

元小山電車区の救援車 クモエ21001が保存されている。立派な屋根に守られているのと手入れが良いのだろう。このような公園保存車としては抜群のコンディションだ。
この電車に私が関心を持った点は、旧30系独特の車体であるため、形式図や模型製品で疑問に感じていた窓帯の高さと幅を確認したかったこと。魚複式主台枠UF20を実際に見てみたかったこと。台枠に対しての床下機器の取り付け方法を見たかったこと等だった。
履歴はクモエ21001 ← クモハ11106 ← モハ11106 ← モハ11032 ← モハ30086
車体と床下機器の関係から一見すると奇数車のように見えるが、引き通し線の配置から前歴通り実は偶数車であることが判った。
機器配置の電気側と空気側が反対になっている理由は、戦前の原型関東型偶数車の機器配置のまま更新されたためで、これは長らく仙鉄局配置で受け持ちが盛岡工場だったため、大井工場更新の17メートル偶数車のように電気側、空気側が入れ換えられなかったのだと思われる。
その意味でもさらに貴重なサンプルだと思う。
*参考* 仙石線時台(モハ11106)の写真が鉄道ピクトリアルNo.721 2002/9 P25に掲載されている

車体の観察 (準備中)
作成日 2004.11.08. 最終更新日 2004.11.16.
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