロ手突き2c
左前褌寄り2b
張り手  3b
小手投げ 2c
極め   2c
下手投げ2d
引き落とし2c
上手投げ 2c
突き落とし1d
うっちゃり1d
引っ掛け2c
ひねり 1d
<立合>
張り手  2b
体当たり  2c
左上手  2c
張り上手  2c
はたき  3c
頭d肩b胸b
手b変化c
<技・体>

まわりこみ

ワキ甘い

呼び込み

引き癖

髷つかみ

両ひじ
バタ足
<心>
強引
ムラッ気
スロ-スタ-ト
じらし
つっかけ
番付運○
ツラ相撲
B12 D09
D09 D09
E06 E07
C10 E07

 


  朝赤龍 関脇  <左四つ・押し> 高砂  185/140          
07 E07
上手出投げ4b
右上手投げ3b
下手投げ  3c
左前褌寄り2d
はたき     4b
突き落とし 3b
右おっつけ3a

いなし 3c

内無双    2d
はねあげ 3b
小手投げ 2d
引き落とし3c
下手出投げ2d
ひねり 2c
かわず掛け2d
チョン掛け2e
<立合>
モロ手突き2b
左差し   3b
張差し  2d
足取り  2e
突き落とし2d
頭c肩c胸d
手b変化d 
<技・体>
まわりこみ
逆四つ○
受身○
もぐり
重心低い
体質柔軟
両膝
<心>
慎重
ムラッ気
ツラ相撲
上位キラ-
尻上がり
足癖
変化技○
E07 D09
C10 C10
C10 C10
D09 D09

 

 

関脇 太寿山

柔かい上に腰が重く、大きな腹もある。四つ相撲としてこの上ない体格を持っていた。立合いの型が綺麗なこともよく知られている。59年の立合い正常化の際には手本とされた。若手力士の実力を測る基準とも言われ、安定した地力を持っていた。引退後は元横綱輪島の廃業で放駒部屋に吸収されて消滅した名門・花籠部屋を再興。幕内光龍を育てたが、経営難から24年に閉鎖。


関脇 栃 司

 学生相撲出身、典型的な押し相撲。敢闘・技能各1回。金星3個。62年九州で前頭6枚目の10勝ながら、翌場所関脇に昇進している。故障が多く番付の上下動が激しく幕内在位は短かった。「司」が入った四股名が目印の入間川部屋を創設。幕内皇司ら関取3人を育てたが、八百長事件で大きな痛手を負った。

 


関脇 若翔洋

平成初期に活躍した旧二子山部屋の力士。長い下積みから急成長して平成5年には連続敢闘賞。一気に関脇まで駆け上がったが、腰を痛めて全盛期は短かった。ワキは甘かったが腰が重く、逆転技が豊富。引退後は一時格闘家に転身。

 


関脇 琴乃若

長身・巨体を生かした四つ相撲で長く幕内を務めた。史上3人目の幕内在位90場所を記録。若い頃から「ミスター1分」と呼ばれるほど長い相撲が多かった。腕力は強くなかったが、上手投げを得意として膝に爆弾を抱えた晩年も活躍した。初期は琴の若、後期は琴ノ若。琴乃若で関脇になり、「若」の字の草冠を旧字体にするなど、四股名を微調整した。平成10年ごろをピークに平幕暮らしが長くなったが、朝青龍を苦しめるなど幕内在位はまだまだ伸ばせそうだった。しかし師匠停年に伴って場所途中で引退、佐渡ヶ嶽を襲名。その後不祥事が続いて多難だが、3人の大関を擁した。

 


関脇 追風海

学生相撲出身に首を痛めた影響で頭から当たれなかっものの、スピード相撲、上手を引きつけての攻めで鳴らした。怪我が多く、両膝も故障して苦しんだが。好調時は天賦の巧者ぶりを発揮した。満身創痍となった晩年は八艘跳びを多用、運動神経に賭けた。頑張って上位に戻ったが、首・ヒザが限界に達し、ついに引退。あっさり協会から身を引いて地元で議員となる。

 


関脇 隆乃若

大器と期待された長身力士。粒ぞろいの昭和51年生組の中では出世は遅かったが、スケールの大きな相撲を見せて急成長。三役で二ケタ勝利して大関候補に名乗りを挙げた。しかしこれからというときに張り手を食ってヒザを負傷。これが最後まで尾を引いた。一気に番付を下げ、足腰が硬くなって相撲振りも淡泊になってしまった。ついに復活できないまま最後は幕下まで転落して引退。

 


