Dorothy Leigh Sayers


ドロシー・L.セイヤーズ

last updated: 21 December 2017

Biography +++

【生没】 1893.6.13 - 1957.12.17 (巳年生まれ、享年64歳)
【家族】 父親が牧師だったため、ケンブリッジシャーにあるBluntisham牧師館で育った。
【仕事】 1916年に詩集で作家デビュー。30代はロンドンでコピーライターとして働いた。40代以降は劇作家としての仕事に傾倒した。
アガサ・クリスティーと並び評される英国ミステリーの女王で、ピーター・ウィムジー卿のシリーズが代表作。セイヤーズ自身は、ミステリー作品よりダンテの翻訳の方を最高傑作だと思っている。
【結婚】 32歳の時、スコットランド人ジャーナリストと結婚。
【子】 30歳で出産。

 

Bibliography +++

#1Whose Body (1923)
ピーター・ウィムジー卿デビュー作品。
『誰の死体?』 浅羽莢子(訳) <創元推理文庫・1993>
#2Clouds of Witness (1926)
ピーター・ウィムジー卿シリーズ。
『雲なす証言』 浅羽莢子(訳) <創元推理文庫・1994>
#3Unnatural Death (1927)
ピーター・ウィムジー卿シリーズ。
『不自然な死』 浅羽莢子(訳) <創元推理文庫・1994>
#4The Unpleasantness at the Bellona Club (1928)
『ベローナ・クラブの不愉快な事件』 浅羽莢子(訳) <創元推理文庫・1995>
【あらすじ】ピーター・ウィムジー卿シリーズ4作目。退役軍人が集まるベローナクラブで、フェンティマン将軍が人知れず息をひきとっていた。この一件は老人の病死で終わるはずだったが、彼の妹が残した遺言により、ウィムジィ卿が調査にのりだすことに。妹も将軍とほぼ同時刻に亡くなっていたため、彼の正確な死亡時間を解明する必要性が出てきたのだが、次第に殺人事件の様相を呈していく。

   

翻訳書で読みました 【感想】就職活動を終え、久しぶりに小説を読もうと思い本棚を見渡したところ、唯一未読だった本がこれでした。気分をリフレッシュするのには、ちょうどいい作品でした。単純にストーリーを楽しめる推理小説です。ウィムジィ卿が結婚に対して随分と悲観的で、このおじさんは生涯独身やろうなぁなんて思っていたら、後の作品でどうも結婚するらしいです。結婚後のウィムジィさんを知っている人にとっては、おもしろく読めるかもしれません。

#5The Documents in the Case (1930)
ロバート・ユースタス(推理小説家・医者)との合作。ピーター卿が登場しない推理小説。
『箱の中の書類』 松下祥子(訳) <ハヤカワポケットミステリ・2002>
#6Strong Poison (1930)
ピーター・ウィムジー卿シリーズ。
『毒を食らわば』 浅羽莢子(訳) <創元推理文庫・1995>
#7Five Red Herrings (1931)
ピーター・ウィムジー卿シリーズ。
『五匹の赤い鰊』 浅羽莢子(訳) <創元推理文庫・1996>
#8Have His Carcase (1932)
ピーター・ウィムジー卿シリーズ。
『死体をどうぞ』 浅羽莢子(訳) <創元推理文庫・1997>
#9Murder Must Advertise (1933)
ピーター・ウィムジー卿シリーズ。
『殺人は広告する』 浅羽莢子(訳) <創元推理文庫・1997>
#10The Nine Tailors (1934)
ピーター・ウィムジー卿シリーズ。
『ナイン・テイラーズ』 浅羽莢子(訳) <創元推理文庫・1998>/ 門野集(訳) <乱歩が選ぶ黄金時代ミステリーBEST10、集英社文庫・1999>
#11Gaudy Night (1935)
ピーター・ウィムジー卿シリーズ。
『学寮祭の夜』 浅羽莢子(訳) <創元推理文庫・2001>
#12Busman's Honeymoon (1937)
最後のピーター・ウィムジー卿シリーズ。
『忙しい蜜月旅行』 深井淳(訳) <世界探偵小説全集;早川書房・1958ハヤカワポケットミステリ・1984>/松下祥子(訳) <ハヤカワ文庫・2005>
#13Thrones, Dominations (1998)
ピーター・ウィムジー卿シリーズ未完作品。Jill Paton Walsh(英国女流小説家、1937-)が完成させた。タイトルはミルトン『失楽園』からの引用。

 

Collection +++

#1Hangman's Holiday (1933)
ピーター卿もの4篇を含む全12篇を収録。
#2In the Teeth of the Evidence (1939)
ピーター卿もの2篇を含む全17篇を収録。1972年以降に発売された版には、ピーター卿最後の話となった“Talboys”が収録されている。
#3Striding Folly (1972)
全3篇を収録。
#4Lord Peter-the Complete Lord Peter Wimsey Stories (1972)
ピーター卿の短編小説全21作を収録。
#5Dorothy L. Sayers: the Complete Stories (2002)
ピーター卿の短編小説全21作のほか23篇を収録。

 

『ピーター卿の事件簿 -シャーロック・ホームズのライヴァルたち』 宇野利泰(訳) <創元推理文庫・2000/創元推理文庫新版・2017>
「鏡の映像」「ピーター・ウィムジー卿の奇怪な失踪」「盗まれた胃袋」「完全アリバイ」「銅の指を持つ男の悲惨な話」「幽霊に憑かれた巡査」「不和の種、小さな村のメロドラマ」全7編収録
『顔のない男-ピーター卿の事件簿2』 宮脇孝雄(訳) <創元推理文庫・2001>
「顔のない男」「因業じじいの遺言」「ジョーカーの使い道」「趣味の問題」「白のクイーン」「証拠に歯向かって」「歩く塔」「ジュリア・ウォレス殺し」「探偵小説論」 収録

 

References +++