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「敵は我の中にあり」NPO法人国際空道連盟大道塾 指導員 辻村 元伸


(PROFILE)
 1994年21歳のとき、大道塾の門をたたく。やるからには最強を目指したいと内弟子として入門。入門から2年という短い
 期間で、最高峰の「北斗旗」(軽量級)に出場し、見事3位獲得。さらに2年後の1999年に「北斗旗」に出場し軽量級で見
 事優勝に輝く。現在は関西本部長を経て、岸和田支部(品野道場)にて指導を行っている。


「会った瞬間から太い首と腕が見え、武道家の威圧を感じる。。。」 *以下、や)聞き手、つ)辻村さん。

や) まずお話を聞く前に、大道塾は空手ではなく、空道(クウドウ)という事ですが、その違いを簡単に説明して頂けますか?

つ) これは私が「大道塾」に入る動機にもなったのですが、空手と違い空道は現実の闘争の場において最も
   有効的な武道を目指しています。ですから、寝技もOKですし、頭突きもOK、金的もOKです。但し、ス
   ーパーセーフという顔面の防具は着用しますけどね。


や) 海外でも様々なところに支部があるとお聞きしましたが?

つ) そうですね。海外の方が日本より有名かも知れませんね。まあちなみにロシアでは大学の授業に「DAIDO
   -JYUKU」という授業があるくらいですから、知名度の高さがうかがえます。


や) それはすごいですね。日本で実際に習いに来る人と言うのはどういう人が多いんですか?

つ) それぞれですが、やはり子供や青年は多いですが、最近は中年の方が仕事を終えてから来るという形も増
   えてきていますね。


や) 指導するに当たってどういうことを重点的教えるのですか?

つ) まあ皆さん強くなる為に入って来る訳ですが、練習さえすれば多かれ少なかれ強くはなれるでしょう。なので
   試合に出て勝つという事も大切かもしれませんが、私の場合はあまり重要なことではありません。どちらかと
   いうと、武道という中での芯の持ち方や、現代の社会においての生き方というところが重要だと思っています。


や) なるほど、心身ともに強くなれという事ですね。では路上で戦う事を想定してということですが、現実はそう言った事は無
   いとは言いませんが、少ない事だと思うのですが・・・・

つ) いやいや、世の中というのはこれからどうなるとか予想がつかないですよね。例えばこんな場合どうしますか?
   話し合いで解決する。というのが前提ですが、自分の目の前に、奇声を発した凶器を持った人間が現れた場合
   どうしますか?話が通じないのに、「やめなさい!」といっても自分がやられて終わりです。こんなことが現実に
   ないとは言い切れません。だからむやみやたらに・・・という訳ではなく、話の出来ない相手には力で応じる。と
   いう事ですね。だから街でケンカする為ではないですよ(笑)。


や) 確かに話ができない相手にはどうしようも無いですからね。でもどうして強くなりたいと思うようになったのですか?

つ) 誰にも負けたくないって小さい頃から思って生きていました(笑)。

や) それでカラテを始めたと・・・・?

つ) 最初高校の時にカラテを始めたのですが、その後ボクシングもしました。しかし階級制というものに疑問を感じ
   て、体重差を関係なく戦える事に魅力を感じて、空道の道へ入りました。


や) 空道を始めて、また武道に携わる事で得たものはなんですか?

つ) やはり自分の中に芯ができたという事でしょうか?だから指導する時もこのことを重要視するわけです。武道は
   スポーツとは違いますので毎日毎日が大切です。スポーツでもそうだよとおっしゃる方もいらっしゃるでしょうが、
   その通りです。しかし一つ違う事があります。それはスポーツは明らかに試合に対して稽古をします。こんな経験
   はないでしょうか?スポーツ選手に「ボールを遠くまで投げて下さい。」というと、今シーズンオフだしあまり投げる
   事はできない。と。当然スポーツ選手は試合やシーズンに向けて練習するわけですから、無理もありません。しか
   し武道は試合の為に練習するわけではないので、いつ戦いになってもいいように稽古しなければなりません。だ
   から毎日毎日が大切になってくるんですね。それで武道に携わって得たものといえば一年中ベストの状態を保つ
   という事。もちろん体も心ですけど。。。


や) まあ今日一日で武道というものが語れるものではないですね。ではみなさんに何かメッセージを頂けますか?

つ) これは私の恩師の言葉ですが、チカラを得て敵を倒していくには二つの方法があると教わりました。一つ目は
   チカラを持ってみんなに平和を与える菩薩的方法。もう一つはチカラを持ちながらすべての敵を倒していくとい
   う修羅的方法。この2つがあると教えていただきました。これもすべて自分に芯のあるおかげで実践できるもの
   だと思います。このHPをご覧頂いた方も、なにか芯を求めている方は是非道場まで来ていただきたいですね。
   何か自分の中で変わるものが得られると思いますよ。

や) 今日は本当にありがとうございました。貴重なお話が聞けました。で、ちなみに辻村さんは菩薩的ですか?修羅的ですか?

つ) もちろん修羅的です(笑)。

→「敵は我にあり」という事を岸和田道場ホームページで述べられている辻村さん。やはり芯がしっかりしているという所が
  はっきりわかりました。このほかにも良いお話を頂いてますので、今後載せていきたいと思います。
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