関脇 玉春日

技能的な押し相撲で長く活躍した名力士。三役に定着はできなかったが、全盛期の貴乃花ら上位陣を苦しめて金星7つを獲得。三賞も5つ。ベテランとなってからは十両との往復が続いたが、最後に復活し史上最長間隔となる9年・55場所ぶりの三賞を獲得。幕内力士として存在感を示して引退した。入幕当初は小気味良いリズムで前に出る馬力を見せていたが、後年はタイミングの良いいなしを交えた攻めで幻惑、的確な押しの技術で体力の衰えをカバーした。柔らかさが生み出す土俵際の奇跡的な粘りは見事だった。引退後程なく名門・片男波部屋を継承。

 


関脇 北勝力

腕力を活かしたのどわ、もろ手突きで一気に出る相撲。3度の敢闘賞を獲得した。平成16年5月、序盤から大関を連破し4連勝で迎えた5日目。当時35連勝と破竹の勢いの朝青龍を、一気の右のど輪押しで撃破した一番が唯一の金星。この場所13勝1敗のトップで千秋楽を迎えたが、新入幕だった白鵬に敗れ、決定戦では朝青龍に雪辱を晴らされて平幕優勝は逃した。翌場所は反対の2勝に終わるなど、その後も成績は安定せず、三役は1場所に終わる。18年1月にも優勝争いに絡んで12勝したが、以後腰や首の不調で十両落ち。トレーニングで鍛えた筋肉は衰えず復調の気配を見せたが、首を悪化させて連続休場、幕下に落ちた23年5月場所中に引退。


関脇 玉乃島

叔父・清國を彷彿とさせる強烈な右おっつけの威力を武器に上位に定着、ときに大勝ちして敢闘賞5回、技能賞1回を受賞。通算三役4場所を務めた。幕下付出デビューし、平成12年11月、玉ノ洋の四股名で入幕。再入幕の13年3月、横綱玉の海が大関時代まで名乗った「玉乃島」に改名、敢闘賞の活躍で大きな期待に応えた。さらに7月は千秋楽まで優勝争いに残り12勝3敗で2度目の敢闘賞、新三役となる。15年には朝青龍、武蔵丸から金星を挙げた。その後も12勝を2度記録するなど二桁勝利は11場所。千代大海に脳震盪を起こさせたぶちかまし、ケガを負いながらも気力で前へ出て勝つ気迫も印象的だった。しかし故障も多くて四股名の期待ほどは大成できず、晩年は極端に粘りがなくなって23年11月に引退した。

 


関脇 阿 覧

世界大会を制した実績を引っ提げ鳴り物入りで入門したロシア出身力士。荒削りの相撲ながら負け越し知らずで2年かからず新入幕。幕内上位では苦戦していたが、22年夏に12勝、さらに翌場所も11勝で連続敢闘賞。一気に関脇へ躍進した。しかし三役2場所で陥落すると、その後はこれといった活躍はなく、三役通算3場所に終わる。把瑠都が引退し、三保ヶ関部屋が閉鎖する25年9月場所では幕内残留が微妙な成績に終わり、場所後突然引退を発表。未完の大器は29歳であっけなく去った。三役時代に連日立ち合い変化したり、荒っぽい張り手と強引な叩きの印象が強い。体格を生かした右四つの型も地味ながら向上していたが、ついに完成を見なかった。身体は大きくないが、動きの良さを活かした押し、いなしのコンビネーション、前褌取っての出し投げ、足癖もあった。


関脇 朝赤龍

朝青龍の1学年後輩で、共に明徳義塾高への相撲留学を経て入門。先輩を追ってスピード出世、15年1月は幕内と十両でアベックV。朝青龍の横綱昇進と同時に新入幕を果たした。その名を知らしめたのは入幕から1年後の16年春。初日から朝青龍、2大関と共に11連勝と並走し、魁皇との全勝対決に勝って12連勝。翌日も全勝千代大海と互角に取ったが惜敗。優勝は全勝の兄弟子に譲ったが、13勝で殊勲・技能をW受賞した。成績にムラがあってしばらくは平幕で停滞したが、18年5月4大関を破っての敢闘賞で新三役。翌19年には2度目の技能賞をきっかけに浮上し新関脇となり、3大関を倒して勝ち越している。その後も数度三役に復帰、成績もムラも小さくなったが、大勝ちなど目立つ活躍もなくなり、ジリ貧に。25年からは十両暮らしが長くなった。27年には3年ぶりに幕内復帰したが、29年1月でついに幕下陥落。高砂部屋の関取が138年ぶりに途切れた。その後帰化が認められると年寄錦島を襲名して引退した。
動きの良さを活かした押し、いなしの妙技、前褌を取っての出し投げ、多彩な足技もあった。柔らかさもあって身体のわりに守りが強く、長い相撲になることもしばしば。